Steel Panters World War 2 JAPANESE HQ
「Booby Trap」 ブービートラップ (共通)
「Demolition chrg」 仕掛け爆薬 (共通)
「Fougasse」 フーガス地雷 (共通)
Goliath (ドイツ)
X-7 Lenkwaffe (ドイツ)
Karl - Morser (ドイツ)
Puppchen (ドイツ)
Lahti ATR (フィンランド)
Type 97 ATR (日本)
32cm T98 Spigot (日本)
2.8cm sPzB 41 (ドイツ)
40mm Bofors (スウェーデン)
3.7cm Flak36 / Flak43 (ドイツ)
47mm T1 AT-Gun (日本)
「Demolition」の中にある「Booby Trap」「Demolition Trap」「Fougasse」の3つはv4.0
で初めて登場したユニットです。
このユニットは全ての軍でいつでも購入可能
この3つのユニットの共通事項です。
・配置画面で設置することでマップ上に配置できますが、 移動力がないので一度設置したら動かすことは不可能です。
・また単なる爆薬ですので敵を策敵・発見することはできません。
・敵がこれらのユニットを発見しても攻撃することはできません。
・爆発物ですが抑圧表示があり抑圧が上昇します。
・爆発した爆薬は「Destroyed」扱いになります。
・新しいユニットですのでまだ使い勝ってが誰もよくわかりません。
この爆弾を設置したへクスに入った敵ユニットは爆弾が爆発する可能性がありますが、必ず爆発するものではありません。
爆発力は「KILL値」が10。これは手榴弾の2倍程度です。
検証結果、車輌は移動不能になる可能性があります。
遠隔操作による爆破はできません。
「Demolition chrg」 仕掛け爆薬 こちらは爆薬のため破壊力はブービートラップよりも桁違いにでかいです。
(「KILL」値は96です)
無線機が使用できますので、爆破を遠隔操作できます。
(操作の仕方はユニットを選択しFボタンを押せば爆発する)
当然、車輌も撃破できる可能性はあります。
「Fougasse」 フガス地雷 or 敷設火炎放射器実はこの武器の和訳がよく分かりませんでしたが、ツイッターで教えていただきました。
呼び名や装置は各国で違うようですが、16世紀からあったようで、地面に穴を掘ってそこに爆薬を仕掛けその上から土砂をかけ偽装するものでした。
写真はドイツ軍が実際に使用したものです。
独ソ戦ではソ連軍も使用したそうです。
敵が近づいたら自動で可動するようになっているガソリン爆弾(?)のようなものらしいです。 こちらを参考
このユニットもFボタンを押すと爆発します。
破壊力は半端ないほど恐ろしいもので、「KILL値」は100(!)です。
いよいよ爆薬紹介のようになってきました。
ゴリアテも遠隔操作が可能です。
購入は1942年 4月から可能です。
ゴリアテと言うとノルマンディーでの逸話が有名なので、実戦に投入されたのは遅いのかと思っていましたが、意外と早くてちょっと驚きです。
ですが戦果らしい戦果はなかったようで、実際にゲームで使ってみても、「どうだかなあ」という感じなので、 使えなかったというのは当たっているのかもしれません。
搭載爆薬は75キロ爆薬ですが、「KILL」値は15程度 です。
なので対人爆薬ですが、それほど強力な殺傷力があるわけではありませんが、爆破の影響は隣接するへクスにまで及びます。
しかし装甲が薄く、どんな武器でも命中すれば即爆発してしまいます。
またこの兵器を車輌で牽引する場合、ゴリアテは戦車と同じ部類に分類されるため、牽引車輌の「Lift Capacity」の3桁の数値の一番左側の数字が「2」でなければこのゴリアテを牽引(積載)することはできません。
実際でも市街戦や防御戦で用いられたように、なるべく見つからないように使用することと、 成功したときに相手に与える精神的ダメージを脳内で妄想しながら、くすくすといやらしい笑みを浮かべるのが好きな方向けでしょう。
本名は「X-7 Rotkaeppchen」
購入は1945年6月〜1946年12月のドイツ軍のみ
これが どんな兵器かご存知の方も少ないと思います。
これはATGM、対戦車誘導ミサイルでございまーす。
こんなもの 大戦中に使われたっけと言う方もいるかもしれませんが、ドイツ軍ならなんでもありかと思ったらいいでしょう。
この対戦車ミサイルは1941年に開発、1944年にはテストが行われています。
終戦までに300発製造したらしいですが、それが実戦で使用されたかどうかは記録がないそうです。(写真すら残っていない)
他にも第二次大戦中のドイツ軍には誘導ミサイル(誘導爆弾)があり、こちらは実戦で投入された「フリッツX」と「Hs293」というのがあります。
これらは戦艦などを目標とするため登場しませんが、今回の「X-7」というのは歩兵用の対戦車武器なのでギリギリ登場します。
というのも現代兵器としては、しごく当然の兵器でもありますので、SPMBTにはこれらのATGMは普通にでてきます。
アイコンを見た限りではなんらごく普通のパンツァーファーストを持った歩兵と変わりませんが、こいつのすごさはちょいとそこらの武器とは次元が異なります。
何がそんなにすごいって?
ご自分の目で直接ご覧ください。
1945年6月以降に設定し、歩兵の「30- PzVern Trp」の中にこのユニットがありますので購入します。
できれば視界の開けたマップを使用するといいでしょう。
で、適当に配置してゲームを始めます。
さあ、ソ連軍の戦車が見えました。
と、そのとき、この「X-7」が自動的に敵戦車目がけてミサイルが飛んでいくではありませんか。
「す、すげえ・・・・」
SPMBTでは特に感動もしなかったのに、SPWW2でこの兵器を見たときは狂ったように笑いが止まりませんでした。
この「X-7 Rotkaeppchen」はHEAT弾のみですので、もちろん装甲車にしか攻撃できませんが、 射程距離26へクス以内に敵戦車が入ってくると自動的に目標を捉え発射するようになっています。(もちろん自分で操作して攻撃もできる)
ただし、一つだけ注意が必要です。
最低射程というのがあります。
その最低射程は6へクスです。
ですので、6へクスまでは発射できますが、5へクス以内に敵戦車の接近を許したらこの武器は使用できません。
命中率もSPMBTのモノに比べたら当然落ちます。(現代戦はほぼ99%撃破できる)
ですが、これを使ってソ連軍をボコボコにしてみたい願望をお持ちのあなたなら、うってつけの兵器であることは間違いありません。
泣く子もだまるカール自走臼砲。
どーでもいい話だけど、「臼砲」の「臼」の字の書き順がわからない。
僕が調べたうちでの砲弾としての破壊力はこのカール臼砲が最大で、KILL値が106(!)。
一応、自走砲となっていてキャタピラがついています。
ですがカールルイスのように早く走るわけでなく、時速10キロ程度で移動したそうです。
ゲームでは盤内砲としてではなく、盤外砲として登場するので、アイコンが見れないのが少々残念。
600mmもの砲弾を発射するため、すさまじい轟音が鳴り響き、着弾した地形は建物は崩壊、地形はクレーターと必ず変化してしまいます。
ですが一度に一発ずつしか撃てません。
(一度、照準すると1ターンに一発ですが、次のターンにもう一発撃つ)
実戦ではセバストポリの要塞破壊や、ワルシャワ蜂起の際に用いられたとありますが、ゲームでは1946年12月まで購入可能なので、 言ってみればいつでも購入できますが高いです。
お菓子の「カール」もお近くのコンビニかスーパーにいけばいつでも購入可能でこちらは安いです。
正式名称は8.8cmロケット 兵器(発射機)43型
「Puppchen」はお人形ちゃんという意味で、プップヒェンと読む。
なお、ゲーム内ではつづりが「Puppchen」ではなく「Pueppchen」になっている。
(特に間違いではない)
見方によれば、88mm対戦車砲とも見れるが、これは対戦車ロケット砲であり、後のパンツァーシュレックと同じようなものらしい。
ただしパンツァーシュレックが射程4なのに対し、こちらは射程が12もあるので、使いやすいかもしれない。
砲弾はAP、HE弾はなく、HEAT弾のみの30発を積載しているが、他の対戦車砲にはない移動力が3もあるので移動も可能だ。
(HEAT弾は非装甲ユニットには使用不可)
3000門も生産されましたが、実戦で使われ活躍したという記録が見当たらず、本当に存在したのかと思いきや、上の画像を見ると、あるにはあったんです ね。
1943年3月から購入可能。
購入は砲の「PzB Zug」内にある。
値段も安く使い勝手もいい砲なので、彼女へのお誕生日プレゼントにいかがでしょうか。
きっと喜ばれます。
対戦車ライフルを2本紹介します。
まずはフィンランドの「Lahti L39対戦車ライフル」
ドイツ軍にもソ連軍にも対戦車ライフルはありますが、ドイツ軍の「Panzerbiechse」は7.92mm、ソ連軍の「PTRD1941」 「PTRS1941」は14.7mmの口径ですが、このフィンランドと日本の銃は20mmの口径です。
ちなみに20mmAP弾の装甲貫通力を示すPEN値は「4」で、ドイツ軍の「Panzerbiechse」は「3」、 ソ連軍の「PTRD」「PTRS」は「4」となっています。
フィンランドの「ラハティL-39」はもちろんソフィン戦争でのソ連軍の戦車に対抗するための武器として生産れたものですが、 この対戦車ライフルのウリはなんと言っても格好よさです。
兵器に格好いいもへったくれもないかもしれませんが、この銃だけはちがいます。
大きさが分かりにくいですが、こうやって見ると、かなり馬鹿でかい!
また対戦車用に使われただけでなく、トーチカ攻撃や対空攻撃、または機関銃としての役割も果たしたようです。
そして戦後もフィンランド軍に長らく愛用されたということですから、やはり名器であったのでしょう。
そして日本軍の「97式対戦車ライ フル」はその名を「97式自動砲」といい、日本軍唯一の対戦車ライフルであります。
ノモンハン事変にてこの銃を実戦で使用しましたが、ソ連軍の装甲車には効果的であったものの、 BT戦車に対しては近距離以外では大した効果がなかったとソ連側に記録されています。
大戦初期以降、次第に対戦車ライフルはどの国でも威力不足とされ、姿を消していくことになりますが、 歩兵にとっては軽くて使いやすく、戦車以外の装甲車などの車両相手には十分な兵器でありました。
対戦、キャンペーン、バトルモードで大戦初期(1941年以前)に購入する場合、対戦車において飛び道具のない歩兵には頼れる武器になることは間違いない ことでしょう。
そういえば過去の対戦で、ソ連軍のATRがドイツ軍の装甲の薄い自走砲を次々と撃破したなんていうめちゃめちゃしびれる話が思い起こされます。
写真を見てなんじゃこりゃ〜と思った方もおられることでしょう。
日本語では九八式臼砲と言います。(他にもム弾、無砲弾、甲臼砲など)
(と言っても僕には臼砲という言葉の意味自体がよくわかりませんが)
英語ではSpigot mortar、いわゆる差込型迫撃砲と いうものだそうで、この翼のついたロケットのようなものを、 地面に埋めた木製の発射台に差し込んで飛ばすものをスピガットモーターというそうです。
もっと分かりやすく言えば、ライフルグレネードの超デカ版です。
他にはイギリスのPIATもその部類に入ります。
なんせ口径33cm、全長1.5メートル、重量300kgの巨大砲弾ですから、破壊力は大変なものがあります。(KILL(殺傷力)値は59)
その代わり、射程距離が1200mしかなく、ゲームでも射程は20へクスとなっています。この点はドイツ軍のネーベルヴェルファーとはえらく違います。
わずか20へクスの射程しかありませんから、戦線後方の安全なところから砲撃するのではなく、防衛戦で活躍させてみるのもいいかもしれません。
実際に硫黄島や沖縄での防衛戦では、上陸する米軍相手に大活躍をしたそうです。(映画「硫黄島からの手紙」にもこの兵器が出てくる)
また実際には一分に一発発射できたそうですが、ゲームでは一度に数発の直接射撃も可能です。
ものすごい轟音が鳴り響き、HE弾ではありますが、戦車も撃破できます!
(PEN(基本貫通力)値は24!)
もう一度使ったら病み付きになります!
ただし、搭載砲弾数が3発しかないのが非常に悲しい。
1940年1月〜1946年12月まで購入可能
一見、これは軽対戦車砲なのか重対戦車銃なのかと戸惑うが、これは知る人ぞ知るゲルリッヒ砲である。
ゲルリッヒ砲とはドイツのゲルリッヒ博士が開発した砲であり、タングステン合金による特殊徹甲弾のみを使用するという砲です。
なので普通のAP弾(徹甲弾)よりも貫通力が断然優れている。
ドイツ軍は3種類のゲルリッヒ砲を開発したが、7.5cm PAK 41と4.2cm lePAK41はゲームには登場しない。
この2.8cm sPzB41は小型で軽量のため、降下猟兵(空挺部隊)がよく用いたが、東部戦線でも使用されている。
また車輌にも搭載されており、「sdKfz251/10a」や「sdKfz221/2」、それに「sdKfz250/11」などにはこの砲が搭載されてい る型もある。
だがタングステンの不足から次第に生産がされなくなった。
この砲自体は1941年3月〜1943年8月まで購入可能
砲搭載の車輌は1943年1月〜1946年12月まで購入可能。
これは砲の生産は終わったものの、砲搭載車輌の砲は使われ続けたためである。
しかしゲルリッヒってかっこいい名前だなあ。
ボフォース40mm対空砲はスウェーデンで開発されま したが、 大戦時は多くの連合国や枢軸国でも使用され、また現在でも使用されているというすごい兵器です。
どれくらいすごいかは、アメリカ海軍の艦船に装備され、 来襲する日本軍機を次から次へと撃ち落したのがこの対空砲だと言われるぐらいです。
またゲームでもドイツの戦闘機はこいつにかなりやられます。
40ミリなので一度で受けるダメージがでかいのもありますが、 命中率も高いです。
それぐらい素晴らしい対空砲です。
本家のスウェーデンでは「40mm Akan m/36」、またアメリカでは「37mm M1」として購入できます。
そのほかにもイギリス、オランダ、ベルギー、ハンガリー、ポーランドでも購入できます。
ただ難点はアイコンを見れば分かりますがサイズが2と大きさがありますので、 見つかって攻撃を受けると、すぐにやられてしまうことです。
空からの敵に対する兵器には高射砲と対空砲がありますが、ドイツ軍の対空砲は、3.7cmか2cmのどちらかがあります。
今回は3.7cm Flak 36とFlak 43を紹介しましょう。
Flak の後の数字は製造が始まった年の数字なので、Flak 36は1936年4月〜1946年12月まで購入可能ですが、Flak 43は1943年4月〜1946年12月までとなっています。
Flak 43はFlak 36の改良型なので、どこか改善されているわけですが、残念ながらゲームの中の違いは購入年月ぐらいで、性能的には全く同じです。
ただし、3.7cm Flak 43は「オストヴィント」や「メーベルワーゲン」に搭載されました。
この車輌に搭載されたFlak 43は「Fire Control」値がアップしています。
砲のみの値は「2」ですが、この車輌に搭載された砲の値は「5」なので、 かなりの命中率になります。(「FC」値は移動中の目標に対しての命中率です)
しかし、3.7cm対空砲の最大の魅力は、対空砲としてだけではなく地上の敵に対しても攻撃できるということかもしれません。
大戦初期のソ連軍の軽戦車や装甲車なら軽々と撃破してくれます。
またHE弾もありますので対歩兵にも使用しましょう。
日本式の名称は「一式機動四十七粍速射砲」。 mmを「粍」なんて漢字を当てるので何て読むか分からない。
日本を代表する対戦車砲です。
と言っても、日本にはこれと、あと37mmの2種類しか対戦車砲はありません。
M3スチュアートには問題ないんですが、M4シャーマンとは互角に勝負できません。完全にドアノッカーです。
ですが、実際には砲を偽装し隠蔽させシャーマンの側面を狙ったり、後部を狙ったりと、沖縄戦ではあり得ない数のシャーマン戦車を撃破しています。
もちろん97式チハ中戦車改にも搭載されています。
砲弾ですが、AP弾に代わりタングステン使用の「特甲」弾(ゲームでいうSABOT弾)は少数ながら使用されたとも言われており、 ゲームでも1944年6月以降は、SABOT弾(APCR弾)が使用できるようになっています。
1942年5月〜1946年12月まで購入可能
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