Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
PzKw FT-17 730f / Ft-18 730f
PzKw 740 (r)
PzKw T38 732(r)
PzKw 7TP 731(p)
GsW 736(e)
PzKw B-2 740(f)
FwPzKw B2 740(f)
Geschutzwagen B2
PzKw 35R 731(f) (クロアチア)(ブルガリア)
Jpz 35(f)
PzKw 38H 735(f) / PzKw 39H 735(f) (ブルガリア)(クロアチア)(イタリア)
Marder��39H
7.5cm PaK FCM (Marder��)
Marder��37L
Geschutzwgn FCM
PzKw 35S 739(f)
sFH 13 LrS(f)
Schlepper UE630 / UE / Muni
UE630 3.7cmPak
UE630 Wurfgerat
PzKw T70 743(r)
Stalinez 65
フランスのFT-17
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ドイツ軍はフランス侵攻でフランスにあった2000輌のFT-17のうち、1700輌という大量の車輌を鹵獲しました。
それらの車輌は後方部隊に配備されたり、改造し装甲列車の一部にしたり、砲兵トラクターにしたり、除雪車にしたり、砲塔ブンカーになったりと有効活用されました。
1944年パリ解放まではフランスでの警察部隊により使用されました。
対パルチザン用としても他国で使用されています。
ドイツ軍では
機銃搭載型FT-17は 「PzKw FT-17 730(f)」
37mm砲搭載型FT-17は 「PzKw FT-18 730(f)」
と名付けました。
FT-18というのは、FT-31というタイプを分けるために名付けたそうですが、性能は変わらず、ゲームでは37mm砲搭載型で区別してあります。
機銃搭載型の武器が「7.5mm MG31f TMG」に換装されています。
これは「レイベル機関銃」（M31)という機関銃で、フランス軍はマジノ線などの要塞や戦車用に使用しました。
ドイツ軍ではこの機関銃を「MG31(f)」と名付けました。
ゲームに登場するフランスの鹵獲戦車の機関銃は全てこの銃となっています。
37mm砲搭載車輌はフランス版と同じ砲です。
購入は「OrPo Panzer Grp」（秩序警察装甲部隊）の中にあります。
ソ連のT-26軽戦車を改造したPzKw 740(r)自走砲
T-26の詳細はこちら
ドイツ軍は独ソ戦の初期、ソ連から大量のT-26を鹵獲しました。
どれくらいの数があったのかは不明です。
1943年、ドイツ軍はまだ生き残っている車輌を改造し、自走砲PzKw 740(r)と名付けました。
主砲にフランス製の75mmMle1897を改造した7.5cm PaK97/38
わずか10輌ほどが作られたと言われますが、ほとんど写真も残っていません。
ソ連のT-38水陸両用戦車
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ドイツ軍は独ソ戦で、T-37A、T-38を鹵獲し、PzKw T38 732(r)と名付け使用しました。
どれくらいの数があったのかは不明ですが、写真は残っています。
1943年の東部戦線の写真にも出ていますが、ドイツ軍では後方の占領地域で使用されていたそうです。
ポーランドの7TP軽戦車
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ドイツ軍はポーランドから約20輌の7TPを鹵獲しました。
それらは全て単砲塔型で、PzKw 7TP 731(p)として使用しました。
主に後方の治安部隊に配備され、1944年にフランスでアメリカ軍により1輌が見つかり写真が残っています。
MG249(p)は、ポーランドの7.92mm wz.30のドイツ仕様です。
ドイツの10.5cmLeFH 16 auf Geschutzwagen MK.��(e)
ドイツ語ではLeichter Panzerkampfwagen MK.��C 736(e)
日本語名は存在しませんが、10.5cmMk.�瑳�走砲にでもなるのでしょうか。
↑でドイツ軍は1940年から様々な自走砲を作る試みをしたと紹介しましたが、これもその一つです。
1940年6月のダンケルクの戦いで、イギリス軍が放棄していった車輌が大量にドイツ軍の手に落ちました。
ドイツ軍はイギリスのヴィッカーズマーク6bおよびマーク6cを修理、改造し、車体に10.5cm榴弾砲(leFH 16)を搭載させることにしました。
この砲はヴェスぺに搭載された砲(leFH 18)より、年式が古いWW1のものです。
(e)はイギリスのeです。
1941年ごろに6輌が作られました。
第227歩兵師団の砲兵連隊に配備され、1941年の終盤にレニングラード包囲戦のラドガ湖の戦場に送られました。
6輌は1941年11月の戦闘から約1か月半で1300発を撃ったそうです。
1942年2月16日、ソ連のKV-1の攻撃で3輌が撃破され、その後、対戦車ライフルで1輌を失い、残りも戦車の攻撃でやられました。
自走砲は装甲も薄く、最前線には配備されませんでしたが、敵戦車と出くわすような場面があることから激しい戦場だったことが想像できます。
またKV-1に対して徹甲弾で応戦したのですが、この砲ではKV-1の装甲を貫通できなかったという報告もあります。
わずか6輌しかなかったわりには写真は残っています。
フランスのChar B1 bis重戦車
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ドイツはフランスから161輌のB1 bisを鹵獲・修理し、PanzerKampfwagen B2 740(f)として使用しました。
無線機をドイツ製にしたぐらいで、ほぼそのまま使用しています。
またお得意の改造も行われており、火炎放射戦車や10.5cm自走砲も作られました。
砲塔の4.7cm Kwk 173fは、フランスの47mm SA35砲のことです。
東部戦線でも使用されましたが、ほとんどがフランス国内で使用されました。
1943年3月には125輌が稼動しており、1944年のフランス解放の後は連合軍により鹵獲され使用されました。
ドイツの火炎放射式B2(f)型戦車
ドイツ軍は鹵獲したフランスのChar B1 bisを修理、改造して使用しました。
改造なしでそのまま使用したのは、PzKw B2 740(f)として登場します。
なぜかドイツ軍はB1ではなく、B2としています。
こちらは火炎放射器を装備した車輌。
車体に装備されていた75mm榴弾砲を取り外し、そこに火炎放射器を装備しました。
（砲塔の砲ではありません）
ただし火炎放射器の燃料を入れるタンクがなかったため、車体後部に別に取り付けられています。
1941年6月に24輌、1942年に36輌が完成しました。
火炎放射器は第4火器となっています。
何輌かは東部戦線で使用されましたが、1944年の連合軍のマーケットガーデン作戦のときに、オランダのアーネムに訓練用として配備されており、イギリス空挺部隊に対し攻撃を行いましたが、6輌が破壊されました。
ドイツの10.5cmB2自走榴弾砲
フランスから鹵獲したChar B1 bis戦車を大改造して作られました。
砲塔を取り外し、車体の主砲も取り外し、そこにヴェスぺ自走砲と同じ10.5cm軽榴弾砲を搭載させました。
1942年1月から3月までに16輌が作られています。
車輌は第26装甲師団に配備され、1943年にイタリア戦線に移されましたが、頻繁に故障したそうです。
車輌は1945年までに全て失っています、
機銃1挺
フランスのR-35軽戦車
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ドイツ軍はフランスから推定843輌のR-35を鹵獲しました。
スピードも遅く、武器も貧弱な戦車でしたが、WW1に生産されたFT-17でさえも使用したくらいドイツ軍は戦車不足だったため、R-35もPanzerkampfwagen 35R 731(f)として使用しました。
この車輌も無線機をドイツ製に交換したのと、砲塔にハッチを付けたくらいでほぼそのまま使用しています。
131輌が訓練用に使用されましたが、1943年まで使用されたという記録がないのは不思議なことです。
フランスにいた第701歩兵師団、第711歩兵師団、第712歩兵師団、Panzerbrigade 100に配備されていました。
またユーゴスラビアの対パルチザン用にも使用されましたが、山岳地方での細い山道などでは車体が小さかったため評判はよかったそうです。
また砲塔が取り外されトラクターや弾薬運搬車輌、回収車輌として約200輌が東部戦線に送られました。
また砲塔のみが大西洋の壁の砲台として利用しました。
主砲は3.7cm Kwk38 (f)
これはフランス製の37mm SA35です。
ゲームでの購入は[Orpo Panzer]（治安維持の車輌）の中でのみ購入できます。
またドイツ軍はフランスのR40もR35と同じように再装備しR35と同じ扱いをしました。
ゲームで登場するユニットはよく見ると、車体後部にテールスキッドがついているタイプなので、これはR40だというのが分かります。
ドイツの35R(f) 4.7cm対戦車自走砲
正式名称は、4.7cm Pak(t) auf PzKpfw 35(f)ですが、一般的にはPanzerjager 35Rとも呼ばれます。
ドイツ軍はフランスから鹵獲した843輌のルノーR35軽戦車を改造し、お得意の自走砲にしました。
1940年から1941年にかけて生産された1号対戦車自走砲の生産が終了したことから、この車輌に代わる自走砲として作られました。
R35の砲塔を外し、そこに箱型の装甲板を取り付け、上部は開放型のオープントップです。
R35は砲塔の最大装甲が45mmもありましたが、新しく取り付けた装甲板の前面装甲はわずか25mmでした。
主砲にはチェコスロバキア製の4.7cm PUV vz.38対戦車砲
生産は改造専門のアルケット社で1941年2月から行われ、1941年10月までに200輌、そのうちの26輌が随伴指揮用車輌でした。
完成した最初の30輌は、1941年2月に東部戦線の北方軍集団の第559戦車大隊と中央軍集団の第561戦車大隊、第611戦車大隊に配備されましたが、バルバロッサ作戦が始まって10日でほぼ全ての車輌が故障が原因で失われ、残った車輌は戻されました。
この車輌はドイツ軍の自走砲のうち最もひどい自走砲だ、敵はソ連軍ではなく自軍の戦車だと兵士に言われました。
フランスでもそうでしたが走行性が悪く、エンジンは気温が低いと始動しなかったことからロシアの地形には向いていないという結論から1942年以降、残った148輌はフランスで主に訓練用に使われました。
1943年6月までに96輌がフランスにあり、1944年のノルマンディーの後のシェルブールの戦いでは連合軍の戦車と戦いました。
主砲は4.7cm Pak 36t
これはチェコスロバキアの47mm KUV vz.38
乗員は2名から3名になりました。
1944年12月まで登場します。
フランスのオチキスH-35、H-38、H-39軽戦車
詳細はこちら
ドイツ軍はフランスから約550〜600輌のオチキス戦車を鹵獲しました。
ドイツ軍の名称ですが、一般的には
Panzerkampfwagen 35H 734(f)
Panzerkampfwagen 38H 735(f)
とされており、H-39はH-38に含まれています。
ドイツ軍は↑の画像のように砲塔のキューポラを取り付けたくらいでほぼそのままの状態で使用しました。
ほとんどの車輌はフランスで使用されましたが、一部は東部戦線でも使用されています。
第211装甲師団が1941年6月のフィンランドのムンマルスクでの「銀狐作戦」で使用しました。
↑の画像がそうかもしれません。
第7SS義勇山岳師団「プリンツ・オイゲン」がユーゴスラビアでパルチザンとの戦いに使用しました。
↓の画像がそうかもしれません。
西部戦線ではノルマンディー上陸後、第21装甲師団と第206装甲大隊により使用されました。
ゲームではこの2種類が登場します。
PzKw 38H 735(f)の方が少しおかしいですね。
スピード値が14となっています。
14は11の間違いでしょう。
主砲の3.7cm Kwk18(f)というのは、フランス製の37mm SA18のことです。
ユニット名はPzKw 35H 734(f)が正しいです。
（ゲーム「World of Tanks」の中でも、PzKw 38H 735(f)として登場するのでその影響かもしれません）
ドイツ軍は鹵獲した大量のH-35、H-38、H-39の車体を改造して駆逐戦車マルダー�気鮴渋い靴泙靴拭�
マルダー１は3種類の車体が使われました。
フランスのロレーヌ37Lトラクター
フランスのオチキスH-35、H-38、H-39軽戦車
フランスのFCM36軽戦車
一般的にマルダー１というと、ロレーヌ37Lのマルダー１のことを言い、170輌が作られました。
オチキス戦車のマルダー１は39輌
FCM36のマルダー１はわずか10輌
なので写真はほとんどがロレーヌ37Lのマルダー１ばかりで、↑のオチキスのマルダーの写真はほとんど見かけません。
主砲はドイツの7.5cm Pak40対戦車砲
機銃が1挺
主にフランスで使用されたそうですが、詳しいことは不明です。
ゲームには登場しませんが、ドイツ軍はオチキスH-39を改造して、10.5cm榴弾砲を搭載させた10.5cm IeFH18(Sf) auf Geschutzwagen 39H(f)（10.5cm 39H自走榴弾砲）を48輌作りました。
フランスのFCM36軽戦車を改造して作られた7.5cm PAK40(Sf)、またの名をマルダー��
1942年にFCM36を10輌改造し、車体に7.5cm Pak40を搭載させた対戦車自走砲を作りました。
マルダー�気噺討个譴討い燭蠅靴泙后�
ゲームではマルダー�気魘菠未垢襪燭瓩法�7.5cm PAK40 FCMで登場します。
詳しい記録は分かりません。
ゲームでは主砲は7.5cm StuK40 L48を搭載しています。
これは3号突撃砲に使用されていた砲です。
ドイツ軍はフランスから鹵獲した37輌のFCM36軽戦車を改修し、15輌はそのままPanzerkampfwagen 737 FCM(f)として使用しました。
(ゲームには登場しません）
フランスのロレーヌ37L補給用トラクターを改造して作られたマルダー��
マルダー�気涼罎任楼貳崑燭�改造され、マルダー�気噺世┐舒貳姪�にはこの車輌のことを言います。
ゲームではロレーヌ37Lのマルダー�気蓮�マルダー��37Lとなっています。
ドイツ軍はフランスから鹵獲した約300輌のロレーヌ37Lをロレーヌ・シュレッパー(f)として使用しましたが、1942年に7.5cm Pak40を搭載させることにしました。
生産数には諸説ありますが、計画としては184輌が作られることになっていましたが、そのうちの170輌あるいは179輌が作られたとされています。
ロレーヌのエンジンは車体中央についており、これが自走砲向きだったために改造が行われました。
装甲はロレーヌ自体の装甲が薄く、装甲板の厚さも13mmと他のマルダー�気鉾罎戮襪函�一番薄い装甲になっています。
主砲は7.5cm Pak40
機銃が1挺ありますが、これは乗員の携帯武器でもありました。
1942年7月から部隊に配備され、第15歩兵師団、第17歩兵師団、第106歩兵師団、第167歩兵師団、第26装甲師団に配備されました。
その後、1943年ごろからはマルダー�靴紡紊錣辰討い�ました。
マルダー�気良床舛蓮�東部戦線の気候には適していなかったことと、薄い装甲と狭い車内、そして予備部品の欠如により故障を修理できなかったと言われています。
フランスに配備されていた車輌は、西部戦線ではある程度の活躍をしたと伝えられていますが、全ての車輌を失っています。
フランスのFCM36軽戦車を改造して作られた10.5cmFCM自走榴弾砲
例によってドイツ軍では砲兵が装甲部隊に高速で追いつけるようにするために榴弾砲を車輌化しました。
1942年10月に東部戦線の部隊に配備されたとあるので、それ以前に作られたのですが、正確な数は分かっていません。
一説では12輌、あるいは8輌です。
資料が残っていないため、工場内で撮影された写真と部隊に配備された数で生産数を判断しています。
10.5cm leFH16榴弾砲と10.5cm leFH18榴弾砲がありますが、leFH16の方は射程が短いです。
10.5cm leFH16を搭載した自走砲は、GsW 736(e)があります。
フランスのソミュアS-35中戦車
詳細はこちら
ドイツ軍はフランス戦で250〜290輌のS-35を鹵獲し、Panzerkampfwagen 35S 739(f)として使用しました。
この戦車も砲塔の新しいキューポラハッチをつけています。
（鹵獲したフランス戦車はほぼしています）
主砲の47mm Kwk 173fは、フランスの47mm砲のドイツ仕様です。
Panzerkampfwagen 39H 735(f)のところでも紹介しましたが、このS-35とH-39は第211装甲師団に配備され、フィンランドのムンマルスクへ送られ、「銀狐作戦」で使用されました。
また第22装甲師団、第25装甲師団にも配備され東部戦線で戦いました。
またイタリアに32輌、ハンガリーに2輌、ブルガリアに6輌が送られました。
フランスのロレーヌ補給用トラクターを改造した15cm自走榴弾砲ロレーヌシュレッパー(f)
LrSは、Loraine Schlepppperの略です。
ドイツはフランスから鹵獲した360輌の車輌をLorraine Schlepper(f)として牽引車輌として使用しましたが、東部戦線における自走砲の需要が高まったことで、早急に自走砲へと改造されました。
ロレーヌシュレッパーは、マルダー��として約170〜179輌が作られました。
ヒトラーは北アフリカ戦線のロンメルの要望により15cm sFH13/1榴弾砲ロレーヌシュレッパー(f)を30輌作るように改造大好きなアルケット社に命じ、1942年5月に30輌が完成しました。
その後、1942年7月から8月にかけて72輌が作られ計102輌になりました。
生産数には諸説あり、この102輌の他に64輌が作られ計166輌説もあります。
↑の画像は1942年のヴェルサイユ宮殿の前の15cm自走榴弾砲で、きっちり60輌が写っています。
最初に作られた30輌は北アフリカのロンメルの元に送られましたが、輸送中に輸送船が沈没し、23輌のみをトブルクで受け取りました。
これらはエルアラメインの戦いで使用され、1942年12月に全損しています。
残りは東部戦線、ノルマンディーでの戦闘で使用されました。
車体が小さく砲弾が8発しか積載できませんでした。
装甲は車体部分は改造前と変わりませんが、車体上部は最大装甲14.5mmとなっています。
また10.5cm leFH 18榴弾砲を搭載した自走砲も12輌が作られましたが、これはゲームには登場しません。
その他に試作車輌として作られた1号戦車の砲塔を搭載させた車輌や、ソ連製の12.2cmM1938(M-30)榴弾砲を搭載させ装甲列車というのも作られています。
これらはインターネットのおかげで発掘されたもので、これまでは知られていませんでした。
フランスのロレーヌUE小型トラクター
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ドイツ軍はフランスから約3000輌という膨大な数を鹵獲し、Infanterie Schlepper UE630(f)として歩兵用の牽引車輌として使用しました。
ドイツの砲兵部隊は1940年まで馬車による牽引をしていたため、このような牽引用車輌はとても役に立ち、あらたに生産をすることも検討されたほどです。
3.7cm 対戦車砲の牽引、弾薬の運搬、歩兵輸送、警備用にも使用されました。
警備用の車輌は車体右側に簡易的な戦闘室が作られたり、MG34機関銃を射撃できるようにしています。
これは歩兵用戦車
この車輌は[Orpo Panzer]（警備用戦車）の中でのみ購入できます。
砲牽引車輌
砲と兵士9名を輸送できます。
後部に牽引用車輌があり、そこに乗車します。
そのためサイズが2になっています。
弾薬補給車
弾薬補給のみで、歩兵の輸送、砲の牽引は不可能です。
フランスのルノーUEを改造して作られたSelbstfahrlafettefur 3.7cm Pak36 auf Renault UE (f)
日本語ではルノーUE 3.7cm対戦車自走砲とでも言うのでしょうか。
ドイツ軍は鹵獲したルノーUEを1940年12月に対戦車砲を搭載させる発注をしています。
この車輌には2つのタイプがあり、写真上のように車体に37mm対戦車砲をそのまま搭載させたタイプと、下のように回転式の台座をつけたタイプがあります。
700輌も作られたにもかかわらず、全体的に写真があまり残っていません。
東部戦線で使用され車輌の寿命が短かったのでしょうか。
画質が荒くきちんとした写真が残っていないのもそう思わせます。
どちらが何輌作られたという記録はありませんが、↓のように乗員が砲を撃つ写真もあることから、砲をそのまま載せたタイプの方が多く作られたのかもしれません。
1941年から生産がはじまり約700輌が作られました。
700輌は全て東部戦線に送られましたが全損しています。
装甲は絶望的に薄くほぼ無防備でした。
積載した砲弾はビンに保管していました。
またゲームには登場しませんが、フランスのオチキス社の2.5cmSA34 対戦車砲を搭載した車輌も作られました。
フランスのルノーUEを改造して作られた多連装ロケット砲を装備した車輌。
正式名称はSelbstfahrlafettefür28/32cm Wurfrahmen auf Infanterie-Schlepper UE（f)
前期型と後期型があり、木製のロケットランチャーが車体側面についているのが前期型、車体後部についているのが後期型です。
1943年に約50輌が作られました。
ロケットは前期型は両側面に2発づつの計4発、後期型は4発を搭載しました。
ロケット弾はネーヴェルヴェルファーと呼ばれ、280mmロケット榴弾、300mmロケット榴弾、320mmロケット焼夷弾の3種類がありました。
多連装ロケット弾を搭載した車輌にはブルフラーメン40というSdKfz 251を改造した車輌があります。
ソ連のT-70軽戦車
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ドイツ軍はソ連からT-70を鹵獲しました。
正確な数は分かりませんが、50輌以下だったと推定されています。
歩兵師団に配備されたり、1944年末まで第5警察戦車中隊、第12警察戦車中隊にも配備されていたそうです。
また砲塔を取り外し、7.5cm PaK40対戦車砲の牽引車輌にも使用しました。
主砲の4.5cm PaK 184rはソ連製の45mm砲のドイツ軍仕様のものです。
ゲームに登場するのはT-70M（1943年型）です。
ソ連のスタリーネッツS-65重砲牽引用トラクター
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ドイツ軍は独ソ戦でS-65を多く鹵獲し使用しました。
写真のように泥にはまって動けなくなった車輌を牽引する写真は多いです。
どのくらいの数があったのかは不明です。
この写真はクルスクの戦いで登場したフェルジナンドを牽引しています。
クルスクでのフェルジナンドの損失はほとんどが地雷による行動不能が原因でした。
ソ連製は装甲がありませんでしたが、ドイツ軍は運転席に装甲板を取り付けているので、装甲値は2になっています。
