Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
A7V
PzKw��A (中国)(スペイン)
PzKw��B(スペイン)(ハンガリー)(ユーゴ)(ソ連)
PzKw��C
PzKw��F
KI PzBef Wg(スペイン)(ハンガリー)
PzKfpw 1/20 (スペイン)
PzKfpw��Flama (スペイン)
Panzerjager�� (スペイン)
sIG 33 Pz��B
Flammpanzer��
Flakpanzer��/A
Neubaufahrzeug
PzKw�� a/b/c
PzKw�� A/B/C (スロバキア)
PzKw�� D
PzKw�� F
PzKw�� J (ユーゴ)(ソ連)
PzKw�� Luchs
Flammpanzer��
sIG 33 Pz��
Las 762(Marder��) (スペイン)
Marder�� (Sf) (スペイン)
PzH 18 Wespe
これもイギリスのマーク�垢汎瑛諭�WW1の戦車で、2019年のアップグレードで初めて登場しました。
ドイツが初めて作った戦車としても有名。
イギリスのマーク�祇鐚屬�1916年に戦場に姿を現したことにより、それまで消極的だったドイツ軍でも戦車の開発が進みました。
開発から生産までドイツの様々な軍事企業が関わり、1917年に完成、その後部隊に配備され、1918年3月21日に初めて戦闘で使用されましたが5輌のうちの3輌が戦闘前に故障し、大した戦果は得られませんでした。
1918年4月24日の「第二次ヴィレル・ブルトーニュの戦い」では、史上初の戦車戦が繰り広げられました。
この日は戦車史にとっても特別な日で一日に2度の戦車戦が行われた日です。
ドイツ軍は3輌のA7V（2輌は離れた位置にいた）
イギリス軍は3輌のマーク��（雄型1輌、雌型2輌）
ドイツ軍A7Vの戦車長はビルツ少尉
機銃しか搭載していないマーク�源鷏燭紡个靴謄咼襯直�尉のA7Vが攻撃、次々と命中し2輌の雌型マーク�犬枠鐫討靴泙后�
しかし撃破には至らず、戦線を離脱していきました。
（日本語のwikiには撃破とありますが）
一方、マーク�戸嵯燭砲�6ポンド砲が搭載されていましたが、榴弾（HE弾）のみの積載でした。
1対1の決闘になり、両車は敵の砲弾を避けるために回避行動を取りながらも戦う中、マーク�犬遼っ討�3発、A7Vに命中、貫通はしなかったもののそのまま横転しました。
ドイツ戦車兵は脱出しましたが、数名が死亡しています。
その後、別の2輌のA7Vが戦場に到着し、イギリス軍のホイペット中戦車7輌との戦闘が行われました。
ホイペットも機銃しか搭載しておらず、この戦闘で1輌のホイペットが撃破されました。
車体前面に搭載されているのは「5.7cm Max-Nor」という歩兵砲です。
歩兵砲でしたが対戦車砲としても使用されています。
副武装は7.9mm機銃が6挺（ゲームでは3挺まで）
速度15km/h、移動力５
乗員１８名ww
装甲値は前面が３、そのほかは２
終戦までに全部で20輌しか生産されなかったこともあり、戦局を変えることはできませんでした。
エンサイクロペディアではグリーンの国の中で見ることができます。
もちろんいつでも購入可能。
ドイツの1号戦車A型
ドイツは1919年のヴェルサイユ条約により、武器の開発・製造、保有を禁じられました。
（1918年に製造したLK1とLK2に関してはこちら）
しかし警察による装甲車輌の保有は少数ながら認められていました。
しかし1920年代のドイツは戦後の賠償により弱体化してしまい、ドイツの企業は装甲車輌を製造することができない状態でした。
1925年から1930年にかけて、陸軍兵器局では新しい戦車の開発が密かに進められ、いくつかの試作車輌が作られました。
この時点では、あくまでも農業トラクターという名目であり、戦車としてではないというのが面白いですね。
陸軍兵器局はクルップ社に開発を依頼、1932年にシャーシの試作車輌が出来上がり、これを採用しました。
その後、車体上部の開発はクルップ社を含めた5社による競争をさせ、1933年にクルップ社のものを採用しました。
1933年にヒトラーによるナチスドイツが誕生し、ヒトラーは反ヴェルサイユ条約を掲げ、次々と条約を破っていきます。
それにより農業トラクターから、Panzerkampfwagen �� Ausfuhrung A（1号戦車A型）という正式名称になりました。
生産は競争をした5社にも振り分けられ、1934年から1936年まで行われ、約800輌が作られています。
主武器は7.92mmMG13機関銃2挺
スピード13（37km/h）
最大装甲13mm
訓練用と偵察車輌として使用されましたが、1941年後半まで北アフリカで使用されました。
ドイツの1号戦車B型
B型はエンジンがクルップ製からマイバッハ製に換装されました。
これにより転輪が４つから5つに増えました。
A型かB型かを見分けるには転輪の数の違いで分かります。
生産はA型と並行に行われ、1935年から1937年までに675輌が作られました。
データ上はA型と全く同じです。
スピードは40km/hと少し速くなりました。
主武器も同じMG13機関銃2挺
1号戦車はスペインと中国が購入しました。
ドイツ軍の初期の戦いであるポーランド侵攻、デンマーク、フランス、ノルウェー、北アフリカ、東部戦線などで使用されましたが、4号戦車が生産されるようになってからは後方での警備車輌として、または改造され別の車輌となりました。
バルバロッサ作戦の開始時、3300輌のドイツ戦車のうち410輌が1号戦車でした。
ドイツの1号戦車C型
名称はC型ですが設計も最初から行われ、A型、B型とは別の戦車となっています。
やはり転輪が特徴で見分けるなら転輪です。
1939年にダイムラー・ベンツとクラウス＝マッファイ社が共同で設計し、装甲と武器を強化した偵察用軽戦車となりました。
最大装甲は30mmとなり、A型B型の2倍の厚さとなりました。
重量が8tとなり、B型より2tも重くなりましたが、エンジンがさらに強力になったことで、65km/h出せるようになりました。
本来は空挺戦車として設計されましたが、空挺用には使用されることはありませんでした。
1942年ごろまでにわずか40輌が作られました。
スピード22（65km/h）
最大装甲30mm
主武器は7.92mm EW 141半自動対戦車銃
この対戦車銃はモーゼル社が製造した銃で、1940年から1942年に約60挺のみが製造され、1号戦車C型にのみ搭載されました。
モーゼル社はMG141機関銃も開発しましたが、こちらは生産されませんでした。
2輌は1943年に第1装甲師団に配備され東部戦線に送られ、38輌は予備役の第58装甲師団に配備され、ノルマンディー上陸後の戦闘で使用された可能性があります。
ゲームではありがたいことに空挺戦車としても登場します。
ドイツの1号戦車F型
A型、B型、C型とは全く異なる車輌として設計されました。
要塞化した敵の拠点からの砲撃を受ける囮としての車輌で、装甲が80mmと厚くなっているのが特徴。
車体は小さいですが重量が18tとなり中戦車並みの重さになっています。
1940年に約30輌が作られました。
1942年にレニングラードに7輌、1943年にクルスクに8輌が送られています。
残りは訓練用に使用されました。
主武器はMG34が2挺
スピード9（25km/h）
最大装甲80mm
ドイツの1号指揮戦車
Kleiner Panzerbefehlswagen の略
Sd.Kfz 265とも言われます。
砲塔を撤去し、車内を大きくさせるために上部が改造されました。
フレームアンテナが取り付けられ、無線設備なども搭載されています。
約200輌が作られました。
主武器はMG34が1挺
ゲームではFO車輌（前線観測車輌）として、1943年以降も登場します。
ドイツの1号4.7cm自走対戦車砲
後に登場する多くの自走対戦車砲の先駆けとなった車輌。
1号戦車B型を改造して作られました。
主砲はチェコスロバキアのシュコダ製4.7cm対戦車砲。
ドイツではこの砲を車輌に牽引して移動しましたが、牽引状態では射撃体勢に入るまでに時間がかかるため、自走砲の開発が進められました。
1940年から1941年にかけて、202輌が生産されました。
フランス戦に99輌、北アフリカの戦いに27輌、1941年の独ソ戦には135輌が投入されました。
（フランス戦の後に独ソ戦に送られた車輌を含みます）
大戦中に開発されたSABOT弾（タングステン入りの徹甲弾）により、貫通能力が格段に上昇し、T34、KV-1は約600mの距離内であれば撃破できたそうです。
しかし1号戦車の車体はロシアの寒さに適応できず、エンジンがかからなかったことも多く問題もありました。
SABOT弾を積載した車輌は1942年12月まで
ドイツの1号自走重歩兵砲
1号戦車B型の車体に15cm歩兵砲を搭載させた車輌。
この15cm歩兵砲は1.8tもあり、とにかく重かったため、ドイツ軍では初期から自走砲化の計画がありました。
1940年2月に38輌が生産されました。
見た目にもずんぐりとしていて車高が高く、バランスがあまりよくなかったためによく横転事故を起こしました。
また砲の重さに車体が耐え切れず頻繁に故障しました。
弾薬がすぐに尽きてしまうのも欠点でした。
それでも圧倒的な火力で部隊では評価は高かったため、後に車体を変えた自走砲が誕生しました。
1940年のフランス戦で初めて実戦投入され、その後、バルカン戦線、東部戦線で使用されました。
主砲は15cm sIG33
スピード13(40km/h)
最大装甲13mm
ドイツの1号火炎放射戦車
1号戦車の右の砲塔機銃を外し、火炎放射器Flammenwerfer40を搭載させた火炎放射戦車です。
ただし正式に製造されたものではなく、1941年に北アフリカで改造されたもの。
しかもたった1輌（?）しか作られていないため、↑の写真は貴重な一枚です。
トブルク要塞への攻撃に備え、ドイツ第5軽師団で作られたそうです。
1941年4月のトブルク包囲戦で使用されました。
火炎放射は約25m
スペインにも1号火炎放射戦車が登場しますが、スペインで改造されたものなので別の車輌としています。
ドイツの1号対空戦車
A型の車体を利用して、ドイツの2cm Flak38対空砲を搭載させた車輌。
1941年に改造が行われ、24輌が作られました。
対空砲による水平射撃は非常に殺傷力が高く、歩兵支援のために使われました。
1943年初めのスターリングラードで全ての車輌は失われています。
↑の画像で車体後部に弾薬運搬車を牽引しているのが確認できます。
ドイツのNbFz、またはノウバウファールツォイク多砲塔戦車
多砲塔戦車はWW1から戦間期にかけて各国で作られた戦車です。
イギリスではA1E1インディペンデント
フランスではシャール2C
ソ連ではT-28、T-35、SMK、T-100
開発された理由は、WW1で経験した塹壕戦の戦場において、敵の火点を引き付け突破していくためでした。
そのため重装甲であり、四方から攻撃が可能であることが必要だったため、多砲塔になりました。
ドイツでは1920年代後半に、グローストラクトーアという多砲塔戦車が作られました。
これはヴェルサイユ条約で武器の開発が禁止されていたにもかかわらず、秘密裏で開発されたものでした。
名目上は「大型トラクター」です。
この車輌は1928年から1930年に6輌が作られましたが、訓練用に使用されました。
1933年、再び多砲塔戦車の開発が進められます。
名目上はまたもや「大型トラクター」
クルップ社とラインメタル社の競作で作られました。
1934年〜1935年にかけて試作車輌1号車、2号車が作られ、1936年に3号車、4号車、5号車が作られました。
ラインメタル社の砲塔とクルップ社の砲塔の2つのタイプがあります。
1935年ごろから、でかくて重い多砲塔戦車ではなく新しい戦車の設計が始まります。
グデーリアン将軍は3号戦車、4号戦車の開発の指示を出し、ドイツの多砲塔戦車は生産が中止となりました。
わずか5輌しか作られませんでしたが、実はドイツのプロパガンダには大きな成功をもたらしました。
ドイツはこの迫力のある戦車を新聞、雑誌、ポスター、切手、またパレードなどで「ドイツには重戦車がある」ことを宣伝しました。
1940年に3輌はノルウェーのオスロに送られ、ノルウェー侵攻作戦に使用されました。
イギリス派遣軍とノルウェー軍は対戦車ライフルで反撃し、これにより乗員が負傷しました。
その後、1輌は沼地に落ち、行動不能となったため乗員により自爆されましたが、残りの2輌はドイツに戻りました。
その後はいくつかの説があります。
東部戦線に送られ1941年に損失、また生き残った車輌は1944年に国民突撃兵によるパンツァーシュレッケの訓練で標的なったと言われています。
主砲塔に7.5cm KwK37砲と3.7cm KwK35砲と機銃1挺
車体前部と後部の副砲塔には機銃1挺ずつ
スピード10（30km/h）
最大装甲20mm
ドイツの2号戦車a型、b型、c型
2号戦車は少し紹介が複雑です。
というのは、a型、b型、c型とA型、B型、C型があるからです。
元は訓練用に開発された車輌だったので、あのグデーリアン将軍も「まさか訓練用車輌で大戦に突入するとは想像もしていなかった」と回顧するぐらいでした。
グデーリアン将軍の構想は3号戦車と4号戦車を主力とした装甲部隊でしたが、開発に時間がかかることが見込まれたことから、そのつなぎ役として1号戦車を若干、大きくした2号戦車の開発が行われました。
1935年に試作車輌が完成しその後、少数の生産を重ねながら少しづつ修正が行われていきました。
a型、b型、c型というのは、この少数を製造しながら、手が加えられたタイプで、本格生産はc型を元にしたA型から行われています。
1936年から1937年にかけて、a型75輌、b型100輌、c型75輌が作られ、大戦初期に投入されました。
主砲は2cm Kwk 30機関砲
これは2cm Flak 30対空砲の車載用として作られた砲です。
同軸機銃1挺
スピード14（40km/h）
最大装甲13mm
ドイツの2号戦車A型、B型、C型
2号戦車の量産型。
上記のc型を量産することに決まり、1937年から本格的な量産に入りました。
見分け方は転輪です！
A型、B型、C型とありますが、生産時期が異なることと、若干の違いがあるだけでほとんど同じです。
A型は1937年から1938年にかけて210輌
B型は1938年に384輌
C型は1938年から1940年にかけて384輌
が作られました。
性能はa型、b型、c型と同じですが、装甲が14.5cmと若干厚くなり数値は2になりました。
ポーランドとの戦いであまりにも多くの車輌が撃破されたことをうけ、フランス戦を前にした1940年5月、前面に20mmの増加装甲を取り付けました。
ゲームでも1940年5月以降に登場する車輌は装甲値が4になっています。
フランスとの戦い、バルカン戦線、北アフリカ戦線、独ソ戦に投入されました。
ドイツの2号戦車D型
2号戦車C型は最高スピードが40km/hで遅い方ではなかったものの、騎兵部隊が高速用偵察車輌に使用するには遅かったため、車体を新たに設計したD型が開発されました。
1938年に開発が行われ、1939年にD型43輌、E型7輌の合わせて50輌が作られました。
他の2号戦車と異なるのは転輪が4つということ。
後に火炎放射戦車フラミンゴとして改造された後、マルダー�兇箸靴堂�造されてしまうので、2号戦車D型として残っている写真は貴重です。
最高時速55km/hが出ましたが整地以外では速度が出せず、生産は打ち切りとなり、その後、車輌は火炎放射戦車に改造されたり、自走砲マルダー�兇砲皺�造されました。
スピード17(55km/h)
ドイツの2号戦車F型
F型は2号戦車の最終型です。
全体的に装甲が強化されています。
また指揮官のキューポラがあります。
1941年3月から1942年12月まで509輌が作られました。
主武器の2cm機関砲がKwk 30 から新型のKwk 38に替わりましたが貫通能力には差がありません。
スピード18となっていますが、データ上は40km/hなので、少し盛り気味です。
エンジンもマイバッハHL62 TRで、C型と同じものなので速度は変わらないはずです。
最大装甲30mm
1942年から7.5cm PaK40/2を搭載したマルダー�脅�走砲(SdKfz.131)に改造されました。
ドイツの2号戦車J型
G型というのがありますが、これは12輌のみが作られ、その12輌も部隊に配備されませんでした。
H型は試作車輌のみに終わっています。
I型はありません。
J型は装甲を強化した車輌となりました。
装甲を80mmと厚くしたため重量が18トンにもなりました。
（F型は9.5トンなので2倍）
生産が遅れ、1942年から1943年にわずか22輌が作られました。
1943年に7輌が第12装甲師団に送られ東部戦線で使用されました。
主武器は2cm Kwk38機関砲
スピード10（31km/h）
最大装甲80mm
1944年以降は回収戦車として修理中隊で使用されました。
ドイツの2号戦車L型
通称2号戦車ルクス(Luchs)
ルクスは山猫という意味ですが、その名のごとく時速60km/hを出すことができました。
それまでの2号戦車ではなく、車体と砲塔も新しく設計され、4人乗りとなりました。
1942年に生産が始まり、1944年1月までに100輌が作られました。
装甲は薄くなっています。
偵察用車輌として偵察中隊により西部戦線や東部戦線で使用されました。
ツィタデレ作戦にも参加しました。
スピード18(60km/h)
最大装甲30mm
ドイツの2号火炎放射戦車
通称フラミンゴ
2号戦車のD型とE型を改造して作られました。
火炎放射器は砲塔に装備しているのではなく、車体の左右の泥除けの上にあります。
（↑の画像のようにです）
乗員が3名なので、火炎放射器と砲塔機銃は戦車長の役割でした。
1940年5月から1942年3月までに、151輌が作られました。
東部戦線で使用されましたが、火炎放射の射程が短いため近距離まで接近する必要があったのと、装甲の薄さから多くの車輌が失われました。
1941年11月に生き残った車輌は全て引き上げられました。
そしてマルダー自走砲に改造されています。
砲塔機銃が1挺
火炎放射器は第3、4火器となります。
ドイツの2号自走重歩兵砲
15cm重歩兵砲を搭載させた自走砲。
1号戦車に搭載させた車輌が思わぬ活躍をしたため、今度は2号戦車にも搭載させました。
試作車輌は2号戦車B型を使用しましたが、1号自走重歩兵砲のときのように砲をそのまま搭載させるとずんぐりとしてしまうことから、今度は車体の上部を切断し搭載することにしました。
しかしこれだと砲を使用するときにあまりにも窮屈すぎるので、車体の幅を広くするために新しく設計をし直しています。
よく見ると転輪が6つありますよね。
2号戦車は5つです。
装甲も30mmになりました。
1941年11月から12月にかけて12輌のみが製造されましたが、始めから北アフリカでアフリカ軍団により使用されることになっていました。
砂漠の暑さで冷却装置の故障も多かったそうですが15cm砲は威力を発揮しました。
1942年12月2日の報告で全て失われたとあります。
砲弾は30発を積載しました。
イギリス軍はドイツ軍により放棄された6輌を回収しエジプトに放置していましたが、戦後エジプト軍はそれらを修理してイスラエル軍との戦争に使用ました。
ドイツのマルダー�脅�走砲(SdKfz.132)
マルダー�兇砲�2種類あります。
7.62cm Pak36(r)を搭載した型(SdKfz.132)
7.5cm Pak40/2を搭載した型(SdKfz.131)
Las762というのは、Landwirtschaftlicher Schlepperの略で、農業用トラクターの意味です。
これはドイツが1930年代に戦車の開発を禁止されており、そのためドイツは農業用トラクターの名称で戦車を開発していたことからつけられたものです。
ちなみに1号戦車、ノウバウファールツォイク多砲塔戦車もLasと呼ばれていました。
ゲームではマルダー�兇�7.62cm Pak36(r)を搭載した型がLas762という名称で登場しますが、これはマルダー�兇鯣�注するときに秘匿名称として付けられていたためです。
ちなみにマルダー２というのも正式名称ではなく、兵士たちからそう呼ばれていた愛称です。
ソ連から大量に鹵獲した7.62cm F-22砲をドイツ軍の2号戦車D型、E型、または火炎放射器に改造したD型の車体を利用し改造されました。
生産は改造車輌を多く行っていたアルケット社で行われ、1942年4月から1943年までに202輌が作られました。
7.5cm Pak40搭載型のマルダー�兇鉾罎戮襪函⊆峭發�高く、のっぺり感があり、あまり格好よくありませんw
最大装甲30mm
ほとんどが1942年の東部戦線に送られました。
1943年のソ連軍の戦車はほぼ撃破することができました。
ドイツのマルダー�脅�走砲(SdKfz.131)
(Sf)というのは、Selbst fahrlafetteの略で、自走砲という意味。
こちらのマルダー�兇麓腓�2号戦車F型の車体を使用しましたが、後にA型、B型、C型の車体も使われました。
主砲は7.5cm Pak40/2で、対戦車砲を車載用に改造しマルダー用の砲としても約6000門が作られました。
1942年7月から1943年6月までに531輌が作られました。
これ以外にも破損したり、使用しなくなった2号戦車を修理、改造して130輌が作られています。
主砲7.5cm Pak40
機銃が1挺
1946年12月まで登場します。
1942年から東部戦線の部隊に配備され、コーサカスとスターリングラードで作戦に参加しましたが、撃破される以外に燃料切れや弾薬切れなどで多くの車輌を失いました。
1943年のクルスクの戦いで配備されたのは23輌だけでした。
2号戦車のマルダー2は、1943年頃から2号戦車に10.5cm榴弾砲を搭載したヴェスぺが開発されることで、生産は打ち切りとなりました。
ドイツのヴェスペ自走砲
大戦初期からドイツ軍は自走砲の必要性を認識してしていましたが、車輌不足からこの問題を解決できませんでした。
1940年からドイツでは様々な車輌を自走砲化する試みが行われてきました。
1942年7月、2号戦車の車体を利用した新しい車輌の開発が行われ、10.5cm榴弾砲が搭載されることになりました。
ヴェスペ（wespe)ドイツ語で(wasp)は「蜂」の意味です。
ポーランドにあるFAMOとUrsusの二つの工場で生産が行われました。
この工場ではマーダー�兇鮴源困靴討い討い泙靴燭�、マーダー�兇寮源困鮟�了してまでヴェスぺの生産を優先させました。
1943年2月から1944年6月までに676輌が生産されました。
機銃1挺
1943年から第2SS装甲師団ダスライヒ、第1SS装甲師団から配備されていき、1943年7月のクルスクの戦いで戦闘に参加しました。
榴弾(HE)以外に徹甲弾（ゲームではHEAT弾）も積載していましたが、これはソ連戦車が前線を突破しオーバーランを仕掛けてきたときに対応するものでした。
1943年のクルスク戦以降もヴェスぺの活躍は凄まじく、ほとんどの車輌は失われませんでしたが、車体のエンジンが故障したり、部品が破損したりすることは多かったそうです。
また生産と同時に、砲のない弾薬運搬車が159輌作られ、90発の弾薬を供給しました。
