Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
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Austin
Austin-Putilow / Austin-Kegresse (ポーランド)(ルーマニア）
White-Austin (ポーランド）
BA-27
T-20 Komsomolets (フィンランド)(ルーマニア)
T-26T
Stalinets S-65 (フィンランド)(ドイツ)(ルーマニア)
FA-I (フィンランド)(スペイン)(ルーマニア)
BA-20
BA-20M (フィンランド)(中国)(ルーマニア)
BA-3 (フィンランド)(スペイン)
BA-6 (フィンランド)(中国)(スペイン)(ルーマニア)
BA-10 (フィンランド)(中国)(満州国)(ルーマニア)(ドイツ)(スウェーデン)
BA-64 (LWP)(チェコスロバキア)(ユーゴ)
BA-64 AOP (ユーゴ)
GAZ-64 / 67
ZiS Truck
ZiS 42
Ya-12
Voroshilovets
GAZ Truck / GAZ AOP
GAZ-65
GAZ-AA-37
GAZ-AA-25
GAZ-AA-25(2)
GAZ-AAMG
GAZ DShK AAMG
GAZ DShK AAMG-3
BM-8-36
BM-8-48
BM-13 Katyusha (チェコスロバキア)
BM-31 Andryusha
STZ-5
SU-1-12
SU-4 (P)
当時のロシア帝国の発注によりイギリスオースチン社が開発した車輌。
主にロシアで使われたことで知られており、WW1で成功した装甲車の一つです。
最初は乗用車に装甲板を張り付けただけの車輌でしたが、改良が加えられ様々なバージョンが作られました。
ロシア革命後、イギリスはロシアに輸出をしなかったのですが、ロシアは自国で製造することに成功、ロシア版の改良型も作られました。
イギリスではWW1で使用されており、日本も1918年に数輌購入しました。
オースチン装甲車はイギリスの�儀拭Ν況拭Ν祁�、ロシアのプチロフ型、ケグレッセ型、ホワイトオースチンがあり、ゲームでポーランドに全ての種類が登場します。
車輌の総生産数は168輌（正確には不明）だと言われています。
ロシアではオースチン装甲車で装甲部隊を結成、ロシア内戦やポーランド・ソビエト戦争で使用されました。
ソ連ではイギリス型は1931年まで部隊に配備されていました。
マキシム機関銃を2挺装備
ロシアで製造されたオースチン装甲車。
レニングラード（現サンクトペテルブルク）のプチロフスキー工場で作られたためオースチン・プチロフと名付けられました。
1918年から1920年にかけて33輌が作られました。
車体上部の2つの銃塔が縦型に配置されているのが特徴で、対空機銃にもなりました。
（オースチンの方は横型に配置されている）
実際はオースチンよりも装甲が厚くなっていますが、装甲値としては変わっていません。
オースチン・ケグレス装甲車はロシアのアドルフ・ケグレスが発明したケグレス式の履帯を装着しているのが特徴です。
1919年から1920年までに12輌のみが作られました。
ロシア型の車輌は1933年まで部隊に配備されていました。
スピードがかなり落ちて８
1941年までNKVD国境警備隊によって使用されましたが、ゲームでもオースチン装甲車はNKVDの車輌としてのみ購入できます。
もう一つのロシア製のオースチン装甲車「White-Austin」はポーランドに登場します。
ソ連で初めて作られた国産のBA-27装甲車
ソ連には1920年代はじめ、オースチン装甲車をはじめとした多数の装甲車がありましたが、古くなり修理が必要となったため、1927年に新しい装甲車の開発に乗り出しました。
車体にはイタリアのフィアット社の4輪トラックF-15を使用。
砲塔は当時、生産をしていたT-18軽戦車のものを使用しました。
1928年から1931年に215輌が生産されました。
時速30km/hしか出せず、機動性には欠けていましたが偵察部隊に配備され、訓練用や警備用に使用されました。
1941年の独ソ戦前には191輌が稼動していましたが、ドイツ軍との戦闘で全て損失しました。
またノモンハンで日本軍との戦闘に使用されています。
主砲には37mmホッチキス砲
これは19世紀にフランスのホッチキスが作った艦砲をロシアでは改良した「ホッチキスPS-1」という砲のことで、フランスのピュトー37mmとほぼ同じ性能です。
副武装に機銃1挺
スピード15（30km/h）
装甲値1
ソ連のT-20 コムソモーレツ小型牽引車
1930年代、砲の牽引は主に馬でしたが、馬車では機動力を活かせなかったため、各国は牽引車輌の開発をしました。
フランスのルノーUEもその一つで、特に対戦車砲が最前線での使用となるため、装甲車輌が必要でした。
1936年から開発が始まり、1937年に完成、生産はモスクワの第37プラントで主に生産され、1937年から1941年まで行われ、7780輌が作られました。
1941年になると、T-40やT-30が量産体制に入ったため、1941年7月、T-20の生産は終了しました。
一部はノモンハンでも使用され、またフィンランドとの戦争でも使用されました。
1941年の独ソ戦では、兵員輸送用車輌としても使用されました。
武器は機関銃が1挺
スピード13（50km/h）
最大装甲10mm
45mm対戦車砲などの軽砲の牽引と歩兵6名の乗車が可能
（↑の写真を見ると、8名乗っていますが）
Artillery Prime Mover[砲牽引車輌]とAPC-Tracked[Armoured Personnel Carrier][装甲兵員車輌]の2種類が登場しますが同じです。
こちらは弾薬運搬車両
車輌後部に弾薬運搬車両を牽引しています。
この車輌を改造しZiS-30対戦車自走砲が作られました。
ドイツ軍、フィンランド軍、ルーマニア軍は鹵獲した車輌を使用しました。
（ゲームにはドイツには登場しません）
ソ連のT-26T トラクター
双砲塔型のT-26 M1931を改造して作られた砲の牽引トラクター。
201輌が作られました。
Carry capacityが106なので、軽砲一門と兵6名まで乗車できます。
ソ連のスターリネッツS-65重砲用牽引トラクター
1937年に作られた重砲用の牽引車輌。
元はアメリカの会社が開発した農業用トラクターですが、1933年ごろにソ連ではライセンス生産をするようになりました。
ソ連で非常に人気のトラクターとなり、大型のディーゼルエンジンを搭載し、重量は11トンもありました。
S-65とS-60が軍で採用されました。
1937年から1941年までに約37600輌が作られています。
152mm榴弾砲や、203mm榴弾砲などの牽引、戦車の回収、機械の牽引など多様な用途で使用されました。
しかしトラクターのためスピードが通常でも11km/h、牽引時はわずか3〜5km/hしか出せず、多くがドイツ軍に鹵獲されました。
装甲は0ですw
スピード4w
ソ連のBAI装甲車
FAIはアメリカのフォード社と、ソ連のイジョルスキー社で作られた装甲車。
フォード社のフォードモデルAという車のライセンスを取り、これをコピーして作られたのがGAZ-Aで、ほぼ完璧なコピーとして、ソ連で初めての乗用車となりました。
このGAZ-Aの車体を利用して、BAI装甲車は開発されました。
生産は1933年から1936年まで、698輌。
後継車輌のBA-20が作られ、替わっていきましたが、ノモンハンの戦い、スペイン内戦、フィンランドとの冬戦争、東部戦線で使用されました。
日本軍により、14輌のFAIを撃破されました。
スピード27（83km/h）
最大装甲6mm
ソ連のBA-20装甲車
FA-Iの後継車輌として作られました。
見た目は、FA-Iとほぼ同じですが、車体はGAZ-M1となっており、装甲も若干、厚くなりました。
そしてソ連の装甲車としては初めての無線が装備され、偵察、警備車輌として使用されました。
1936年から750輌が作られました。
1937年後半から、赤軍の軽装甲車輌の主力となり、自動車化装甲偵察旅団と機械化軍団に配備されました。
1939年のノモンハンでは、FA-IとBA-20合わせて173輌を持つ第57特別軍団は、8月23日、日本軍の燃料庫・弾薬庫を破壊し、航空機2機を撃墜する活躍を見せました。
また1939年5月から9月にかけての損失数は17輌でした。
冬戦争では71輌が送られ、そのうち31輌を失っています。
独ソ戦が始まる前、1424輌がありましたが、1942年9月のスターリングラード攻防戦が始まる前は、86輌になっていました。
また改良型のBA-20Mが1938年に生産され、1230輌が作られました。
BA-20Mは装甲が9mmとなりました。
BA-20Mは、改良された無線機となり、ゲームではFO車輌として登場します。
ソ連のBA-3中型装甲車
ソ連の中型装甲車（BA-3、BA-6、BA-10）の元となったのはBA-Iで、これはアメリカのフォード・ティムケン社のトラックをベースにして開発されたGAZ-AAAという車輌を使用しました。
BA-Iは、わずか1年ほどで生産が終わり、その後、BA-3が開発されました。
BA-3は、BA-Iの砲塔を改良した車輌で、主砲が37mm砲から45mm砲に変更されました。
この45mm砲は、当時のソ連戦車の主力武器でした。
生産は1933年から1936年までに、219輌。
それまで主力であったBA-27装甲車に代わって配備されました。
この車輌も、スペイン内戦、ノモンハン、フィンランドとの冬戦争、独ソ戦で使用され、ノモンハンでは日本軍により8輌が撃破されています。
主砲は45mm砲(20-K)
最大装甲8mm
ソ連のBA-6中型装甲車
BA-3を改良してつくられた車輌ですが、大きな相違点はなく、BA-3と見た目は同じです。
1935年から1939年までに440輌が作られました。
この車輌もノモンハンの日本軍との戦闘で、44輌が失われています。
ソ連のBA-10中型装甲車
BA-6の改良型として開発されました。
1938年に生産が始まり、1941年までに3386輌が作られました。
改良型のBA-10Mも作られました。
あまり知られていませんがBA-10Mは、BA-32とも言われています。
内訳はBA-10が1350輌、BA-10Mが1950輌、その他には鉄道偵察用車輌が63輌です。
この車輌もノモンハンで39輌を失っています。
またフィンランド軍も冬戦争で多くの車輌を鹵獲しました。
ソ連のBA-64軽装甲車
ソ連にはBA-20M軽装甲車がありましたが、時代遅れになったことから、新しい軽装甲車の開発が行われました。
1941年、鹵獲した1輌のドイツ軍のSdKfz222を研究し、傾斜装甲の車体となりました。
装甲は薄く、機銃弾も貫通しましたが、主に偵察や連絡用車輌に使用されました。
1942年から生産が始まり、1946年までに9070輌が作られました。
1942年5月に前線に配備され、その夏のブリヤンスク戦線やヴォロネジ戦線で使用され、戦争終結時には3314輌が生き残っていました。
ゲームには無線機を搭載したFO車輌も登場しますが、ほとんどのBA-64には無線機が搭載されておらず、無線機が搭載された車輌は、少数のみでした。
ソ連のGAZ-64、GAZ-67
上記のBA-64は、GAZ-64の車体を利用して作られました。
アメリカのジープを参考にして作られたこともあり、ソ連版ジープとも呼ばれました。
GAZ-64は、1941年に生産が始まり、646輌が作られ、改良型であるGAZ-67は1943年に生産が始まり、3137輌が作られました。
またGAZ-67Bは、1944年から1953年までに92843輌も作られています。
ソ連のZiS-5大型トラック
モスクワのZiS工場で、1932年から1948年にかけて生産されたトラックです。
（モスクワ攻防戦のときは移転しています）
ソ連ではGAZトラックと共に、ソ連の主力トラックとなりました。
ZiSトラックは、様々な種類が作られましたが、このZiS-5が最も標準的で、100万台以上が作られました。
兵員輸送や砲牽引車輌の他、救急車輌、給油車輌、対空砲架台としても使用されました
ソ連で初めて輸出された車輌で、海外でも使用されました。
ソ連のZiS-42ハーフトラック
このハーフトラック車輌は、オフロードでの砲牽引用に開発されました。
1939年のフィンランドとの冬戦争で、ZiS-22がうまく機能しなかったことから、ZiS-22の改良型として作られました。
ZiS-5の車体を利用し、1942年から1945年にかけ、6300輌が作られました。
ソ連のYa-12砲兵トラクター
大戦が始まると、ソ連は砲牽引車輌が不足しました。
特に1942年にスターリングラードが戦場になると、トラクターの生産は完全に停止してしてしました。
Ya-12は、1942年に開発が行われ、1943年からヤロスラヴリ自動車工場で生産が始まり、1946年までに2300輌が生産されました。
小型にもかかわらず、203mm重榴弾砲も牽引でき、機動性もよかったと言われています。
ソ連のヴォロシロヴェツ砲兵トラクター
1939年から1942年にかけて、1123輌が生産されました。
スターリングラードの戦いで、工場がドイツ軍の手に渡ったため、生産は中止となりました。
牽引能力は優れており、T34やKV戦車も回収できました。
しかしメンテナンスや修理ができなくなったことから、生産は再開されませんでした。
ソ連のGAZトラック
GAZ社は、1929年に創立した自動車メーカーで、アメリカのフォードと共同事業として作られました。
そのためGAZトラックは、フォードAAトラックをライセンス生産したものです。
GAZ-AAは、全てのタイプを合わせると、約100万輌が作られました。
GAZ-AAは4×2輪ですが、6×4輪のGAZ-AAAがあります。
この6輪GAZ-AAAトラックの車体を利用し、BA-3、BA-6、BA-10が作られました。
GAZトラックは、ドイツ軍に包囲されたレニングラードで、凍ったラドガ湖を走り食料を運んだことで名をはせました。
ゲームではGAZ-AAとGAZ-AAAの区別はなく登場します。
GAZ-AAAに無線機を積載した車輌も作られました。
ソ連のGAZ-60ハーフトラック
1938年に開発され、1939年から1940年にかけて、わずか205輌が生産されました。
そのほとんどはフィンランドとの冬戦争で使用されましたが、走行距離が2500kmを超えると、故障してしまうという欠点があったため、1940年に新型のGAZ-65の開発が行われました。
GAZ-65は、1940年3月から5月までに1754輌が作られましたが、テスト走行でいい結果が出ず、普通の車輪に改造されました。
ソ連のGAZトラックを改造した対空砲車輌
GAZトラックは様々な改造が行われ、76mm榴弾砲、37mm対空砲、4連装のマキシム機関銃、DShK重機関銃を搭載した車輌がありました。
37mmZP obr.39は、ソ連の37mm対空砲(61-K)
この車輌は試作車輌を含め、少数のみでした。
ソ連のGAZトラックを改造した対空砲車輌
1940年に作られた25mm対空砲（72-K)をGAZトラックに搭載させた車輌。
約200輌が作られました。
上記の37mm対空砲(61-K)と25mm対空砲(72-K)は、見分けがつきにくいです。
25mm ZP obr40は、25mm対空砲(72-K)
また25mm対空砲の2連装も作られました。
1944年から作られましたが、どれくらいつくられたのかは不明です。
ソ連の対空機銃を搭載したGAZトラック
GAZトラックにマキシム重機関銃、DShK重機関銃の銃架を固定し、対空用自走トラックとしました。
Quad は4連の意味
7.62mmマキシム機関銃
約2000輌が作られました。
12.7mmDShK重機関銃
3連装のDShK重機関銃
どれくらい作られたかは不明です。
ソ連のカチューシャ自走式多連砲ロケット
ソ連で開発されたカチューシャロケット砲は、トラックにロケット発射台を取り付け、ロケットランチャーとしました。
ソ連ではカチューシャと呼ばれましたが、ドイツ軍ではスターリンのオルガンと呼ばれました。
主にアメリカからレンドリースされたスチュードベーカーUS6や、ZiS-6、他にもシボレーやダッジなどの車輌も使用されました。
その他にもT-60軽戦車に搭載したBM-8-24や、牽引装甲車STZ-5や、列車にも取り付けられました。
カチューシャロケットには、82mm口径のM-8、132mm口径のM-13、M-20、300mm口径のM-30、M-31がありました。
BM-31は、カチューシャに倣って、アンドリューシャと呼ばれていたという説があります。
その存在は極秘扱いされ、1941年7月14日、スモレンスクで初めてドイツ軍に対して使用され、ドイツ軍はパニックに陥り、撤退したと記録されています。
M-8の全車輌は2300輌以上、M-13の全車輌は6800輌、M-31の全車両は1800輌が作られました。
ソ連のSTZ-5砲牽引、兵員トラクター
スターリングラードのトラクター工場で作られた車輌
1937年から1942年までに、9944輌が作られました。
後にカチューシャロケットを発射できるように改造されました。
ソ連のSU-1-12、SU-4自走砲
SU-1-12は、SU-12の改良型です。
当初はアメリカのモーランドトラックに76mm歩兵砲M1927を搭載させた車輌で、ソ連で初めての自走砲でした。
後にGAZ AAAトラックになり、便宜上、SU-1-12と呼ばれています。
1933年から1935年にかけて、99輌が作られました。
ノモンハン、冬戦争で主に使用され、独ソ戦の初期にも数輌が残っていました。
ゲームではSU-1-12として登場します。
ソ連のSU-4自走砲
GAZ Aトラックを使用し、76mm無反動砲を搭載した車輌。
1934年から1937年にかけて、23輌が作られました。
戦闘記録は全く分かっていませんが、冬戦争でフィンランド軍に鹵獲されており、76mm砲はフィンランドに現在も展示されています。
登場年代は1932年ではなく、1934年の間違いでしょう。
試作車輌として登場しますが、試作車輌ではありません。
ドイツ軍も1輌を鹵獲しました。