Steel Panthers World War 2   JAPANESE  HQ

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イタリアの装甲車 1

Lancia 1Z
Lancia 1ZM
     (ハンガリー)(中国
Ceirano 75/27       (スペイン)
Ceirano Pratico
Ceirano Munizi

SPA 35 Dovunque   (スペイン)(ギリシャ)
SPA 35 Pratico
Dovunque 35 Protetto
Autocannone 20
Semovente CA 20
SPA 35 Munizi
SPA 41 Dovunque
SPA TM40
Fiat-SPA
Fiat SPA 38R    (ギリシャ)
SPA 38 20/65
TL-37
Pavesi P4-100  (ギリシャ)(ブルガリア)(フィンランド)(スウェーデン)
TL-37  75L27
SPA AS.37 (AS.43)
Camionetta

TL-37 AS-20
TL-37 AS-47
TL-37S
SPA AS-47

Autocannone 47
Autocannone 20
Morris w / 65/17
AS-37 Protetto
AutoProtetto 37
2TL-37 Protetto



Lancia  1Z / Lancia 1ZM


Lancia IZ

イタリアで開発されたランチア1Z装甲車

1916年、ランチア社の1Zトラックシャーシを使用しアンサルド社が車体を製造しました。

砲塔の上に砲塔を持つ二重砲塔が特徴的で、フィアットレベリ1914機関銃を3挺装備し、WW1での装甲車としては優れた装甲車でした。

ゲームでも2連装の機銃として登場します。

スピードは20(60km/h)

装甲値1(8mm)


Lacia 1ZM

ランチア1Zの評判がよかったため、1917年に不安定だった2重砲塔の上部を撤去したランチア1ZMが作られ、110輌が生産されました。


1920年代から1930年代はイタリア領の植民地エリトリアとリビアに配備され警備車輌として使用されました。

1935年の第二次エチオピア戦争、1936年スペイン内戦イタリア義勇団により使用されています。

WW2でもイタリアにはまだランチア装甲車が配備されており、東アフリカのキャンペーンでは使用されました。


ゲームでは以前は「Lancia 1Z2」という車輌が登場しましたが、アップデートにより削除されています。


Ceirano 75/27


イタリアの75mm砲自走トラック

75mm砲は1915年に作られた75/27 CKという対空砲。

1927年、セイラーノ社のセイラーノ50というトラックにこの砲を搭載させ自走砲が完成、166輌が作られました。

1935年の第二次エチオピア戦争、スペイン内戦、WW2で使用されました。

75/27 CK砲は後に対戦車用にも使用され、ゲームでは対戦車ユニットとして登場し、初期のイタリアに登場する貴重な自走砲トラックです。


Ceirano Pratico
Ceirano Munizi


イタリアのセイラーノ(チェイラーノ)軍用トラック

セイラーノ社は、1898年に設立された自動車会社。

セイラーノ 50CMは、Fiat 18の後継車輌として、イタリア陸軍に採用され、1927年から1939年まで生産が行われました。

上記の75mm砲自走トラックは、このトラックを改造し作られました。


東アフリカでの75mm自走トラック



Praticoは、イタリア語で、実用的という意味


こちらは弾薬補給車輌



SPA 35 Dovunque
SPA 35 Pratico
SPA 35 Munizi


SPA 35

イタリアのSPA35中型トラック

SPA社(ソシエタ・ピエモンテ自動車会社)は、1906年にトリノに設立された自動車会社。

当初はスポーツ車を開発しましたが、財政難により、1925年にフィアット社に買収され、その後は、特殊軍用車両を製造しました。

SPA 35 Dovunqueの「Dovunque」は、「どこでも」の意味で、オフロード用車輌として1935年に開発、1936年から1948年まで、約2000輌が生産されました。

ドイツ軍向けにも307輌が生産されました。

またスペイン内戦でも使用されました




Praticoはイタリア語で実用的という意味ですが同じ車輌です。


こちらは弾薬補給車輌


Dovunque 35 Protetto



イタリアのSPA Dovunque 35兵員輸送車

ドイツのSdKfz.251兵員輸送車から着想を得て、SPA Dovunque35トラックを大幅改造し、1941年ごろから開発が行われました。

しかしなかなか完成に至らず、1944年に工場に試作車輌及びサンプル車輌が3輌あったのをRSIが鹵獲しました。

ゲームでもRSIに登場します。





Autocannone 20
Semovente CA 20


SPA 35 の対空自走トラック

イタリアのSPA35自走トラック

SPA 35の荷台にブレダ製の20mm Mod.35/39(20mm 20/65)を搭載させた車輌。




もう一つのSemovente CA 20もトラックの荷台に20mm 20/65砲を積載させたもの。

ただしこちらの20mm 20/65は、改良型のMod.41になっています。

Mod.40(41)は、Mod.39の後継機で照準用の座席がありました。

この車輌は、RSIにのみ登場します。


Mod.40 (41)




SPA 41 Dovunque


イタリアのSPA 41中型トラック

1941年にSPA 35の改良型として作られました。

1943年に生産が始まりましたが、イタリア休戦により中断、その後、1944年にドイツ軍向けに生産が再開され、153輌が納入されました。

生産は戦後も行われ、1970年代まで運用されました。


ドイツ軍により8.8cm Flakの牽引に使用されています。


ゲームにはイタリアには1946年以降に登場します。


SPA TM40


イタリアのSPA TM40砲兵牽引車

TMは、Trattrice Mediaの略で、中型牽引車の意味。

しかし実際は、149mm砲や90mm砲などの重砲を牽引できる牽引車でした。

1941年から生産が始まり、1944年からはドイツ軍向けに153輌が生産されました。


V2ロケットを牽引する珍しい写真



Fiat-SPA


イタリアのSPA 25Cトラック

1925年にSPA社で開発されましたが、SPA社は後に、Fiat社に買収されたため、Fiat-SPA 25Cとも呼ばれます。

トラックとしてだけでなく、バス、消防車などにも利用され、イタリア陸軍と空軍に採用されました。

後継車輌のFiat-SPA 36Rや、38Rが登場するまで運用されました。

またポーランドは1924年、SPA 25Cを購入し、ポーランドのUrsus社で改良したUrsus Aトラックを製造しました。



SPA 38  20/65


イタリアのSPA 38R自走式対空砲

Fiat-SPA社はSPA 25Cトラックが旧式化したため、1933年に、Fiat-SPA 38Rと、Fiat-SPA 36Rを発表しました。


Fiat-SPA 38R

1935年、イタリア陸軍に採用され、1938年にはイタリア領東アフリカ、スペイン内戦でも使用されました。

主に65/17 野砲の牽引車輌として使用され、東部戦線でも活用しました。

ゲームでは、SPA 38Rのトラックとしては、ギリシャに登場し、イタリアには荷台にブレダ20mm機関砲を搭載した自走式対空砲として登場します。



TL-37


イタリアのTL-37砲兵牽引車

フィアット社の子会社となったSPA社で作られ、それまでのPavesi P4/100砲兵トラクターの後継車輌。

主に、75mm野砲や100mm榴弾砲を牽引するために作られました。

1937年10月から生産が始まり、2267輌が作られました。

1943年のイタリア休戦後は、RSI、ドイツ軍で使用されました。

派生型として、AS.37が作られました。



Pavesi P4-100


イタリアのパヴェーシP4-100砲兵牽引車

1918年に、イタリアのウーゴ・パヴェーシが開発した4輪駆動トラクター。

当初は農業用トラクターとしては高価で、メンテナンスも困難だったため、農家からは不評でしたが、イタリア軍に採用されたことで、砲兵用牽引車輌として、フィアット社とSPA社で生産が行われました。

ハンガリー、フィンランドスウェーデンギリシャブルガリア、イギリスなどの国に輸出されました。

イタリア軍では、2500輌が使用されました。



TL-37  75L27



イタリアの75mm砲自走トラック

上記のTL-37砲兵牽引車に75mm野砲を搭載させた車輌。

イタリア軍は北アフリカ戦線で自走砲の不足に悩まされたことから、現地のリビア工場で、TL-37を改造し、古い75mm砲である75L27 Mod.1911を搭載させました。


75L27砲 Mod.1911

この75L27 Mod.1911という砲は、1911年式の75mm野砲で、イタリアでWW1中に大量生産された砲。

この砲が1942年のリビアにまだ138門あり、リビア工場で、車体後部を改造し、20〜30輌が急造されました。

全ての車輌は、イタリア第136機甲師団「Giovani Fascisti」に配備され、1943年のチュニジアで戦いました。


ゲームでは、砲は75L27Mod.1934になっています。

これはセイラーノ75mm砲自走トラックと同じ砲です。


SPA  AS.37 (AS.43)
Camionetta



AS.37

イタリアのSPA AS.37トラック

ASは、Autocarro Saharianoの略で、砂漠用トラックの意味。

この車輌も、Fiat社の傘下のSPA社で作られたため、Fiat SPA AS.37と呼ばれました。

上記のSPA TL37には、TL37 サハリアーノというバージョンがあり、砂漠向けに追加燃料タンクを装備してる車輌で、この車輌をベースに、1938年に開発されました。

砂漠向けに開発されたこともあり、走行性能に優れ、兵士8名と装備を積載し、900kmを走行できました。

1938年から生産が始まり、最初の200輌は、1938年にリビアに送られ、1943年までに800輌が作られ、北アフリカで運用されました。



またゲームには、Camionettaというユニットが登場します。

これは小型トラックの意味で、特にWW2では、高速偵察車とか、長距離偵察車輌としての意味があります。

車輌は特定できませんが、1937年1月からの登場となるので、これもAS.37であろうと思われます。



AS.37は、イタリアとRSIに登場しますが、このRSIに登場するAS.37はアイコンが少し違っていて、しかも装甲があります。

これは多分、AS.43という車輌ではないかと思われます。



AS.43

AS.43は、1943年に、AS.37の車体を使用して作られました。

と言っても、スペイン国家警備隊レオネッサが急造した車輌で、北イタリアでのパルチザンによる待ち伏せ攻撃に対する車輌として作られました。

2〜4輌が作られたと言われ、1945年5月に米軍に鹵獲された写真が残っています。



装甲値があるのは、↑の写真のように装甲板があるからでしょう。


TL-37 AS-20
TL-37 AS-47
TL-37S
SPA AS-47


47mm砲搭載のTL-37(AS.37)

イタリアの47mm砲を搭載した自走トラック

ゲームではTL-37で登場しますが、通常はAS.37として紹介されています。

AS.37は牽引車輌TL-37を兵員輸送用として開発した車輌で、北アフリカ戦線で使用されました。

1941年ごろ、リビアの工場で、この車輌を改造し、砲を搭載させた自走砲式トラックが作られました。

一つはブレダ20mm 20/65機関砲を搭載、もう一つは47mm 47/32対戦車砲を搭載しました。

北アフリカで限定的に使用されました。


20mm砲搭載のAS.37




AS-20の登場年代が早いのと、装甲値が2なのは、よく分かりません。

この車輌は、車体に8mm Breda M37重機関銃を2挺装備した車輌。



この車輌は、SPA35トラックに47mm砲を搭載させたものですが、詳細は不明です。

(装甲値がないので、TL-37 AS-47はこちらの方が正しい気がします)



Autocannone 47


Lancia 3Roトラック


Lancia Ro NM

イタリアの47mm砲搭載の自走トラック

この車輌に関しては、詳細は不明です。

イタリア軍は北アフリカのベンガジ砲兵局が、20mm砲と47mm砲をトラックに搭載させた自走式車輌を数百輌発注しました。

↑の写真は、ランチア製のトラックに旋回式の砲を取り付けた車輌です。

この車輌が何かを特定するのは、無理ですw



Autocannone 20



イタリアの20mm機関砲を搭載した自走砲

この20mm砲を搭載した車輌は、何種類か登場し、特定が難しいのですが、↑の写真はゲームに登場する写真と同じで、この車輌は、1941〜42年に北アフリカでイギリス軍から鹵獲したフォード F15 15cwtに、20mmブレダ20/65を搭載させた車輌です。

フォード CMP F15 15cwtはカナダ製で、ゲームにはカナダに登場します。





オートカレッタの20mm対空砲トラック

こちらは特定困難な車輌です。

登場年代が1935年になっているので、もうこれしかないでしょうということでこれにしました。

オートカレッタは、1930年代前半に作られた小型トラックで、アンサルド社により、20mm対空砲を搭載させた車輌が作られましたが、製造は少数だったと言われています。



Morris w / 65/17


イタリアの65mm砲自走トラック

イタリア軍は、1941年春までに北アフリカで、イギリス軍から鹵獲したモーリス CS8トラックに、イタリア製の65mm65/17野砲を搭載させました。

1941年8月に最初の1輌が完成し、28輌が作られました。

これらの車輌は、上記の20mm砲を搭載したAutocannone 20自走トラックと共に、砲兵中隊に配備され活躍しました。




AS-37 Protetto
AutoProtetto 37
2TL-37 Protetto


イタリアのAutoProtetto S37(TL-37)兵員輸送車輌

呼び方は、Autoprptetto AS37、S37、TL-37 Protettoなどいくつかあります。

(そのためかゲームでも様々なユニット名になっています)

Fiat-SPA社のTL-37牽引車輌をベースに改造された車輌で、1941年に開発が行われ、200輌が作られました。

車体上部はオープントップになっていたため、砲撃には脆弱でしたが、その反面、北アフリカの猛暑には向いていました。

当初は北アフリカの戦場を想定して作られましたが、北アフリカには配備されず、ユーゴスラビアでのパルチザン用に配備されました。

1943年頃には、車体上部にも装甲板を追加した車輌も登場し、ドイツ軍でも使用されました。



ゲームには3種類の車輌が登場しますが、登場年代が1937年1月になっているAS-37 Protettoは、登場年代が早すぎるので、間違いだと思います。







2TL-37 Protettoの頭数字の2は意味不明です。

この車輌だけは、RSIに登場します。


1輌のみ作られた47mm砲装備の車輌