Steel Panters World War 2   JAPANESE  HQ

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砲・ 武器・特殊兵器 3

SG43 (ソ連)
37mm Pvkan m/38 (スウェーデン)
37mm AT-Gun (ポーランド)
3.7cm Pak36(p) (ドイツ)

75mm Mle 1897 (フランス)
75mm M1897 FG (アメリカ)(ポーランド)
75mm Field Gun (ルーマニア)

7.5cm PaK 97/38 (ドイツ)
75mm AT-Gun (ルーマニア)
C/C 75L36 PaK (イタリア)
75mm Panceltoro (ハンガリー)
75mm M97 AT-Gun (フィンランド)

155mm Gun GPF (フランス)
155mm M1918 FG (アメリカ)
15.5cm K 419(f) (ドイツ)

Oerlikon AA (イギリス)
76.2mm K/DPR RG (ソ連)
28cm / 30cm / 32cm Wurfgerat (ドイツ)
Nebelwerfer 41 / 42 (ドイツ)
M-8 / M-13 / M-13DD / M-20 / BM-30 Rama / BM-31 Rama (ソ連)
M-28 / M-32 Rockets (ソ連)

SG43 (ソ連)

SG43

機関銃特集もこの辺にしておきます。

SG43 機関銃はソ連の重機関銃。

ソ連には、「Maxim」と「DhsK」という有名な重機関銃があるが、もう一つこの 「SG43」もあります。

これは1943年に製造され、大戦後も東側の諸国では使用されました。

弾薬は、「Maxim機関銃」と同じ7.62mm弾。

射程距離は24、[KILL]値は6

Maxim の方は、射程距離が30と長いが、[KILL]値は5となっている。

1943年3月〜1946年12月まで購入可能


37mm Pvkan m/38 (スウェーデン)
37mm  AT-Gun (ポーランド)
3.7cm  Pak36(p) (ドイツ)

37mm Bofos

この砲は前出の40mm機関砲で有名なスウェーデンのボフォース社で造られた対戦車砲です。

この37mm対戦車砲は、ドイツ軍のクルップ社の37mm PAK35/36とよく似ています。

ただし防盾の形が異なります。

ボフォース社の37mm砲は防盾がぐにゃと曲がっています。

この37mm対戦車砲は、輸出目的として生産されました。

第2次大戦ではさまざまな国に輸出されましたが、ここで はこの砲が活躍したポーランドを取り上げます。

ポーランドでは約300門の砲がスウェーデンから輸入された上、 この砲のライセンス生産権を得たため、国内でも「37mm wz.36 L45」として生産が開始されました。

ドイツ侵攻時には、1200門の37mm対戦車砲があったそうです。

そしてこの砲は、対ドイツ戦車に対して大きな成果を発揮しました。

当時のドイツ軍の1号、2号戦車には十分すぎるほど通用したのです。

また、この砲はポーランド軍の主力戦車「7TP」にも搭載されました。

ドイツでは、ポーランド侵攻で捕獲したこの砲を、「3.7cm PAK36(p)」として使用されました。

スウェーデンでは、1937年1月〜1946年12月まで

ポーランドでは、1930年1月〜1939年10月まで

ドイツでは、1939年11月〜1944年5月まで

他にも、ルーマニアやフィンランド、ノルウェーでも購入可能です。


75mm Mle 1897 (フランス)
75mm M1897 FG (アメリカ)(ポーランド)
75mm Field  Gun (ルーマニア)

m1897

フランスで 1897年に作られた野砲。

通称「M1897 野砲」

当時、駐座複退式という技術を開発し、それにより連続発射が可能となった画期的な砲です。

世界中の国々で長い間使われた超有名な砲。

20000門以上が生産されました。

フランスでは1930年1月 〜1940年7月まで購入可能

アメリカもこの砲を購入しました。

この砲を搭載したハーフトラック「M3 75mm GMC」があります。

ア メリカでは1930年1月〜1942年12月

ポーランドも購入しました。

1930 年1月〜1940年6月

ルーマニアでは1930年1月〜1946年12月


7.5cm PaK 97/38 (ドイツ)
75mm AT-Gun (ルーマニア)
C/C 75L36 PaK (イタリア)
75mm Panceltoro (ハンガリー)
75mm M97 AT-Gun (フィンランド)

PAK97

ドイツ軍はポーランド侵攻とフランス侵攻でポーランドとフランスから大量の「75mm Mle M1897」を鹵獲しました。

この大量の砲を改造することにしました。

というのは、ドイツ軍にはソ連軍のT34やKV1に対抗できる75mmの対戦車砲が不足しており、 そこでこのポーランドとフランスからぶんどった古い野砲をなんとかして 対戦車砲にしようということで作られましたのです。

元々が野砲であり、水平射撃などできないため、5cm PaKの砲座を代用しました。

発射速度は遅かったですがHEAT弾を使用でき、初期のT34であれば、どの角度からも貫通できたといわれています。

7.5cm PaK 40が生産されるまでのつなぎでしたが、十分その役割は果たしました。

7.5cm PaK 40が前線に配備されてからも、2線級兵器として現役で使われました。

3712門が作られました。

1941年11月〜1944年6月まで購入可能

この砲と搭載した車輌「PzKw 740(r)」があります。説明はこちら

またルーマニアは1942年にドイツ軍から6門が供給されました。

ルーマニアでは1942年10月〜1945年月

イタリアでも購入しました。

1942年10月〜1943年3月

ハンガリーでは1942年に43門を購入しました。

1942年10月〜1943年6月

フィンランドでは自国で改造して使用しました。

1943年4月〜1946年12月


155mm Gun GPF (フランス)
155mm M1918 FG (アメリカ)
15.5cm K 419(f) (ドイツ)

155mm

火砲大国フランスが第1次大戦で開発した155mmカノン砲。

当初はドイツ軍の塹壕を攻撃するために設計されました。

最大射程が19kmもあるのは、すごいです。(すごいのか・・)

アメリカでもこの砲を「M1917」として採用しました。

ゲームに登場するのは改良版の「M1918」です。

そしてアメリカはM3中戦車の車体にこの砲を搭載し、「M12 自走砲」として開発しました。

「M12 155mm GMC」はこちら

この砲は、もちろんこれだけの射程ですから盤外砲としてしか購入できません。

フランスでは1930年1月〜1940年7月まで

アメリカでは1935年1月〜1943年12月まで

***

またフランス降伏後、ドイツ軍でもこの砲は使用され、皮肉にも大西洋の壁として連合軍を迎え撃ちました。

K419

ドイツ軍はフランスから鹵獲した「155mm GPF」を「15.5cm K 418(f)」と命名しました。

ゲームでは「15.5cm  K 418」ではなく、「15.5cm K 419(f)」が登場します。

これは「155mm GPF」の改良型で、タイヤが改良された「155mm GPFT」です。

こちらも盤外砲としてのみ購入可能

1941 年7月〜1946年12月まで購入可能


Oerlikon AA (イギリス)

OERLIKON

エリコン20mm機関砲はスイスの エリコン社で開発された兵器です。

(オエリコンではなく、エリコンです!)

1940年に生産され、世界の国々で使用されたベストセラー兵器でもあり、現代でも使用されています。

とはいっても、海軍の艦船や空軍の戦闘機に使用されたものがほとんどで、陸軍でこの機関砲を使用したのはイギリスぐらいです。

イギリスがこのエリコン機関砲を改良して作ったのが、前出の「Polsten AA」です。

「Polsten AA」はこちら

ゲームではイギリスで 対空砲として登場します。

また車輌にも搭載されました。

「Crusader AA Mk.II」に搭載されているのが、この「Oerlikon 20mm」です。

表記では「20mm(2) AA-Gun」としかありませんが、これはエリコン機関砲のことです。

「Crusader AA Mk.II」はこちら

1940年1月 〜1946年12月まで購入可能


76.2mm K/DPR RG (ソ連)

dpg

これまた聞いたこともない兵器が登場。

バズーカ砲のようだし、パンツァーシュレッケのようだし、なんなのよこれは!

ともう何年も前から疑問に思っていました。

俗に「DPR」とも呼ばれるそうですが、「DPR」は無反動砲のこと。

無反動砲はドイツの7.5cm無反動砲 LG40が有名です。

こちら

ソ連でも1923年から無反動砲の開発が始まりました。

37mmから305mmまで様々な砲を実験してきましたが最後までうまくかず、1938年、 この兵器の開発に携わった者たちを赤軍大粛清してしまい計画は断念しています。

(その後、スターリンはドイツ軍が開発した無反動砲を見て再び開発させるんですけどね)

その中で一番知られているのがこのDPRで、1935年に開発されました。

フィンランドとの冬戦争で使用された際にドイツ軍に鹵獲されました。

ゲームで登場するこの兵器はHE弾40発、 SABOT弾3発を積載しています。

1932 年1月〜1941年9月まで購入可能

ただし、この兵器は[Airborne  Field Howtzer]となっており、空挺部隊専用の兵器です。

購入はグライダーと共にしか購入できません(涙)

要するに降下作戦での部隊となっていますので、「Preferences」で[Air Sortis]を0以外に設定しておかなければ購入画面に出てきません。

また購入は[Para RCL Sec[A]]で購入できます。

空挺部隊に属しているため経験値・士気値は+10です。

この兵器を搭載した車輌に「SU-3」があります。

こちら


28cm /  30cm  / 32cm  Wurfgerat (ドイツ)

28cm Wurfgerat

32cm Wurfgerat

泣く子も黙るロケット弾です。

写真のように木製の発射架に装備されていて、このまま移動しこの装置を写真のように設置すればよく、地面に穴を掘り設置することもある。

(「Wurfgerat」 は発射架という意味)

Wurfgerat

ロケット弾だけあり、その威力はすさまじいです(恐)

28cm HE Rocket KILL値が51 PEN値が5

30cm HE Rocket KILL値が55 PEN値が5

32cm Flame Rocket (傷痍弾) KILL値が59 PEN値6

射程距離ですが、28cmと32cm弾は2000m程度ですが、 30cmのロケット榴弾になると、ぐんと伸び6000mになります。

これはロケットの性能よりも、発射器の性能が向上したことにもよります。

(ゲームではあまり関係ないですが)

まあ、ものは試しに一度使ってみてくださいな。

特に32cm傷痍弾はスカッとさせてくれますw

(ただし32cm傷痍ロケット弾はすごい高価です)

ソ連軍のカチューシャよりも数倍威力はありました。

ゲームでも命中すると、分隊まるごと壊滅させてしまうぐらいです。

ただ、このロケット弾、注意することは弾着誤差がすごくあります。

なのでくれぐれも味方が近くにいる場所に砲撃要請しないでください。

実際にこの砲弾の誤射で味方に甚大な被害を与えたとオットーカリウスさんも語っています。

28cmロケット榴弾は 1940年11月〜1941年5月まで

30cmロケット榴弾は1943年3月〜1946年12月まで

32cmロケット傷痍弾は1940年11月〜1946年12月まで

この重ロケット弾を搭載した車輌に「UE630 Wurgerat」や「SdKfz 251/1 Rak」があります。


Nebelwerfer 41 / 42  (ドイツ)

Nebelwerfer 41
Nebelwerfer 42

ロケットランチャー「ネーベルヴェルファー」には、上記 のように発射筒を持たないタイプと、この写真のように円筒形の発射筒を使用するタイプがあった。

Nebelwerfer 41は、15cmロケット榴弾の6連装(画像上)

Nebelwerfer 42は、21cmロケット榴弾の5連装(画像下)

このロケット弾は上記の28〜32cmロケット弾よりも射程距離が長く、 15cmロケット榴弾は7000m(ゲームでは141へクス)、21cmロケット榴弾は9000m(ゲームでは157へクス)となっています。

しかし、盤外砲ではなく、あくまでも盤内砲なので、購入の際は注意しよう。

15cmロケット弾は6発6発の計12発

21cmロケット弾は10発10発の計20発

Nebelwerfer 41は1941年6月〜1946年12月

Nebelwerfer 42は1943年1月〜1946年12月

発射時に噴煙があがり、これにより位置を把握され攻撃されるということがあり、 そのためこの発射装置を搭載した車輌「パンツァーヴェルファー」 が開発されました。


M-8 / M-13 / M-13DD / M-20
BM-30 Rama / BM-31 Rama
(ソ連)

M-8

お次はソ連のロケット砲を一挙紹介しておこう。

ドイツ軍が開発した「ネーベルヴェルファー」(上記)をきっかけに、ソ連軍でもロケット弾の開発が始まりました。

まず最初に造られたのが、「M-8」でこれは82mm砲弾で、1941年に初めて実戦で使用されました。

この「M- 8」の発射器を搭載した車輌も生産されました。

いろんな車輌を改造して造られましたが、ゲームでは「BM-8-24」と「BM-8 Katyusha」があります。

砲弾は8発

1941年8月〜1943年12月まで

********

次は「M-13」

「M-13」は「M-8」を改良して造られました。

132mm砲弾、6発。

これも専用の車輌「BM-13 Katyusha」が造られました。

ただし、購入年月が

1939年7 月〜1943年12月まで

となっているが、

これは明らかに間違っているのではないかと思います。

M-13が開発されたのは、1943年であり、いくらなんでも、「M-8」より早いことはありえないと思います。

検証報告でいずれ検証しておきます)

********

「M -13DD」は、「M-13」の改良版。

砲弾は同じ132mmですが、射程距離が伸びました。

(8700m から11000mに)

1943年1月〜1943年12月まで

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「M -20」は132mm砲弾で、射程が半分ほど短くなりましたが、その代わりに破壊力が増しました。

(KILL値が 21から39に)

1943年1月〜1943年12月まで

*******

「BM-30 Rama」と「BM-31 Rama」は同じ300mm砲弾です。

違いは射程距離だけです。

「BM -30」は56へクス、「BM-31」は86へクスです。

「Rama」の愛称で呼ばれていたそうで、「BM- 31」を搭載した車輌が「BM-31 Andryusha」 です。

「BM-30」は4発、1942年6月 〜1942年12月まで

「BM-31」は6発、1942年12月〜1945年6月まで

なお、ここに取り上げたロケット砲ユニットは、全て固定式の発射器によるもので、車輌に搭載されたものと比べて購入できる年月が短くなっています。

(車 輌搭載タイプはどれも1946年12月まで購入可能)


M-28 / M-32 Rockets (ソ連)

このユニットは悩ましきユニットです。

もうどれだけ探したでしょうか・・・・

この「M-28」と「M-32」というロケット砲弾のことを、いろいろ探して みましたが、どこにもこの兵器の紹介はありませんでした。

第二次大戦中のソ連軍のロケット砲弾は、上記の「BM- 31」が最後。

それ以上は作られていません。

また「M-28」というのも ありません。

ロシア語サイトにもありませんでした。

しかし表記が「m28 HE Rocket」「m32 Flame Rocket」となっており、通常ソ連のロケット弾は、大文字のMであるのに、こちらは小文字のmになっています。

そのため、これはもしや?と思いました。

ドイツ軍の「28cm HE Rocket」と「32cm Flame Rocket」ではないかということです。

この砲弾のデータを見てみると、

[m28 HE Rocket]

KILL  51   PEN  5    RANGE 43  WARHEAD  11

[m32 Flame Rocket]

KILL 59  PEN 6  RANGE 41  WARHEAD 14

これは上記のドイツ軍の「28cm Wurfgerat」「32cm Wurfgerat」と全く同じです。

ということは、このロケット砲弾はドイツ軍のロケット砲弾ではないかということが推測できます。

またソ連軍には傷痍弾はありません。

当てにはなりませんが、写真を見ても、ソ連軍の300mmロケット弾はもっと長細く、こんなに卵 型ではありません。

どうやらこれはドイツ軍のロケット砲弾と見てよさそうです。

ただ、ドイツ軍のロケット砲弾がソ連軍によって使われた、あるいは鹵獲兵器をして使用されたという裏づけが取れませんでした。

これに関しては引き続き検証報告で調査を続行することにします

購入は、1942年4月〜1945年12月までとなっていますが、ソ連軍のロケット砲ユニットは、車輌式以外のものは1945年7月以降は部隊がありません。

なので1945年6月までとなります。

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