Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
M3 / M3 CS (イギリス)(ソ連)(カナダ)(インド)(ANZAC)(フランス)(イタリア)
M3A1 / M3A1 CS
M3A3 / M3A3 CS (ルーマニア)
M3A5 / M3A5 CS
Grant�� / Grant�� / Grant�� (イギリス)(ANZAC)(フランス)(オランダ)(インド)
M7 105mm HMC (イギリス)(ANZAC）(カナダ)(インド)(フランス)
M12 155mm GMC
M30 Cargo Carrier
アメリカのM3中戦車
アメリカではM3リー、イギリスではM3グラントと呼ばれました。
アメリカではM2軽戦車を元に新たな中戦車の設計が行われ、M2中戦車が完成しました。
M2中戦車は1940年に94輌が作られましたが、主砲も装甲も既に時代遅れになっており、訓練用に使用され、アメリカは75mm砲を装備した新たな戦車を開発しました。
フランスのChar B1戦車のように車体に主砲の75mm砲、砲塔に37mm砲を搭載した車体の高い車輌となりました。
M3中戦車は、M3、M3A1、M3A2、M3A3、M3A4、M3A5とバリエーションがあります。
M3は1941年6月から1942年8月までに3923輌が生産されました。
またイギリス仕様のM3グラントもアメリカで生産が行われ、こちらは1001輌が生産されました。
1942年5月の北アフリカでの戦いで初めて使用されました。
当時のイギリス戦車には榴弾が積載されていなかったことから、M3中戦車は好評でした。
しかし車体が高い分、敵に見つかりやすい欠点がありました。
主砲は車体のM2 75mm砲
砲塔のM2 37mm砲は、M3 37mm対戦車砲の車載砲
その他に機関銃が4挺あり、ゲームでも（２）と表示されており、これは2挺を表します。
スピード12（39km/h）
最大装甲51mm
スタビライザーつき
CSは近接支援（Close Support）用の戦車
HE弾（榴弾）が多めになっているだけです。
アメリカのM3A1中戦車
M3中戦車の最初のバリエーション
装甲をリベット接合ではなく鋳造一体式にしたため、全体的に角ばってなく、丸みがでました。
それ以外は特に変わっていません。
1942年2月から8月までに300輌のみが作られました。
アメリカのM3A3中戦車
M3A2はわずか12輌が作られただけで、訓練用に使用されゲームにも登場しません。
M3A3はエンジンをディーゼルエンジンに換装しました。
1942年3月から12月までに322輌が生産されました。
スピードが12→13になっていますが、CSの方は変わっていませんw
アメリカのM3A5中戦車
M3中戦車はA1からA5の識別がとても難しいです。
M3としか書かれていない画像がほとんどです。
M3A3の画像は見つけられませんでした。
M3A4は、アメリカで訓練用に使用されたもので109輌のみ生産。
M3A5は再びリベット接合に戻りました。
1942年1月から1942年12月までに591輌が生産されました。
M3中戦車は海兵隊では使用されませんでした。
特に変わりはありません。
アメリカのM7自走砲
通称M7 プリースト
M3中戦車の車体に105mm榴弾砲を搭載した自走砲。
大戦中のアメリカの主力自走砲となりました。
それまでのアメリカ軍にはM3ハーフトラックに105mm砲を搭載させたT19がありましたが、機動力に欠け、砲弾の積載量にも欠点がありました。
1941年に開発が始まり、1942年3月から1945年3月までに4316輌が作られました。
（1944年3月からM4A3シャーマンの車体に変更されたものも含む）
1942年9月にイギリスに90輌がレンドリースされましたが、イギリス軍では評判がよく、さらに追加の車輌が送られています。
プリースト（聖職者）という名前は、車体右側にある円筒の機銃座が教会の説教台に似ていることからつけられたものです。
105mm砲は使い勝手がよく、榴弾だけでなくHEAT弾も撃つことができたため、しばしば対戦車用にも使われました。
戦後は朝鮮戦争でも使用されました。
主砲は105mm M2榴弾砲
対戦車用にM67 HEAT弾を使用することができました。
スピード14(39km/h)
最大装甲62mm
アメリカのM12 155mm自走加農砲
M3中戦車の車体を利用し、155mmカノン砲を搭載させた車輌。
1942年に完成し、1943年3月までに100輌が生産されました。
しかしアメリカでは、訓練にしようされていただけで車輌は保管されていました。
1944年2月から5月にかけて74輌が部隊に配備され、ノルマンディー上陸後にフランスでドイツ軍のトーチカや建物への攻撃に威力を発揮しました。
そのためキングコングというあだ名が付けられました。
主砲は155mm M1918カノン砲
これはWW1のときにフランスで作られた155mm砲 M1917のアメリカ製（M1918）です。
アメリカの弾薬運搬車
上記のM12 155mm自走カノン砲は、車内に積載できる弾薬がわずか10発と限られていました。
また6名の砲員も車内には搭乗しきれなかったため、予備の弾薬と砲員輸送のために専用の運搬車輛を開発しました。
車体はM3中戦車を利用しています。
画像で見ても分かりますが、1輌のM12につき、1輌のM30がセットとなり行動しました。
そのためM12と同じ100輌が生産されています。
武装は50cal重機関銃
（以前はなかったユニットですが、近年のアップデートで登場しました）