中国軍の装甲車 1

Crossley A/C

イギリスのヴィッカーズ・クロスレイ装甲車

1932年の第一次上海事変、1937年の第二次上海事変で日本軍によって使用された車輌は中国軍の攻撃により数輌が失われています。

また中国軍により鹵獲された車輌もあります。

どれくらいの数があったのかは不明。

ゲームに登場する車輌は日本軍の車輌とは若干異なります。

スピードが16（日本版は23）

乗員が3（日本版は5）

この車輌は日本の車輌とは乗員数が異なりインド版のようです。

調べてみるとどうやらイギリスは中国にも数輌を売却しているようでこれが使われている可能性が高いです。

第二次上海事変の終了までの購入。

インド版と中国版の違いはこちら

天津の4輌のLancia 1ZM

イタリアのランチア1ZM装甲車

中国の天津には「天津租界」という租借地があり、1901年にイタリアはここにイタリア租界を設置しました。

しかしイタリア租界に住むイタリア人の安全の強化のため、イタリアは1932年に4輌のランチア1ZMを送りました。

1943年、日本軍により天津は包囲され守備隊として駐留していたイタリア部隊（RSI）も降伏しました。

日本軍はランチア装甲車を鹵獲しましたが、その後はどうなったのか不明です。

中国に送られた車輌は副武装として機銃が別に1挺装備されているタイプでした。

スピードが19になっています

中国軍のドラゴンマークⅣ

イギリスのヴィッカーズミディアムドラゴン砲牽引車輌

中国は1935年にヴィッカーズアームストロング社から23輌を購入しました。

購入したのは輸出用のマークⅣです。

↑の写真には重砲を牽引している車輌が並んでいます。