Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
LVT 1
LVT 1 (AC)
LVT 1 FO
LVT (A) 1
LVT 2 (中国)
LVT 2 (T45 RL)
LVT (A) 2
LVT (A) 2 FO
LVT (A) Ammo
LVT 3
LVT 4 (イギリス)(カナダ)(ANZAC)(インド)(オランダ)(ソ連)
LVT 4 Flame (イギリス)
LVT (A) 4
LVT (A) 4b
LVT (A) 4F (FM)
LVT (A) 5
M29 Weasel （イギリス)(スウェーデン)(ノルウェー)
M29C Weasel (イギリス)(カナダ)
アメリカのLVT 1（Landing Vehicle Tracked）
水陸両用戦闘車輌あるいは、水陸両用上陸用舟艇。
アメリカではアリゲーターと呼ばれましたが、アムトラックと表記されることもあります。
1935年に民間人が沼地を活動できる車輌を開発したものを、アメリカ海軍が目をつけ、軍事目的に設計が行なわれました。
LVT1は、兵士24名、または貨物2000kgを運搬することができ、1942年8月のガダルカナルの戦いで、タラワ島の上陸作戦で海兵隊により初めて使用され、サンゴ礁の浅瀬を乗り越えることができ、有用性を見せました。
しかし使用された125輌のうち（LVT1が75輌、LVT2が50輌）、80輌以上が日本軍の砲火により損傷し、防御力の低さという欠点を露呈しました。
1941年から1225輌が生産されました。
主武器は機銃1挺
スピード陸上19km/h、水中11km/h
最大装甲不明
LVT1 （AC）
主武器が機銃2挺に改造され、タラワ島上陸前に前面に9mmの装甲板が取り付けられた車輌
こちらはFO車輌
前線観測用車輌としてゲームに登場しますが詳細は不明です。
海兵隊はタラワの上陸で、多くの死傷者を出したため、火力支援用の車輌の開発をしました。
LVT (A)1の(A)は、Armored（装甲）を表すAで、車体に6〜12mmの装甲板を取り付けた車輌。
またM3スチュアート軽戦車の砲塔が取り付けられ、主砲が撃てるようになりました。
LVT(A) 1とLVT(A) 4は火力支援用のもので、特に日本軍の要塞や掩蔽壕を攻撃しました。
主砲は37mm砲
副武装は機銃3挺
兵員の輸送は不可
アメリカのLVT 2
LVT 1の改良型。
ウォーター・バッファローと呼ばれました。
1943年11月から1944年11月までに、アメリカ海軍用に2962輌が生産され、そのうち1507輌がアメリカ陸軍、100輌がイギリス軍に送られました。
イギリスではバッファロー��と呼ばれました。
太平洋ではタラワから沖縄まで、ヨーロッパ戦線では、1945年3月のライン河の渡河のプランダー作戦と、LVTの中では一番多くの戦場で使用された車輌です。
走行性能が改善され、スピードが上昇しました。
ゲームにはLVT 2 (T45 RL）という車輌が登場します。
これはLVT 2の車体後方に4.5インチM8ロケット弾を発射できる発射器を取り付けた車輌です。
M8ロケット弾は、M4シャーマンを改造して作られたT34 Calliopeがありますが、そのロケット弾と同じです。
ただし画像が容易に見つかなかったので、↑の画像を代わりに載せておきます。
↑の車輌は、ロケット発射器が取り付けられたLVT(A) 4です。
アメリカのLVT(A) 2
LVT 2の装甲バージョン
前面の運転席は13mmの装甲板、それ以外は6.5mmの装甲板を追加されましたが、その分、輸送人員数が減りました。
1943年１１月から1944年11月までに、450輌が作られました。
兵員輸送数が18名に減っています。
こちらはFO車輌。
詳細は不明です。
こちらは弾薬補給用の車輌。
アメリカのLVT 3
ブッシュマスターと呼ばれました。
船体が大きくなり、積載量が増えました。
1944年11月から1945年11月までに、2962輌が作られました。
1955年にLVT 5に置き換えられるまで、米軍に配備され、評価も高かった車輌です。
1945年春に試験が行われ、1945年4月の沖縄戦に初めて使用されました。
兵員輸送人数は30名ですが、ゲームでは24名
一部の車輌は装甲を追加したそうですが、ゲームではその車輌が登場します。
アメリカのLVT 4
これもウォーター・バッファローと呼ばれました。
イギリスでは、バッファロー��と呼ばれました。
1943年8月、LVT を改造した車輌で、エンジンを前方に設置し、後方から乗車兵が脱出できるようにしました。
生産は8348輌と最も多く、イギリスにも500輌が送られました。
LVT 4よりも早く完成し、1944年6月のサイパンの戦いで初めて使用され、その後、グアム、テニアンでも使用されました。
兵員輸送人数は30名
16mmほどの追加装甲を装備することができました。
LVT 4を改造し、火炎放射器を装備した車輌。
イギリス軍にもLVT 4を火炎放射用に改造した、シー・サーペントという車輌がありますが、それではなく、アメリカで改造された車輌です。
詳細なことは不明ですが、アメリカ軍でも数輌はあったようです。
↑の写真はペリリュー島で使用されているもので、3輌があったそうです。
ペリリュー島の戦いの後、アメリカ軍は多くのLVTを火炎放射器車輌に改造しています。
アメリカのLVT(A) 4
火力支援用のLVT
LVT (A) 1の37mm砲では、日本軍の掩蔽壕に対し威力不足であったことから、M8自走砲の砲塔を取り付け、75mm砲を装備させました。
1944年から1945年にかけて、1890輌が作られました。
またマリアナ諸島での戦いで、日本軍の迫撃砲や手榴弾の攻撃から、身を守ることが困難であったことから、後期型として、機銃マウントが取り付けられ、これは「マリアンモデル」と呼ばれました。
こちらは後期型
機銃が3挺
そして画像はありませんが、LVT(A)４を改造し、カナダ製のロンソン火炎放射器を取り付けた車輌もありました。
アメリカのLVT (A) 5
LVT(A) 4を改良し、主砲にスタビライザーを取り付け、動力砲塔にした車輌。
1945年に269輌が作られ、朝鮮戦争で使用されました。
アメリカのM29ウィーゼル
装軌車輌で、砂地、泥地、砂漠など装輪車輌が通行できない地形で活躍しました。
ノルウェーの枢軸国軍を攻撃することを目的として、イギリスの発明家ジェフリー・パイクにより、アメリカの会社で開発されました。
ケグレス式のゴムバンド履帯を備えているのが特徴。
後期型のM29Cは、水陸両用となりました。
ノルウェーでは使用されませんでしたが、西部戦線やイタリア戦線で広く活用されました。
M29は4476輌、M29Cは10647輌が生産されました。
海兵隊でも配備され、硫黄島や沖縄で使用されています。
またイギリスやカナダでも使用されました。
スピードは陸上12、水中2