Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
Pz.Kpfw M15/42 738i
43M Zrinyi 105
44M Zrinyi 75 (P)
44M Tas (P)
45M Arpad (P)
40M Nimrod
43M Lehel A
T-38e
JPz38(t) Hetzer
PzKw �� f1 / PzKw �� f2
PzKw ��h
イタリアのM15/42中戦車
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ドイツ軍はイタリア降伏後、イタリアの戦車や装甲車を鹵獲しましたが、イタリアのアンサルド工場で引き続き生産を行いました。
ドイツ軍は鹵獲したM15/42中戦車はほぼバルカン半島のパルチザンの制圧に使用されましたが、1944年の末からバルカン半島に輸送されていた車輌はハンガリーに行先を変更されました。
ここで武装親衛隊第22SS義勇騎兵師団マリア・テレジアなどによりブダペスト防衛戦で使用されました。
1944年末には12輌のM15/42がありましたが、車輌は全損しています。
M15/42はドイツ軍によりPz.Kpfw M15/42 738iとされました。
このユニットはドイツ軍には登場せず、ハンガリー軍のみで登場します。
ハンガリーの43M ズリーニ�脅�走砲
ハンガリーでは東部戦線で活躍したドイツ軍の3号突撃砲のような戦車を自国で生産する計画が1942年頃から進められました。
しかし当時のハンガリーは自国で戦車を開発する技術がなかったため、ドイツ人技師のアドバイスを得て、トゥラーン戦車の車体を利用した突撃砲を作ることになりました。
主砲に105mm 40/43M榴弾砲を搭載、この榴弾砲は1941年にハンガリーで作られた40M 10.5cm榴弾砲ですが、少数生産に終わり、使用されずに倉庫で眠っていた砲でした。
1943年5月頃から生産が始まり、72輌（66輌＋6輌）が作られました。
車高が低く、イタリアのセモヴェンテM43 105L25とよく似ていますが、性能は攻撃力、防御力、機動力など全てにセモヴェンテを勝っていました。
1944年の春の東部戦線に初めて使用され、T34/85を18輌撃破したヤノス・ボズソキー少尉はハンガリー名誉勲章である「勇敢金勲章」を授与されました。
ブダペスト防衛戦で突撃砲大隊は壊滅し、全ての車輌は失われました。
主砲は105mm榴弾砲
HEAT弾を使用できました。
スピード15（40km/h）
最大装甲75mm
またハンガリーではシュルチェンを装着した車輌もありました。
ハンガリーの44Mズリーニ��
長砲身の75mm砲を搭載した突撃砲。
ズリーニは�兇鉢気�あり、105mm砲搭載の車輌はズリーニ�兇如△海舛蕕魯坤蝓璽豊気任后�
発注は�気鉢供�同時にされましたが、こちらは生産には至らず、結果的に試作車輌が1輌作られたのみとなりました。
生産ができなかったのは、長砲身の75mm砲が生産できなかったからだと言われています。
ゲームにも試作車輌として登場します。
わずか1輌しかなかったので、現存する写真が数枚しかなく貴重な写真です。
長砲身75mm砲に関してはよく分かりません。
ハンガリーの44M タシュ重戦車
ハンガリーでは75mm砲以上の砲を搭載した車輌は重戦車で分類していました。
T34やKV戦車に対抗するために、ハンガリーでは新しい戦車の開発が1943年に行われました。
当初は長砲身の75mm砲を搭載した43M Turan75（43M Turan�掘�の開発が予定されましたが、1943年5月、ハンガリー陸軍軍事研究所（HTI）は、ドイツのクンマースドルフを訪問、そこでティーゲルとパンテルを見ました。
その後、ハンガリーに帰り、10分の1スケールで作った模型は、パンテルに非常に似たものでした。
長砲身75mm砲を搭載し、最大装甲120mm、装甲はパンテルのように傾斜装甲になっていました。
1944年5月に生産が始まることになっており、順調でしたが、6月に米軍爆撃機による爆撃により工場が完全に崩壊、その後もなんとか生産しようとしましたが、間に合いませんでした。
試作車輌が1輌あるいは2輌ありましたが、それも爆撃で失っています。
主砲は長砲身75mm砲
ハンガリーにあったボフォース社の80mm対空砲を戦車砲に改造して作られたと言われます。
最大装甲120mm
ハンガリーのタシュ駆逐戦車
44M Tas Rohamloveg（突撃砲）が海外の名称
Arpadというのは、ハンガリーの民族的英雄で、896年のアールパード朝初代君主の名前。
ただし実際にこの戦車につけられた名前ではありません。
というのもこの戦車は、実在そのものが疑わしいとされています。
ハンガリーは戦後すぐに共産主義国家になったため、歴史の多くが公開されずにいました。
また共産主義時代のハンガリーには、WW2の戦車や装甲車輌の研究をする研究者がいなかったため、生き証人たちはほとんどが亡くなってしまいました。
1980年代になり、ハンガリーの歴史研究家パル・コーブリー氏が、とある情報源から、44Mタシュ重戦車の車体を利用した突撃砲も開発された、あるいは予定であったと推測しました。
現在、プラモデルでキットになっている車輌は、パル・コーブリー氏が段ボール作った模型が元になったものです。
しかし2000年代に入ると、パル・コーブリー氏の情報を裏付ける証拠がないことが分かり、これは彼の創作ではないかということになりました。
たしかに44M Tas重戦車を製造していたヴァイス・マンフレード工場に、44M Tas重戦車の試作車輌を1輌ではなく、2輌発注したとあります。
その1輌のことをパル・コーブリー氏は駆逐戦車だったとしたものですが、その証拠となる資料はなく、開発される予定だったという証拠もありません。
また日本語のWikiにも書かれていますが、この駆逐戦車にはドイツ製の8.8cmKwk43、あるいは7.5cmKwk42が搭載される予定だったとありますが、そもそもドイツはハンガリーにKwk42やKwk43を供与したことがなく、ハンガリー国内でも製造できませんでした。
今でもこの戦車は架空戦車、あるいはフェイク戦車となっています。
主砲は88mm Kwk43
これはティーガー�兇遼い汎韻犬任后�
ハンガリーの40M ニムロード自走対空砲
スウェーデンのランツヴェルク社は、1939年にL-60軽戦車の車体をベースに改良したL-62を開発しました。
このL-62はオープントップで、スウェーデンのボフォース社の40mm対空砲を搭載した自走砲でした。
ハンガリー軍はこのL-62を国内でライセンス生産するためにL-62 Anti��の ライセンス権を購入、1輌のみがスウェーデンで作られ、後は全てハンガリーで生産、1941年から1944年までに135輌が作られました。
ハンガリーでは、40M Nimrodと呼ばれ、改造が施されています。
砲塔が少し広くなり乗員が1名増え、6名となりました。
また40mm対空砲は、ボフォース社の40mm対空砲をハンガリーでライセンス生産した36M 40mm対空砲が搭載されました。
1941年10月に完成した車輌が部隊に配備され、東部戦線でソ連戦車と戦い、軽戦車には有効でしたが、1943年以降は防空用にのみの使用となっていきました。
そのためゲームでも地上用と対空用の車輌が登場し、積載する砲弾が異なります。
こちらは地上用
40mm砲はAP弾があります。
こちらは1943年以降の対空用
AP弾はありません。
最大装甲28mm
またゲームには登場しませんが、40mm砲の砲身に装着させて発射する42M 150mmグレネード弾(HEAT弾）を開発しました。
これはドイツ軍が開発した3.7cmPak36対戦車砲の先端に装着させるStielgranate 41に似ています。
この砲弾はKerngranateと呼ばれました。
ハンガリーの43M レヘル兵員輸送車
兵員輸送車ですが、救急車両のような負傷兵を輸送するための車輌です。
40M ニムロッドの砲塔を取り外し、改造して作られました。
43M レヘルにはAとSがありました。
レヘルSは装甲工兵車輌でしたが、レヘルAとレヘルSは大きな違いがあったものではなかったと言われます。
最初の試作車輌はレヘルAとして1943年に完成、しかしその後、40M ニムロッドの車体が不足したためにレヘルSは完成しませんでした。
1944年に軍に引き渡され、ブダペスト防衛戦で損失しています。
わずか1輌しかありませんでしたが、写真は数枚が残っています。
ゲームでは兵員輸送車として登場します。
チェコスロバキアのLT-38軽戦車
チェコスロバキア軍の詳細はこちら
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ハンガリーは1941年東部戦線でドイツ軍と共に戦い、主力戦車であった38M トルディ戦車を多く消耗しました。
1941年11月、ハンガリー軍はドネツ川の前線から撤退し、部隊の再編をしましたが、ハンガリー軍には少数のトルディ戦車しか残ってなかったためドイツに戦車の供給してもらいます。
1941年冬から1942年春にかけて、ドイツ軍から102〜108輌のPzKw 38(t)が供給されました。
ハンガリーに届いたPzKw 38(t)は、F型とG型で、無線機を装備した指揮戦車もありました。
その他に4号戦車も22輌供給されています。
ハンガリー軍は補充された戦車で部隊を再編し、ハンガリー第2軍の第1装甲師団として1942年5月にブラウ作戦に従事し、ヴォロネジの戦いに参加しました。
1942年の時点でLT-38はソ連のT34とは互角に戦うことはできなかったにもかかわらず、ハンガリー軍のLT-38は何輌ものT34を撃破した記録が残されています。
その後、スターリングラードの戦いでは第１装甲師団はドイツ軍指揮下におかれ、1943年1月、ドイツ第6軍を側面から援護するためにドン川で絶望的な戦いを繰り広げました。
弾薬も燃料もなくなったため車輌を自爆させましたが、残った車輌はハンガリー国内で訓練用に使用されました。
主砲、機銃はドイツ仕様と同じ
T-38ではなく、T-38eとなっていますが、ドイツ軍でいうE型（F型G型も含む）という意味なのでしょう。
ドイツの軽駆逐戦車ヘッツァー
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ハンガリーでは1944年12月から75輌を受け取りました。
ブダペストの戦いで多くが失われ、残った15輌の車輌は1945年3月のバラトン湖の戦いで使用されました。
ドイツの4号戦車F1型とF2型
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ハンガリー軍はドイツ軍と共に1941年の東部戦線でソ連軍と戦いました、
しかしほぼ全ての戦車を損失し、1942年に再編され、再びコーサカス地方でのドイツ軍の支援に向います。
このときドイツ軍はハンガリーに100輌以上の戦車を供給しました。
その中に22輌の4号F1型（あるいはF2型）があり、当時のハンガリー軍の中では最強の戦車でした。
1942年7月から9月までの戦い、1943年初めのスターリングラード近郊での防衛戦で、22輌あった4号戦車は次々と消耗し、帰還できたのは1輌のみだったと記録が残っています。
ドイツの4号戦車H型
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ハンガリー軍は1944年8月から12月にかけてドイツから多くの戦車の供給を受けました。
その中に大量の4号戦車がありました。
77輌のH型（J型を含む）がありました。
ただしこのうちの20輌は、ドイツ軍により接収されたと言われます。
写真も多く残されています。
