Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
A9 / A9 CS (ANZAC)
A10 / A10 CS (ANZAC)(ギリシャ)
A13 Mk.�� / A13 CS
A13 Mk.�� / A13 Mk.��a (ANZAC)
Covenanter / Covenanter CS (ポーランド)
Crusader �� / Crusader ��CS (ANZAC)(フランス)
Cruseder �� / Cruseder ��CS (ANZAC)(フランス)(ポーランド)
Crusedar �� (ポーランド)
Crusader AA Mk.1 / Mk.2 (カナダ)(インド)(ポーランド)
Crusader Gun Tractor Mk.1 (カナダ)
Cavalier
Centaur �� (ギリシャ)
Centaur �� / Centaur �� (カナダ)
Centaur Dozer
Cromwell �� / �� / �� / �� / �� (チェコスロバキア)
Cromwell AOP / Cromwell Tulip (カナダ)(ポーランド)
Challenger (チェコスロバキア)(ポーランド)
Avenger
Comet
Comet Crocodile
Centurion Mk.1 / Mk.2
A33 Excelsior
A39 Tortoise
イギリスの巡航戦車Mk.��
WW1終結後の1920年代、世界恐慌の影響などもあり、イギリスが開発、生産を行ったのは、ヴィッカーズ中戦車のみでした。
1930年、ヴィッカーズ社はヴィッカーズ中戦車Mk.��(A6)を開発しましたが、1934年に財政難により採用されないことになりました。
しかしドイツの再軍備が明らかになった背景もあり、イギリスでも新たな戦車の開発が急がれました。
ヴィッカーズ・アームストロング社は採用されなかったヴィッカーズ中戦車Mk.�靴鮓気法�低コストの車輌を開発することになりました。
新型戦車は1936年に完成、主砲には新しく開発された2ポンド砲を初めて搭載させました。
1936年、イギリス陸軍省は、これからは歩兵戦車と巡航戦車の2種類の戦車で開発を行うことを決めました。
重装甲を持つ歩兵戦車は、その名のとおり、歩兵と連携し攻撃を行うもので、マチルダやバレンタイン戦車があります。
逆に敵の戦線を突破し、敵を追撃するために開発される巡航戦車は、機動力、速力を生かすため、装甲は薄く、軽量化されました。
イギリスはこのA9戦車を巡航戦車Mk.�機�A9）として採用しました。
ただしA9は生産後、設計上の問題なども見つかり、翌年にはすぐに後継車輌としてA10、A13の開発が行われました。
生産は125輌、そのうち少数ですが、3.7インチの榴弾砲を搭載したCS戦車（近接歩兵支援）も作られました。
フランス、ギリシャ、北アフリカの戦場で使用され、履帯が外れやすい欠点がありましたが、イタリア軍の戦車には2ポンド砲は有効でした。
主砲は2ポンド砲（40mm）
副武装はヴィッカーズ機銃3挺（車体に2挺、砲塔に1挺）
スピード13(40km/h)
最大装甲14mm
こちらは少数生産された歩兵の近接支援用に3.7インチ砲榴弾砲を搭載したA9 CS戦車。
主砲は3.7インチ榴弾砲（94mm）
HE弾のみ
イギリスの巡航戦車Mk.�供�A10)
イギリスでは1934年に巡航戦車Mk.�機�A9）の開発が始まりましたが、それと並行してA9の装甲を強化した歩兵戦車の開発も進められました。
この頃のイギリスは、同時にいくつもの戦車を開発しており、マチルダ歩兵戦車（A11）、A13巡航戦車なども開発されています。
A9が完成した数か月後の1936年にA10の試作車輌は完成、しかし装甲が強化されたものの、わずか30mmであったため、A10は歩兵戦車ではなく、巡航戦車として採用されることになりました。
（マチルダ歩兵戦車は60mmで開発が進んでいました）
主砲はA9と同じ2ポンド砲ですが、副武装はイギリスでライセンス生産が行われたチェコ製のベサ機関銃を搭載しました。
A10には、A10 Mk.��とA10 Mk.��の2種類があり、Mk.�気亘づ禝―討�ヴィッカーズ機関銃ですが、これは少数生産であり、主力生産のMk.�兇魯戰亀ヾ惱討紡紊錣辰討い泙后�
ゲームでは主力生産だったベサ機関銃搭載型が登場します。
生産はA13よりも遅くなり、1938年から1940年までに175輌が作られました。
そのうちの30輌は歩兵支援用の3.7インチ榴弾砲を装備したCS車輌（近接支援）になりました。
フランス、北アフリカ、ギリシャの戦いで使用されました。
主砲は2ポンド砲
副武装はベサ機関銃2挺
スピード9（26km/h)
最大装甲30mm
主砲は3.7インチ榴弾砲
イギリスの巡航戦車Mk.�掘�A13 Mk.�機�
巡航戦車として採用された巡航戦車Mk.�機�Mk.�兇蓮�高速走行に向いておらず、巡航戦車として機動力に欠点がありました。
1936年秋、イギリス陸軍はソ連の秋季演習を視察した際に、ソ連のBT快速戦車が目に留まり、BT戦車の元となったアメリカのクリスティー戦車の導入を検討しました。
イギリスは購入した車輌をすぐに分析、研究を行い、そして巡航戦車として開発を進めました。
1937年に試作車輌が完成、イギリス初のクリスティー式戦車として、速度48km/hを出すことができましたが、装甲がわずか14mmと薄く、しかも機械の故障も頻発したため、発注分の65輌のうち、30輌が完成した時点で装甲を増加させることに決まりました。
これにより、A13はA13 Mk.��とし、装甲増加型がA13 Mk.��となりました。
主砲は2ポンド砲
副武装はヴィッカーズ機関銃1挺
スピード16(48km/h)
最大装甲14mm
また画像はありませんが、この車輌もCS戦車（近接支援）が数輌作られました。
この車輌は中隊本部車輌としての車輌でした。
主砲は3.7インチ榴弾砲
装甲値が全体的にあがっているのを見ると、増加装甲型なのでしょう。
イギリスの巡航戦車Mk.�検△△襪い�A13 Mk. ��
A13 Mk.�気論源困療喘罎如∩�甲に増加装甲板を装着させることが決まり、最大装甲を30mmにするため、主に砲塔部分に装甲板を装着させた車輌をA13 Mk.��、その後、砲防盾を備えた車輌は巡航戦車Mk.��と呼ばれました。
ゲームには、A13 Mk.��として登場します。
巡航戦車Mk.�犬寮源鎖瑤砲弔い討任垢�、655輌と言う数字が長い間、言われてきましたが、登録番号からすると305輌になり、巡航戦車Mk.�気�らMk.�犬涼罎任郎任眤燭�生産されました。
主砲は2ポンド砲
副武装はヴィッカーズ機関銃
スピード16（48km/h）
最大装甲30mm
そして初期のMk.�犬蓮∪渋づ喘罎納臻い遼表發�新型に変わったため、同軸機銃をヴィッカーズ機関銃から、ベサ機関銃に換装されました。
このタイプを巡航戦車Mk.��Aとして制式採用しました。
Mk.��Aは、1940年から1941年にかけて生産されました。
副武装がベサ機関銃
砲塔前面の装甲値も上がっています。
巡航戦車Mk.�機�Mk.�供�Mk.�靴�よびMk.��は、イギリス海外派遣軍（BEF）に配備され、初期のイギリス軍の戦車として、フランスで使用されました。
またその後、第7機甲師団に配備され、1940年から1941年にかけて北アフリカや、ギリシャでの戦いに参加しています。
ドイツ軍はフランスで9輌のMk.�犬鴦坦佑掘�Mk �� 744(e)として東部戦線のブレスト要塞の戦いに使用しましたが、機械の故障により、3週間で失われました。
イギリスのカヴェナンター巡航戦車
巡航戦車Mk.��、あるいはA13 Mk.��とも言われます。
1938年、LMS社は巡航戦車Mk.�犬慮綏兌幎劼粒�発を行うことになりました。
LMS社は戦車の設計・製造の経験がなく、砲塔やエンジンは他社に設計を任しました。
1939年、試作車輌が完成する前に発注が入り、その後、生産が始まり、1943年までに、1771輌もの大量生産が行われました。
これはイギリスがWW2に参戦する前夜であったことから、とにかく頭数を揃えるために生産を急いだためですが、車輌のテストの結果、致命的欠陥があることが判明しました。
一番の問題がエンジンの冷却が追い付かず、車内が40度以上になってしまうことでした。
その結果、暑い気候の土地には不向きとされ、主に国内での訓練に使用されました。
カヴェナンターという名前の頭文字「C」を取って、以降の戦車は必ず「C」から始まるようになったのはこの戦車からです。
なおゲームには「Prototype Tank」として登場し、[MISC]の[Training Tank]でのみ購入できます。
主砲は2ポンド砲
副武装はベサ機関銃と対空用にブレン機関銃
スピード18（48km/h）
最大装甲40mm
カヴェナンター巡航戦車は、その後、Mk.�犬忙蠅襪泙撚�修され、改良されました。
また地雷除去戦車や、回収戦車、架橋戦車、観測戦車などなど様々な改造が行われました。
CS戦車（近接支援）も作られていますが、これも訓練用に使用されました。
主砲は3インチ榴弾砲
イギリスの巡航戦車MK.�坤�ルセーダー1、あるいはA15
A13カヴェナンターと同じLMS社で開発されたので形状はとてもよく似ています。
しかしA13の後継車輌ではなく、A13とA15は同じ時期に平行して開発が進み、どちらかというとA13の保険として作られた車輌です。
A13に大きな欠陥が見つかったため、保険としていたA15が1940年から1943年までに総5300輌が作られました。
クルセーダー１は、1940年から1941年にかけて、250輌が作られました。
クルセーダーMk.�気砲蓮△い�つかの欠点はありましたが、巡航戦車として活躍を見せ、イギリス第7機甲師団の巡航戦車の主力として北アフリカの戦場を駆け巡りました。
1942年ごろからアメリカからグラント中戦車、あるいはシャーマンが到着すると、対空砲車輌や砲牽引車に改造されました。
主砲に2ポンド砲、そして車体前面に手動式の機銃砲塔を備えていましたが、使いにくく不評だったため、後にこの機銃砲塔は取り外されました。
主砲は2ポンド砲
砲塔機銃と車体機銃はベサ機関銃
スピード15（42km/h）
最大装甲40mm
近接支援用の車輌も作られています。
主砲は3インチ榴弾砲
HE弾とAP弾も積載しています。
イギリスの巡航戦車Mk.�坤�ルセーダー2
砲塔と車体の前面装甲が強化されたタイプ。
装甲が40mmから49mmになりました。
また不評だった機銃砲塔は、取り外した型と取り外していない型の両方があります。
クルセーダー２は、1941年から1942年にかけて、1812輌が作られました。
最大装甲49mm
装甲値が若干あがりました。
イギリスの巡航戦車クルセーダーMk.��
後継車輌の巡航戦車Mk.�札�ャバリエの開発の遅れにより、一足先に6ポンド砲を搭載させた車輌。
イギリスで6ポンド砲を搭載した初めての車輌となりました。
その他にこれまでの欠点を解決するための修正も多くされています。
生産が1942年5月から1943年にかけて、1717輌が作られました。
6ポンド砲は、初期型にはMk.3 L43砲、後期型にはMk.5 L50砲が搭載されました。
1942年10月のエルアラメインの戦いに、100輌が実戦投入されました。
アメリカからグラント中戦車やシャーマン戦車が到着すると、イギリス軍は次第にクルセーダーを使用しなくなり、1943年3月のマレスラインの戦い、4月のワディ・アカリットの戦いを最後にクルセーダーの使用は終わりました。
その後、対空砲を装備した対空戦車や、砲牽引車として改造されました。
主歩は6ポンド砲
HE弾も積載
スピード15
最大装甲51mm
イギリスのクルセーダー�� AA Mk.1対空戦車
戦場で使用されなくなった巡航戦車クルセーダーは、その後、対空砲を搭載した車輌に改造されました。
Mk.１とMk.2があります。
Mk.1は、スウェーデンのボフォース40mm対空機関砲を装備。
ボフォース40mm対空砲は連合国でも枢軸国でも使用された砲で、イギリスではライセンス生産が行われました。
↑の画像はオープントップの砲塔があるタイプですが、車体に砲のみを取り付けたタイプもあります。
1943年に、238輌が作られました。
ノルマンディーのジュノービーチには、↑のような砲塔のないタイプが配備されましたが、制空権が優勢であったことから、あまり使用されませんでした。
イギリスのクルセーダー�� AA Mk.2、およびMk.3
こちらは密閉型の砲塔に、エリコン20mm対空機関砲、あるいはポールステン20mm機関砲を搭載した車輌。
Mk.2とMk.3の違いは、Mk.3は砲塔に機銃が搭載されています。
1942年から1944年にかけて、735輌が作られました。
少数ですが、エリコンの3連装も作られました。
ゲームではMk.2が登場します。
20mm機関砲の2連装
イギリスのキャバリエ巡航戦車Mk.�察�A24）
巡航戦車クルセーダー（A15）の後継車輌として開発されましたが、完成までの道のりは複雑です。
イギリスはクルセーダーの欠点であった2ポンド砲の火力、そして装甲の薄さから、新しい車輌は6ポンド砲、装甲76.2mmという仕様で開発が行われました。
ヴォクスホール自動車会社のA23案、NMA社のA24案、レイランド自動車会社のA27案という3社によりそれぞれ案が策定され、そのうちのレイランド社のA27案が最も評価されました。
しかしA27に搭載するエンジンはロールスロイス社のエンジンでこれは航空機用であり、1941年のイギリスは航空機の生産を優先していたことで、戦車用のエンジンは後回しとなり開発が遅れました。
そのため、A27のつなぎとして、A24が作られるようになりました。
A24はクルセーダーを開発したNMA社で、同社のリバティエンジンを搭載し、1942年1月に完成しました。
1942年に500輌が生産され、巡航戦車Mk.�� キャバリエという愛称までつきましたが、その後に作られたクロムウェル（A27M）がキャバリエよりも優れた性能であったことから、キャバリエは訓練用に使用されました。
1945年に12輌が自由フランス軍により使用されました。
主砲は6ポンド砲
副武装はベサ機銃2挺
スピード17
（スピードが17に上がっていますが、重量が重くなり、実際は48km/hから38km/hに速度は下がっています）
最大装甲76mm
イギリスでは[Prototype]としてのみ登場
イギリスのセントー巡航戦車（A27L）
Centaur は、一般的にはケンタウロスと訳され、ギリシア神話の犯人半獣の生き物のこと。
これがなぜ日本語で、セントーになるのかは分かりません。
セントーとキャバリエとクロムウェルは見分けるのが難しい車輌です。
特にセントーとクロムウェルは、エンジンが異なる以外は外観はほぼ同じです。
これは元の設計でエンジンを換装することにより、クロムウェルに改造できるように作られているためです。
1942年に完成、なんと8つの会社で生産が行われました。
そのため正確な生産数が不明で、約1800輌のうち、半分以上が6ポンド砲を搭載した車輌でした。
（生産数に関しては、900〜1800輌とかなり開きがあります）
セントー1は6ポンド砲（57mm)を搭載しましたが、すでに57mm砲は時代遅れになっていたため、主に訓練用に使用され、戦後、ギリシャに52輌が送られました。
ゲームではギリシャにのみ登場します。
1943年にセントー1の6ポンド砲を、75mm砲に換装したのが、セントー3です。
この75mm砲は、オードナンスQF75mm砲と言い、それまでの6ポンド砲を口径を75mmに拡大し、アメリカ軍のシャーマン戦車の75mm榴弾を使用できるようにしたものです。
セントー3も実戦には使用されず、[Prototype]として登場します。
主砲は75mmMk5砲
副武装はベサ機銃2挺
スピード16(43km/h)
最大装甲76mm
セントー�犬魯離襯泪鵐妊ぁ湿緡�作戦でイギリス軍が使用されました。
わずか80輌のみが作られ、イギリス海兵隊装甲支援グループ（RMASG）という海兵隊の部隊により使用されました。
この車輌はセントーMk.�� CSとも呼ばれ、主砲に近接支援用のオードナンスQF 95mm榴弾砲を搭載しました。
短砲身であるのと、砲塔に目盛りが書かれているのが特徴なので、すぐ分かります。
上陸時に上陸用船艇から目標陣地に砲撃する目的で用いられ、その際に着弾観測を戦車兵に指示するために、目盛りが書かれました。
主砲は95mm榴弾砲
HEAT弾も撃つことができました。
セントーを改造して作られたセントー・ドーザーもノルマンディー上陸後の1944年後半に使用されました。
イギリスのクロムウェル巡航戦車(A27M)
イギリス陸軍がクルセーダー巡航戦車の後継車輌として、開発社3社が策定した車輌のうち、レイランド社のA27案が最も高い評価を得ました。
A27には航空機用のマーリンエンジンを戦車用にしたミーティアエンジンを搭載する予定でしたが、このエンジンは複雑であったため、開発も生産も遅れました。
開発当初は、
A24クロムウェルMk.1
A27LクロムウェルMk.2
A27MクロムウェルMk.3
と名付けられましたが、後にこれが、
A24巡航戦車Mk.8 キャバリエ （リバティエンジン)
A27L巡航戦車Mk.8 セントー (リバティエンジン)
A27M巡航戦車Mk.8 クロムウェル (ミーティアエンジン)
と変わりました。
ミーティアエンジンは、1942年11月にようやく生産が始まり、1943年1月からクロムウェルの生産が始まりました。
総生産数は3066輌。
クロムウェルには8つのアップグレードバージョンがあり、車体だけでも5つのタイプがあります。
ゲームには１、４、６、７、８が登場します。
クロムウェルは1944年6月7日に上陸し、第7機甲師団の主力戦車として、初めて実戦で投入されました。
高速で車高が低く、敵に見つかりにくかったため、偵察連隊で偵察任務も行いました。
しかし車内は狭く窮屈だったため、搭乗員からはあまり評判はよくなかったと言われています。
標準装備となった75mm砲は、ティーガーやパンテルの前面装甲を貫通できず、有名なヴィレル・ボカージュの戦いでは5輌が撃破されています。
主砲は6ポンド砲
初期のクロムウェル1、2、3は6ポンド砲を搭載しました。
生産数は357輌
スピード22（64km/h)
最大装甲64mm
クロムウェル4と5は、75mm砲を搭載しました。
セントーの車体にミーティアエンジンを搭載させました。
主砲は、オードナンスのQF 75mm砲
最も生産が多い、1935輌が作られました。
スピード、装甲値は若干の違いがあります。
主砲は近接支援の95mm榴弾砲
341輌生産
クロムウェル4、5、6のアップグレード型
75mm砲を搭載し、装甲を強化させました。
前面装甲が101mm
近接支援用の95mm砲装備のクロムウェル4の装甲強化型
前面装甲が101mm
イギリスのクロムウェル砲兵観測戦車
クロムウェルは様々な改造車輌が作られました。
複数の無線機を搭載した指揮戦車や観測戦車がありました。
主砲を取り外したタイプと主砲をダミーしたタイプがありました。
↑の車輌はダミーの主砲だそうです。
ゲームでは観測戦車（FO)として登場します。
主砲はなく、機銃のみ
FO車輌
クロムウェル チューリップ
クロムウェルの砲塔にイギリス製のチューリップと呼ばれたRP-3対地用ロケット弾を搭載させた車輌。
実戦では使用されませんでした。
ロケット弾は第3火器でHE弾が4発
イギリスの巡航戦車チャレンジャー(A30)
北アフリカでの戦いで、ドイツ軍の長砲身75mm砲に対し、イギリス軍戦車の火力が問題となりました。
対戦車砲として開発していた17ポンド対戦車砲（76.2mm)をクロムウェルに搭載させる車輌を開発、17ポンド砲が大きすぎたため、開発は難航しました。
その後、シャーマン戦車に17ポンド砲を搭載させたシャーマンフライが作られ、シャーマンフライの方が生産がしやすかったため、チャレンジャーの生産は1944年3月からわずか200輌のみが作られ生産終了しました。
ノルマンディーのマルベリー港が完成した1944年8月から、フランスに上陸、その後は近衛機甲師団、第11機甲師団で使用されました。
シャーマンフライとチャレンジャーはよく比較されましたが、車体の低さ、高速走行、機動性に優れており、乗員の評価は高かったと言われています。
主砲は17ポンド砲
副武装はベサ機銃1挺
スピード18（51km/h)
最大装甲102mm
イギリスのアヴェンジャー対戦車自走砲
チャレンジャーを元にして、ティーゲルやパンテルに対抗できる自走砲を作りました。
主砲は17ポンド砲、重量を軽減するために、砲塔はオープントップになっています。
1945年に250輌が生産されましたが、戦争終結のため、実戦では使用されませんでした。
主砲は17ポンド砲
AP弾はなく、SABOT弾
スピード18
最大装甲101mm (追加装甲あり）
砲塔上部は画像のような装甲板がつけられました。
イギリスのコメット巡航戦車（A34)
ティーゲルやパンテルに対抗できる17ポンド砲を搭載したチャレンジャー巡航戦車が開発が進められましたが、なかなか開発が進みませんでした。
そこでヴィッカーズ・アームストロング社は、17ポンド砲を改良し、口径を短縮させ、短砲身、軽量化した新しい77mm戦車砲を開発しました。
この77mm砲に、クロムウェルの車体を改良し、装甲も強化された車輌の開発となりました。
生産は1944年10月から戦後にかけて1200輌が作られています。
ただし終戦までに何輌作られたのかはよく分かっていません。
部隊に配備されるまで時間がかかり、1945年3月に初めての実戦で投入されました。
イギリス第11機甲師団に配備され、1945年コメット戦車で完全に装備された唯一の師団となり、26輌のコメットを失っています。
戦後、1958年まで使用されました。
主砲は77mm HV戦車砲
スピード17(50km/h)
最大装甲102mm
イギリスのコメット・クロコダイル火炎放射戦車
コメットを改造して作られた車輌。
唯一、↑の写真が残されているのみで、この写真以外はいまのところありません。
詳細もよく分かっていません。
火炎放射器は車体の機銃部分に取り付けられており、第４火器となります。
試作車輌として登場します。
イギリスのセンチュリオン
17ポンド砲を搭載し、88mm砲にも耐えられる装甲、そして機動性を兼ね備えた戦車として1943年10月に開発が始まりました。
1945年1月に最初の6輌が完成し、部隊に配備されましたが、5月にドイツが降伏したため、実戦には間に合いませんでした。
しかし戦後も生産が続き、イギリス軍の主力戦車となりました。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、インド・パキスタン戦争、レバノン戦争、南アフリカ国境紛争などで活躍しています。
4423輌が生産され、様々な改良型が作られました。
SPWW2には、17ポンド砲を搭載したMk.1とMk.2のみが登場します。
Mk.1は100輌、Mk.2は250輌が生産されました。
主砲は17ポンド砲
副武装は20mmポールステン機関砲
ポールステン機関砲はエリコン社の対空機関砲で、乗員に不評で後にベサ機関銃に換装されました
スピード11（34km/h)
最大装甲152mm
イギリスのエクセルシアー重突撃戦車（A33）
ノルマンディー上陸より2年早い1942年8月、フランスのディエップにイギリス・カナダ連合軍は上陸作戦を行いました。
この上陸作戦は、大失敗に終わり、新型のチャーチル歩兵戦車は残骸を残しました。
この経験から、イギリスは歩兵戦車と巡航戦車をかけ合わせた戦車、すなわち突撃戦車を設計しようとしました。
クロムウェル巡航戦車の車体を利用し、1943年11月試作車輌が作られました。
もう1輌、異なる試作車輌が作られました。
しかしクロムウェル巡航戦車の装甲が強化されたことと、アメリカ製のシャーマンが大量に入手できたことで、A33は不要となり、計画はキャンセルとなりました。
主砲は75mm砲
最大装甲114mm
イギリスのトータス重突撃戦車（A39）
1943年、連合軍はドイツ軍と要塞化した陣地での戦いを繰り広げました。
そのため敵の要塞化した陣地を攻撃するための重装甲の突撃戦車を開発しました。
上述のエクセルシアー重突撃戦車もその一つで、他にはヴァリアント歩兵戦車もありました。
1943年から1944年までにイギリスは真剣に重突撃砲の開発をしており、様々な車輌の設計が行なわれました。
終戦間際、6輌のみが生産されました。
主砲はオードナンスの32ポンド砲（94mm）で、ティーゲル2と交戦しても前面装甲を貫通できる威力がありました。
主砲は32ポンド砲（94mm)
副武装はベサ機関銃3挺
スピード6（20km/h）
最大装甲228mm !!