Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
JPz �� (Hypothlet)
Marder ��(Sf) (Hypothlet)
StuG �� F/8 (Hypothlet)
<AZUL 青師団について>
LaS 762 Azul (Hypothlet)
PanzerJager 38t Azul (Hypothlet)
Marder ��H / M Azul (Hypothlet)
StuG �� E / F Azul (Hypothlet)
StuH 42 Azul (Hypothlet)
StuG ��G
PzKpfw ��H
ドイツの1号4.7cm自走対戦車砲
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ドイツのマルダー�脅�走砲(SdKfz.131)
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ドイツの3号突撃砲F/8型
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スペインに登場するこの車輌は、実際にはスペインが購入、保有したというものではありません。
これらのユニットに関しては、「仮想としての戦車」(Hypothet Tank)としての登場となります。
なのでもし仮想の戦闘が起こったという場合は購入してもいいという注釈があります。
スペインの青師団を取り上げます。
青師団はドイツ語で[Blaue Division]から来ている言葉ですが、スペイン語では[Azul Division]と呼ばれています。
スペイン人の義勇兵部隊ですが、ドイツ軍に編成されたため、第250歩兵師団とも呼ばれます。
スペイン内戦はドイツの協力を得た右派勢力のフランコ将軍が勝利しました。
WW2ではスペインは枢軸国には参加しませんでした。
しかしフランコは共産主義のソ連に対しては義勇兵を派遣するということをヒトラーに約束しました。
これはスペイン内戦でドイツからの援助やコンドル軍団の派遣に対する借りを返すことでもありました。
スペインではアグスティン・ムニョス・グランデス将軍を中心に義勇兵が集められます。
ただし義勇兵と言っても、服役中の囚人も多く含まれていたそうで、後に彼らは国に帰るのを拒否し、SS義勇兵として戦った兵もいました。
集められた約18000名の兵士はドイツで訓練を行い、
第262歩兵連隊、第263歩兵連隊、第269歩兵連隊の3個歩兵連隊、第250砲兵連隊でできていました。
そしてドイツ第250歩兵師団として東部戦線へと向かいます。
1941年8月19日、モスクワを目指すドイツ中央軍集団に加わるために守発します。
ポーランドの都市まで来ましたが、そこからはスモレンスクまでは悪路のためなんと900kmを徒歩で行軍しなくてはいけなくなります。
9月24日、ベラルーシの都市まで来たときに、ドイツのモスクワ進撃のタイフーン作戦が変更になり、彼らは来た道を引き返すことになりました。
そしてノヴゴロドという都市に到着、ここでようやく戦闘に参加します。
青師団が参加した戦闘は大きく分けて2つあり、ノヴゴロド戦線（1941年10月-1942年8月）とレニングラード包囲網（1942年8月-1943年10月）です。
ノヴゴロド戦線は、ヴォルホフの戦いなどソ連軍と激しい消耗戦を繰り広げました。
1942年1月、イリメ二湖に取り残されたドイツ軍の残存部隊543名の救出を命じられました。
10日、206名のスキー部隊が選ばれ、食料、医薬品などをソリで凍ったイルメニ湖を横断しましたが、途中3000名のソ連軍との戦闘に巻き込まれました。
氷点下30〜50℃の極寒で、真っ暗のため視界がゼロ、寒さでコンパスが凍って方角も分からなくなりました。
11日、ドイツ兵のいる村にたどり着きましたが、すでに102名が凍傷にかかり、20人が両足を切断し、34名のみが生き残りました。
21日、ドイツ兵と共に村を脱出しましたが帰還できたのは、わずか数名だったそうです。
後に32人が鉄十字章を受けました。
（この物語は小林源文のブラウ作戦に描かれています）
レニングラード包囲戦は、ドイツ軍とフィンランド軍と共に戦いました。
ラドガ湖の南岸を守るスペイン軍はソ連軍との交戦で多くの死傷者を出しましたが、本国から入れ替わりの兵士が送られ、最終的には45000名が東部戦線に送られました。
そして1943年2月に「クラスニーボルの戦い」(Krasny Bor)がありました。
小さな村で起こった戦闘ですが、ソ連軍の大群に70％の損害を出しながらも最後の最後まで抵抗し、ソ連軍に多大な損害をもたらし、後にヒトラーから青師団メダルというメダルを授与されました。
この戦いは今でもスペインで語り継がれる英雄的戦記です。
青師団は1943年10月10日、本国へ帰国の命令を受け、帰国しました。
しかし約3000名の兵士は帰らず、ブルーレギオンとしてドイツ第121歩兵師団に編成され、レニングラードで戦い続けました。
1944年3月にスペインに帰るように命令が出されましたが、第28SS義勇擲弾兵師団に入り、1945年まで戦った兵士もいました。
青師団は東部戦線で、戦闘での死者3934名、病気での死者570名、負傷者8466名、病気7800名、凍傷1600名、行方不明・捕虜326名を出しました。
一方、青師団がソ連軍の与えた損害は49300名だったとされています。
クラスニーボルの戦いは、スペイン部隊の戦闘は2月10日から13日ですが、それ以外にも戦闘が行われており、3月19日〜4月2日までの戦闘では第502重戦車大隊が活躍した戦闘があります。
これはシナリオ#111、#112になっています。
またスペイン青師団のクラスニーボルの戦いはシナリオ化されていませんが、マップのみは作られており、1943年2月のスペインでバトルを行うと、クラスニーボルのマップになります。
ゲームでは[Azul]とユニット名に表記があるものは青師団ユニットです。
これは戦車、歩兵、砲兵など全てのユニットに共通です。
なので東部戦線で使用する場合は、[Azul]の表記のあるユニットを使用することになります。
問題は戦車です。
1941年の編成時には青師団には戦車部隊はありませんでした。
これはきちんとした記録が残っているので分かります。
しかし1943年ころの部隊編成はよく分からず、調査に随分時間を費やしましたが、スペインの青師団には戦車部隊はなかった、つまりドイツから戦車は供給されなかったというのが結論です。
激戦のクラスニーボルの戦闘は記録がかなり詳細に残されていますが、スペイン青師団には戦車は登場しません。
青師団の担当区域の右にはドイツ第4SS警察装甲師団が守っていて、彼らの戦車による増援により、何とか持ちこたえました。
（この戦闘の描写はパウル・カレルの「焦土作戦」の中巻P99から書かれており、スペイン軍に戦車はないとあります）
ゲームに登場する戦車は全て「仮想としての戦車」(Hypothet Tank)ではないかと思われます。
この中からもしあったとすれば、購入してもいいということでしょう。
ただし青師団には戦車兵がいなかったと思います。
ドイツの10.5cm突撃榴弾砲42
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全ての車輌は青師団が東部戦線から撤退する1943年10月までとなっています。
ドイツの3号突撃砲G型
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ドイツの4号戦車H型
スペイン陸軍は1943年にそれまで使用していた1号戦車、T-26軽戦車などを廃止し、新たな戦車の導入を検討しました。
そしてドイツとの交渉を行いました。
このときスペイン側は、250輌の3号戦車と100輌の4号戦車をドイツに要求しましたが、最終的に20輌の4号戦車と10輌の3号突撃砲に決定しました。
4月29日に購入が決まり、12月6日に到着しました。
1944年1月にもスペインはドイツにさらなる戦車を要求しており、100輌の4号戦車を購入した可能性があります。
またこのときティーゲルも要求しましたが、これは実現していません。
終戦時、スペイン軍には120輌の4号戦車、10輌の3号突撃砲、116輌のT-26などがあり、使用されずに保有していた可能性が高いです。
