Steel Panters World War 2   JAPANESE  HQ

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砲・ 武器・特殊兵器 2

150mm Tp 97 Mor (日本)
FJg PAW 7.5cm / 10.5cm (ドイツ)
Polsten AA (ポーランド)(イギリス)
Boys AT Rifle (イギリス)
PzB Boys 782e (ドイツ)

21cm K39/40 (ドイツ)
DShK HMG (ソ連)
7.92mm Vz.37 MMG (チェコスロバキア)
MG37 (t) MMG (ドイツ)

6.5mm Fiat M.14 (イタリア/RSI)
Breda M.37 MG / Breda 13.2mm MG (イタリア/RSI)
3.7cm Tak 30 (ドイツ)
MG08/18  (ドイツ)
Schwarzlse (ハンガリー)
7.92mm vz24 HMG (チェコスロバキア/スロバキア)
6.5mm KSP m/14 (スウェーデン)

150mm Tp 97 Mor (日本)

九七式中迫撃砲

日本での名称は「九七式中迫撃砲」である。
この中迫撃砲というのは、一般的には重迫撃砲に当たる。

1941年にはドイツにもソ連にも150mmの迫撃砲などないのに (ソ連は大戦後期に160mmがある)、日本軍にはこんなすごい迫撃砲があるではないか!

と、口径だけ見てみるとすごそうに見える。

だが実際はあまり評判はよくなかった。

まず重かった。
迫撃砲なのに移動は専用車輌(馬)での牽引が必要なくらい重く、ゲームに登場するユニットも移動力が0である。

この点は、元日本陸軍の砲兵の方の戦記を読むと、一々、砲を分解して山を登ったり密林を歩いたり、本当に大変だったことがひしひしと伝わってくるが、 こんな重い砲弾をかつがされたんじゃたまったもんじゃない。

重いだけはない。
ゲームで使用してみると分かるが、一度の砲撃要請で発射する砲弾が4発、それも1ターンに1発、次ターンに3発となっている(砲弾は20発)

82mmや90mm迫撃砲のように1ターンに10発程度景気よく撃ってくれないのだ。

なんかストレスがたまる砲でもある。 (自分が下手なくせに)

九七式中迫撃砲は「長」と「短」とが製造されることになったが、1942年までに170門 あまりが作られただけで、その後は120mm迫撃砲が使用されるようになった。

1941年6月〜1946年12月まで購入可能


FJg PAW 7.5cm / 10.5cm (ドイツ)

7.5cm無反動砲 LG40

7.5cm無反動砲 LG40です。

ドイツのラインメタル社で開発された無反動砲。

無反動砲は高圧で発射ガスを噴射することで発射の反動を抑えるといったものです。

よく分からない方はこちらの動画をご覧ください。



ドイツ軍は空挺部隊用に軽量で壊れにくい武器として開発しました。

1941年から1944年までに450門が生産されました。

ゲームではHE弾が20発、AP弾が5発、 HEAT弾が5発積載しています。

しかも関節射撃ができ、そのうえ対戦車射撃もできるという便利な砲です。

しかも迫撃砲と違って「FC」値 (Fire Control)が2ですから、直接射撃でも戦車にはバンバン当たります。

1941年の「クレタ島での戦い」で降下猟兵により使用されました。

また山岳猟兵(Gebirgsjager)も使用したそうです。

1940年5月〜1946年12月

10.5cm無反動砲 LG40

こちらは「10.5cm LG40」

こちらの砲弾はHE弾20発、HEAT弾10発と、AP弾がありませんが、HEAT弾は貫通力(PEN値)が10なので、十分の威力です。

この無反動砲は降下猟兵(FJg)の砲として購入するため、経験値・士気値が+8となっており、親衛隊なみの強さを見せます。

1940年6月〜1946年12月まで購入可能


Polsten AA (ポーランド)(イギリス)

Polsten AA

ポールステン機関砲でポーランドから初選出。

ポーランド人と製造メーカー「STEN」社により作られたので、Polstenと呼ばれるこの機関砲は、20mm対空機関砲として大戦後期に生産されまし た。

イギリス軍は、エリコン社の20mm機関砲を改良した新しい機関砲を開発していましたが、そこで作られたのがこの「ポールステン」機関砲です。

なのでポーランド軍よりもイギリス軍で多く使用されました。(ポーランドはナチス政権下にあったため)

Polsten AA

タイプは写真のように、1連のものから、2連、3連、そしてQuadと呼ばれる4連装のものがあります。

「Centurion Mk.1」戦車の第2兵器にも搭載されています。

またこの機関砲を搭載したトラックも購入 することができます。

ポーランド・イギリスで1944 年3月〜1946年12月まで購入可能


Boys AT Rifle (イギリス)
 PzB Boys 782e (ドイツ)

Boys AT Rifle

イギリス軍の対戦車銃「ボーイズ対戦車ライフル」

紹介するほど特に目立った性能ではない。

性能ではドイツ軍の「パンツァービュクセ38/39」よりも低く、 「Mauser M1918」と同じ。

大戦初期のドイツ軍の1号戦車や2号戦車には効果があったが、 PIATの登場で使用されなくなった。しかし、日本軍の戦車には効果があったため太平洋戦線では使用され続けた。

この銃はイギリス以外でも、いろんな国で使用されているのが特徴で、ドイツ軍でも北アフリカでイギリス軍から鹵獲しており、 「PzB Boys782e」として購入可能である。

また軽車輌を改造し、この銃を搭載した車輌もいくつかある。 さすがはイギリスだ。

1938年1月〜1942年12月まで購入可能

ドイツ軍では1940年8月〜1941年12月まで購入可能


21cm K39/40 (ドイツ)

21cm Kanon 39/40

正式には「21cm Kanon 39/40」

カノン砲って何と言われると困ることこの上ないですが、カノン砲と榴弾砲の違いは、 カノン砲の方が、砲身長が長くまた高初速・長射程であるが、重量とサイズは大きいとある。

まー画像をご覧の通り、砲身がすごーく長いでしょ、それがカノン砲っす。

ドイツ軍にはクルップ社で製造された15cmや17cmのカノン砲がありますが、この砲はチェコ製で大戦中、ドイツ軍とトルコ軍で使用されました。

これぐらいの大口径の砲は、東部戦線の「オデッサの戦い」「セバストポリの戦い」または、「レニングラードの戦い」で活躍しています。

この砲は大隊以上での購入となりますので、値段も非常にお高いです。
(実際にもカノン砲は非常に高価だった)

ですが、この砲のカウンター攻撃は非常に効果的で、ものすごい威力を発揮します。

1941年3月〜1946年12月まで購入可能


DShK  HMG  (ソ連)

dshk

有名なソ連の重機関銃です。

しかし長い間、「ディーエスエイチケー」と読んでいましたが、「ドュシーカ」ということが今回分かりました(汗)

映画「ランボー3」にも登場するこのおなじみの重機関銃は、戦後もソ連軍をはじめ多くの国で活躍しました。

口径は12.7mm、一分間に600発を撃つことができます。

ソ連軍では重戦車にも搭載されています。

ISU-122、ISU-152、SU-85、SU-100、IS-2、IS-3、IS-4

その他、多くの攻撃機にも搭載されています。

威力は言うまでもないでしょう(汗)

特にV6.0で重機関銃の威力が増しましたので、たとえ戦車といえども、装甲の薄い戦車ならば、当たらないことを願うばかりです。

1939年5月〜1946年12月まで購入可能

7.92mm Vz.37 MMG (チェコスロバキア)
MG37 (t) MMG (ドイツ)

7.92mm Vz.37 MMG

Vz.37 機関銃は、ブルーノVz.37というチェコスロバキアで開発された機関銃です。

ドイツ軍はチェコ併合後、大量にこの機関銃を鹵獲しました。

そしてMG34を開発します。

MG34は、このVz37の構造をそのままコピーしたものであったため、同じ弾薬を使用できました。

ドイツ軍は鹵獲した「Vz37」を「MG37」と命名しました。

MG37 は、2線級の部隊と武装親衛隊で終戦まで使用されました。

Vz37は、1937年6月〜1946年12月まで

MG37 は、1941年1月〜1946年12月まで

6.5mm Fiat M.14 (イタリア/RSI)

6.5mm Fiat M.14

「フィアットレベリM1914重機関銃」は1914年にフィアット社により製造されました。

1920年まで製造されたこの機関銃は、2つの大戦で使用されました。

イタリアでは、1930年1月〜1944年 12月まで購入可能

RSIでは、1943年10月〜1944年12月まで購入可能


Breda M.37 MG /  Breda 13.2mm MG (イタリア/RSI)

Breda M.37 MG

上記の「フィアットM1941」の 後継機として作られたのが、「ブレダM37」です。

この機関銃は口径が8mmで、大戦でのイタリアを代表する機関銃になりました。

1937年に開発された機関銃ですが、1945年まで使用されました。

1938年1月〜1945年12月まで購入可能。

イタリアでもRSIでも購入可能です。

Breda 13.2mm MG

また 13.2mmの方は、「ブレダM31」と呼ばれ、これはホッチキス社のM1929をライセンス生産したものです。

この機関銃は、対空砲として使用されたり、または豆戦車「CV- 38」の車載機銃として取り付けられました。

イタリア、RSIどちらでも購入可能です。

またイタリアには「ブレダ M30」という軽機関銃があります。

ほとんどの歩兵部隊が第2火器に装備しているのが、このLMGです。

こちらも大戦中は使用されましたが、あまりにも評判が悪かったようです。

なお、6.5mmと7.35mmがあります。


3.7cm Tak 30 (ドイツ)

3,7 cm Tankabwehrkanone 28 L/45

はて?これは何?という人も多いでしょう。

「3.7cm Tak 30」は第1次大戦後にドイツが開発した対戦車砲。

当時、ドイツはヴェルサイユ条約により、武器の保有に制限があったため、ソ連と秘密裏に開発したとされています。

「Tak」は「Tankabwehrkanone」の略。

1930年1月〜1934年5月まで購入可能

第二次大戦では購入できないが、シナリオでは初期のドイツ軍に登場する。


MG08/18  (ドイツ)

mg08

MG08機関銃は、MG34が登場する前のドイツの機関銃。

作られたのは非常に古く、ドイツ帝国時代にまでさかのぼる。

マキシム機関銃を基に設計されたので、見た目はよく似ています。

08とあるので、1908年に採用され、その後、改良され、ゲームに登場するMG08/18は、かなり軽量化され1918年に第1次大戦で使用されました。

以後、MG34がこの機関銃に代わり、ドイツ軍の一線級武器となりましたが、第2次対戦でも使用されました。

1930年1月〜1946年12月まで、すなわちゲームの最初から最後までの購入年のいつでも購入は可能。


Schwarzlose  (ハンガリー)
 7.92mm vz24 HMG (チェコスロバキア/スロバキア)
 6.5mm KSP m/14 (スウェーデン)

Schwarzlse

またまた古い兵器です。

正式名称は、「シュワルツローゼ重機関銃」(Schwarzlose)

オーストリア=ハンガリー帝国で開発された 機関銃です。

シュワルツローゼによって開発されたこの機関銃は、1907年にオーストリア=ハンガリー帝国が正式に採用しました。

帝国が解体された後も、この機関銃は改良を重ねられ、様々の国で使用されました。

ハンガリーではもちろん、1930年1月 〜1945年12月まで購入可能

チェコスロバキアとスロバキア共和国では、「7.92mm vz24 HMG」として購入できます。

これは既存の8mm弾から7.92mmに改良したタイプです。

購入は[HMG Section]の中で購入可能。

チェコスロバキアでは、1930年1月〜1939年3月まで

スロバキア共和国では、1939年4月〜1943年10月まで

また、スウェーデンではカールグスタフ社によりスウェーデン軍仕様の6.5mm弾に改良され、「m/14」と呼ばれました。

1930 年1月〜1946年12月まで購入可能

その他の国でも登場しますが、名前が変わっていたりして探すのが大変なので これぐらいにしておきます。

さあてと歴史の勉強でもするかぁ・・・


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