Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
CV-35 Ansaldo
T-37A / T-38
PzKw��b / Kl PzBef Wg
Marder��
Vadasz Toldi (P)
Hotchkiss H-39
T-28
BT-5 M1934
PzKw ��m
Stug �� B / G
38M Toldi
38M Toldi ��A (ルーマニア)
43M Toldi ��
40M Turan 40
40M Turan P.K. (ブルガリア)
41M Turan 75r
41M Turan 75r-s
43M Turan 75h-P
イタリアのCV-35（L3-35）豆戦車
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ハンガリーの戦車史についてまとめておきます。
WW1でハンガリーは、オーストリア＝ハンガリー帝国とドイツ帝国の同盟国でした。
その敗戦からオーストリア＝ハンガリー帝国は崩壊し、それぞれオーストリア共和国、ハンガリー王国となりました。
ハンガリーは1920年のトリアノン講和条約で戦車、装甲車の開発と使用を禁じられてしまいます。
1920年代後半、ハンガリーは新しい戦車の開発をするために、名義上警察で使用するということで、イギリスのカーデンロイド豆戦車3輌、イタリアのフィアット3000を5輌、ドイツのLK��を10輌購入しましたが、時代遅れの車輌だったこともあり訓練用に使用されました。
1934年、関係が良好だったイタリアから1輌のCV-33を購入、その後、軍は約150輌の発注をイタリアにしました。
1935年から1936年に車輌は到着、ハンガリーではAnsaldo M35として使用されました。
（CV-33ですが、M35です）
（ハンガリーが何年に何輌を購入したかという数字に関してはいくつかの説があり、定かではありません）
ハンガリーは1938年から自国で戦車を開発していきます。
1940年9月27日、ハンガリーは枢軸国に加わります。
そして1941年4月のユーゴスラビア侵攻で初めての戦闘を行いました。
1941年6月の独ソ戦にハンガリーも参戦しましたが、ハンガリーの戦車部隊は大きな損失を出しました。
そのため補充にドイツから多くの戦車を購入しました。
Ansaldo M35はハンガリーでは武器がハンガリー仕様のものに換装されました。
武器がGebauer機関銃2連装
1941年のソ連との戦いでほぼ全ての車輌が失われ、生き残った車輌は全て一線から退いています。
ソ連のT-37A、T-38水陸両用戦車
ハンガリーではソ連から鹵獲した多数のT-37A、T-38がありました。
ただし正確な数は不明です。
T-37A、T-38共にハンガリーではCaputured Tank（鹵獲戦車）として登場します。
やはり装甲値が全て1です。
これはCaptured Tankとしてのアドバンテージなのかもしれません。
ドイツの1号戦車B型と1号指揮戦車
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1942年から1945年までハンガリーでは多くのドイツの戦車を購入しました。
1号戦車はA型が2輌、B型が8輌あったとされています。
詳しいことは分かっていません。
スターリングラードの戦いでハンガリー軍は1943年1月のニコラエフカの戦いで健闘しましたが、ハンガリー第1軍、第2軍は壊滅状態になりました。
そこでほぼ全ての車輌を失っているので1号戦車も失ったと思われます。
ドイツのマルダー�脅�走砲
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ハンガリー軍は東部戦線でドイツ軍と共に戦いましたが、1942年10月までに多くの車輌を失いました。
この時点でハンガリーが所有する戦車は、4号戦車F1型4輌、T-38が22輌だったと記録されています。
そのためドイツ軍はハンガリーに戦車を供給しました。
3号戦車10輌、数輌の4号戦車、それとマルダー�兇�5輌。
正確な時期は分かりませんが、1942年12月か1943年1月だと言われます。
ハンガリーの装甲部隊はドイツの直接指揮下に置かれており、1943年1月18日の戦いで、T-60とT-34を数輌撃破しています。
1943年2月9日までに3輌のマルダーが失われ、ハンガリー軍は撤退をしました。
このときハンガリー第1装甲師団が保有していた唯一の車輌がマルダー��2輌だけでした。
マルダー�兇賄餌爐汎瓜�にドイツ軍に返還されました。
ハンガリー軍と共に7.62cm Pak36を搭載したマルダー��(SdKfz.131)が映っている写真↓があります。
これは5輌とは別に受け取ったものなのか、5輌の中に含まれていたものなのかは分かっていません。
ハンガリーのトルディ駆逐戦車
ハンガリーはドイツ軍からマルダー�兇�5輌受け取ったと↑では紹介しました。
そのうち生き残った2輌については、1943年夏ごろにドイツに返還されたそうですが、代わりに1輌を受け取りました。
これが新品なのか、中古なのかは分かりませんが、ハンガリーの軍事技術研究所では、新しい国産の自走砲の開発に入りました。
試作車輌が1輌完成しましたが、時期既に遅く生産には至りませんでした。
正式名称はつけられていません。
この試作車輌はすぐに解体されたと言われており、貴重な唯一の写真と記録は1982年に発見されました。
フランスのH-39軽戦車
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ハンガリーは1942年、ドイツからフランス製の戦車を数輌購入しました。
15輌のH-35、H-39と2輌のソミュアS-35です。
これらの車輌は主にウクライナでのパルチザンに対し使用されましたが、1944年にソ連との戦いで全損しました。
ソミュアS-35の方は登場しません。
ソ連のT-28中戦車
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1941年夏にハンガリー軍はT-28を1輌鹵獲しました。
写真は数枚ありますが、映っているのは同じ車輌だと思われます。
ハンガリー軍ではこの車輌を使用しなかったそうで、1945年1月、ソ連軍がブダペスト近郊でこの車輌を鹵獲しました。
T-28 M1939型が[Captured Tank]として登場します。
ソ連のBT-5快速戦車
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独ソ戦でハンガリー軍はソ連からBT戦車を鹵獲しました。
ただしハンガリー軍が鹵獲した写真にはBT-7はありますが、BT-5の写真はなく、海外のサイトにもBT-7を鹵獲したとあります。
どれくらいの数があったのかですが、T-26及びBT-5が6輌とあり、正確な数字は分かりません。
ゲームにはBT-7ではなくBT-5が登場します。
車体の装甲値だけがBT-7になっているので、この辺はBT-7にしてあるかもしれません。
ソ連から鹵獲した車輌については正確な数字は不明で、弾薬や修理パーツなどもないことから、それらが前線でどれくらい使用されたかどうかはよく分かっていなくて、写真での判別になっています。
ドイツの3号戦車M型
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ハンガリーは東部戦線で多くの戦車を損失したため、1942年からドイツの戦車を受け取りました。
その中に3号戦車は10輌ありました。
（N型という説もあります）
ドイツの3号突撃砲G型
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1944年6月までに10輌の3突G型を受け取り、1944年8月にハンガリー第1突撃砲大隊となり、9月下旬にトランシルバニアで前進するソ連軍と戦闘を繰り広げました。
そこで12輌のT34を撃破しましたが、3輌を損失、6輌が損傷を受けました。
また11月までにさらに40輌の3号突撃砲を受け取っています。
ゲームにはB型が登場しますが、これはスターリングラードで使用された可能性が高いです。
この画像を見ると、3突があったのは分かりますが何型かは不明です。
スターリングラードでのハンガリー第2軍は、1943年1月13日に始まったソ連軍のヴォロネジ-ハリコフ攻勢で完全に壊滅してしまいました。
ドイツ軍とイタリア軍は退却したにもかかわらず、第2軍の司令官だったヤーニ・グスターフ将軍はいかなる撤退も許さず、ここで全滅、あるいはー40度の中で多くの兵士は凍死しました。
第2軍は25万の兵士のうち、10万が死亡、35000人が負傷、6万人が捕虜になり、ハンガリーに戻れたのは4万人だけでした。
ハンガリーの38M トルディ �儀收鐚�
スウェーデンのL-60をハンガリー国内でライセンス生産したものです。
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1930年代、ハンガリー陸軍にはイタリアから購入した150輌のCV-33豆戦車がありましたが機銃のみという火力であることから、新しい戦車の導入を検討しました。
1937年、スウェーデンからL-60を1輌購入し性能テストをした結果、軍はこの戦車のライセンス権を購入、38M Toldi �儀收鐚�としてハンガリー国内で生産することとなりました。
これはハンガリーで初めての戦車の生産となり、ハンガリーではエンジンを生産できず、ドイツ製のエンジンを輸入し生産をしました。
1940年から生産が行われ、1941年5月まで80輌が完成しました。
ハンガリー仕様で主砲はマドセン20mm砲からゾロターン社の20mm対戦車ライフル（S-18/100）、機銃もマドセン機関銃からハンガリー製のゲバウアー機銃になりました。
またトルディ�気瞭団Г亘づ磴留澤舛量祇�アンテナで、使用時は画像のように立てて使用しました。
トルディ軽戦車はハンガリー陸軍の初期の主力戦車として、東部戦線でソ連軍と戦いましたが、BT-5やT-26には有効でしたが、T34やKV戦車には対抗できず、1942年以降は主に偵察や指揮、救急車輌として運用されました。
1941年11月にハンガリー軍はドネツ川から撤退したときに、投入された95輌のトルディ戦車のうち、62輌は回収されたと記録があります。
トルディ軽戦車は、トルディ��とトルディ��、トルディ��A、トルディ��があります。
トルディ�兇蓮▲魯鵐�リー国内でエンジンを生産できるようになり作られたもので、110輌が作られました。
トルディ�兇倭�甲が20mmとわずかながら強化されました。
ゲームではトルディ�気肇肇襯妊��兇論�能に差がないため、同じユニットとして「38M トルディ」として登場します。
主砲はスイスのゾロターン社の20mm対戦車ライフルS-18/100
この銃はハンガリーでライセンス生産が行われていました。
機銃はハンガリー製の8mmゲバウアー34/37A
ゲームでは改良型の34/40Aになっています。
スピード17（50km/h）
最大装甲13mm
ハンガリーの38Mトルディ��A軽戦車
東部戦線で戦ったハンガリー軍はトルディの火力不足を改善するために、トルディ�気肇肇襯妊��兇�20mm砲を40mm砲に換装しました。
対戦車用ではありませんでしたが、偵察車輌としては優れていました。
1943年に80輌が改修されました。
外国ではこの型を42M Toldi ��としていることがあります。
主砲は40mmM37/42M砲
ゲームではシュコダ製の40mm41Mになっています。
同軸機銃は8mmゲバウアー
最大装甲23mm
ハンガリーの43M トルディ��
トルディの装甲を強化し、40mm砲として生産する予定でしたが、1943年末に12輌が作られたのみとなりました。
画像のようにドイツ軍の3号戦車のシュルチェンを装着させていましたが、詳しいことは不明です。
主砲の40mm砲は41Mから42Mになっています。
最大装甲35mm
ハンガリーの40M トゥラーン中戦車
WW2初期のハンガリー軍の主力戦車は38M トルディ軽戦車でした。
そのため軍は中戦車を導入するのに、ドイツ、イタリアと交渉しましたが、ドイツ戦車は高価であったこと、イタリアにはハンガリーが納得できる中戦車がなかったため、チェコ製の戦車のライセンス生産に踏み切りました。
さかのぼる1939年3月、ハンガリーとチェコスロバキアの国境でスロバキア・ハンガリー国境戦争があり、このときハンガリーはチェコスロバキアのLTvz.35を2輌鹵獲しました。
それを国内で修理した結果、ハンガリー軍はチェコ製の戦車の性能を評価、その後、ハンガリーはチェコを併合していたドイツと交渉を行い、シュコダ社のT-21という試作車輌をライセンス生産することができました。
ハンガリーでライセンス生産するにあたり、200箇所の変更が行われ、1941年6月に完成しましたが、生産が遅れ、1942年5月にようやく部隊に配備されました。
トゥラーン戦車は、トゥラーン��、トゥラーン��、トゥラーン��とあり、最初の生産型トゥラーン�気�1941年から1943年にかけて285輌が作られました。
トゥラーン戦車は第1、第2装甲師団に配備され1944年4月の東部戦線で初めて前線で使用され、その後、ブダペストでの防衛戦、バラトン湖の戦いでで全ての車輌を失いました。
主砲はハンガリー製の40mm 41M戦車砲
同軸機銃と車体機銃は、ゲバウアー34/40M機銃
スピード16（47km/h）
最大装甲60mm
ハンガリーの41M トゥラーン�興点鐚�
40M トゥラーン�気�完成し生産された頃、既に40mm砲ではソ連軍戦車に太刀打ちできないことが分かったハンガリー軍は、主砲を40mmから75mmにし、火力の強化をしました。
これが41M トゥラーン��で、1942年2月に完成しました。
41M トゥラーン�兇楼豈�、重戦車という扱いです。
75mm砲は、オーストリア＝ハンガリー帝国時代の1918年に作られた8cm FK M18という野砲で、これを戦車砲に改造したものです。
この砲の生産が遅れたため、車輌の生産も遅れましたが、140輌が生産されました。
ソ連軍との戦いでT34/85を撃破したという記録が残っています。
主砲は75mm 41M砲
短砲身だったので75mmですが威力は低いです。
同軸機銃と車体機銃
また1944年後半になると、ハンガリー軍は戦車に成形炸薬弾（HEAT弾）対策としてドイツ軍同様、シュルチェンを装着させました。
その車輌も登場します。
HEAT弾対応の装甲値が分かります。
アイコンもよく見ると、車体側面にそれらしきものがついています。
ハンガリーの43Mトゥラーン�圭点鐚�
トゥラーン�兇鬚気蕕鵬�造し、75mm単身砲から75mm長砲身に換装し、装甲も増強させました。
試作車輌が1輌作られたとありますが、↑の写真など写真は数枚残っています。
主砲は75mm43M砲
最大装甲95mm
シュルチェンを装着
PはPrototype（試作車輌）の意味