Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
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Ford M1917 LT
VCL Tankette
VCL SP-Mortar
Vickers MK�� LT
VA Lt Tank AA
Carden Loyd 34
Carden Loyd 36
Type 89 Yi-Go / Type 89 Yi-Go
Vickers E Type B
Vickers 6B AA
Vickers Amphibious Tank
Type 94 (Early) / Type 94 Ho-Go
Type 97A TK / Type 97B TK
Type95 Ha-Go
やさしいタイの歴史の授業（SPWW2的）
Bren Carrier
Type97 Chi-Ha
Type 97 Chi-Yu
アメリカで作られたM1917軽戦車。
フランスのルノーFT-17をライセンス生産した車輌ですが、アメリカで初めて作られた戦車。
しかしこの戦車をタイが購入したという記録はありません。
M1917はスクラップ同然でカナダへ売却されましたが、それ以外には他国で使用されたという記録は一切ありません。
検証委員会に報告しておきましょう〜♪
イギリスのカーデンロイド豆戦車
VCLというのは、Vickers Carden Loyd の略
タイは1930年に30輌、1934年に30輌を購入したと言われています。
1940年11月に起きたタイ・フランス領インドシナ紛争で使用されました。
タイに登場する車輌はタイプが異なります。
スピードが20
装甲値が車体前面のみ2
これは1934年に購入した30輌が「CardenLoyd �� Modefied」と記録されているのを見る限り、車輌に若干の改造が行われたものと見られ、空冷エンジンと装甲板が強化されたタイプです。
カーデンロイドは各国の要請なのか分かりませんが、いろいろと手を加えて製造されています。
イギリスのカーデンロイド豆戦車の迫撃自走砲
SPは「Self Propelled」の略で自走砲。
カーデンロイドに迫撃砲を搭載された車輌です。
貴重な写真を見て分かる通りです。
イギリスでは3インチ迫撃砲を搭載しました。
タイでのみ登場しますが、どれくらいあったのかは不明。
タイに登場するカーデンロイドと性能は同じ
武器はHB 60mm M35
これはフランスのBrandt Mle 1935 HB迫撃砲
イギリスの迫撃砲ではないので、おそらく国内で改造されたのではないかと推測。
イギリスのマーク６c軽戦車
詳細はこちら
タイでマーク６軽戦車を購入したという記録は今のところ見当たりません。
それでもタイは60輌ものカーデンロイド豆戦車を購入しているので、そのコネでいくつか購入したのかもしれないと考えてみたものの、登場年代が1931年になっています。
しかもこの車輌は15mmベサ重機関銃装備のマーク６c型。
マーク６cはイギリスでは1939年に製造されたものです。
これは間違いだと思います。
上記のM1917軽戦車もそうですが、タイに関しては少し、いやかなりゆるめだなという感じがしていますwww
今まで誰も指摘していないのかもしれません。
検証報告にあげておきましょう
ヴィッカーズアームストロング社の2ポンド自走砲
VAというのは「ヴィッカーズアームストロング社」のことです。
この車輌はヴィッカーズ社が、ミディアムドラゴンという砲牽引車輌を改造して作られました
ミディアムドラゴン砲トラクターについてはこちら
このミディアムドラゴンマーク�犬漏こ阿僕⊇个気譴泙靴燭�、タイではこの車輌に40mmポンポン砲を搭載させた自走砲を発注しました。
どれくらの数を購入したのかは分かりませんが、この車輌が映った写真は多く残っています。
スピードは19とかなり早くなっています。
砲はポンポン砲と呼ばれたヴィッカーズQF 2ポンド砲
イギリスのカーデンロイド1934年製軽戦車
この車輌はイギリスのヴィッカーズ社が輸出向けように製造・販売したしたものです。
基本的にはヴィカーズ軽戦車ですが、マーク３とかマーク４とマーク６とは言いません。
この輸出向けように作られた車輌は、どことなく改造されていて、はっきりとマーク３とは言えないところがミソです。
輸出向けの車輌については、ネット上ではあたくしには限界があります。
1933年製、1934年製、1935年製、1936年製、1937年製とそれぞれ年代の型があるらしく、どの型がどの国にどれくらい売られたのかは、イギリスの専門家に訊いた方が早いです。
ゲームに登場するのは1934年製の車輌と1936年製の車輌です。
1934年製はタイとベルギーが購入しました。
資料がないのでゲームデータを当てにして分析しましょう。
スピードが16
これはマーク３と同じ。
武器は7.7mmヴィカーズ機関銃
これはマーク３と同じ
装甲値に関しては輸出用は全て側面が２になっています。
これから分かることは、基本はマーク３でできいてるということです。
ベルギーのT-15戦車もマーク３から作られているので、1934年型はマーク３を改造して作られたのだと推測します。
この3枚の画像はアルゼンチン軍が購入したヴィカーズ1934年製軽戦車。
タイと同じ車輌です。
車体はマーク３、砲塔は独特な形でマーク1Aのインドタイプに似ています。
装甲はどう見ても厚くなっている感じはしませんがww
イギリスのカーデンロイド1936年製軽戦車
上記のカーデンロイド1934年製と同じヴィッカーズの輸出用軽戦車です。
こちらは1936年製ですが、性能の違いはありません。
これもまたどれくらい購入したのかは不明です。
画像で見比べてみると、砲塔の形が若干違っています。
日本の八九式中戦車
詳細はこちら
タイは日本が1941年12月にマレー半島への侵攻した後の1942年1月25日、アメリカおよびイギリスへの宣戦布告をしました。
これによりタイは枢軸国になりました。
枢軸国になる前はイギリスから武器、兵器を購入していましたが、枢軸国になってからは日本から武器、兵器を購入しています。
タイが外国から購入した戦車・装甲車の記録は以下のとおり。
カーデンロイド Mark�此 � 30輌
カーデンロイド Mark��b 30輌
ヴィカーズ水陸両用戦車 2輌
ヴィカーズ6トンタイプB Mk.E 10輌
ヴィカーズ6トンタイプB Mk.F 8輌
九五式軽戦車 50輌
日本からは九五式軽戦車を45〜50輌も購入しています。
しかし八九式中戦車を購入したという記録はありません。
なので実際にタイにあったのかは不明です。
登場年代がアップデートで修正されていました。
どうせ修正するならユニット名も「Yi-Go」ではなく、「I-Go」にしてほしかった。
それとType89B Yi-Goのスピードがとんでもないことになっていますw
いくらなんでも16は・・
イギリスのヴィッカーズ6トン戦車
詳細はこちら
タイは枢軸国になる以前、1932年に10輌、1938年に8輌購入しました。
タイでは仏暦に合わせ、この戦車をType 73としました。
主砲が47mm SA34
これは中国に登場する車輌と同じで、フランスの47mm SA34砲です。
SPWW2スタッフがなぜフランスの47mm砲にしたのかは分かりません。
この砲はAP弾の代わりにSABOT弾を使用します。
47mm砲ですが、ほぼ絶望的ですねww
1940年にタイ・フランス領インドシナ紛争が勃発し、フランスの植民地軍と戦いますが、そのときのタイ軍の主力戦車として戦いました。
フランス植民地軍は古いルノーFT17しか保有していなかったので、タイ軍の有利かと思えましたが、フランス軍の対戦車砲により3輌が撃破されました。
イギリスのヴィカーズ6トンTypeB 対空砲車輌
ヴィッカーズ6トン戦車の車体を利用し、オープントップで対空砲を搭載させた車輌です。
タイへの輸出用に26輌が作られました。
非常に残念なことに、ゲームに登場するユニットに間違いがあります。
ゲームでは20mm対空砲ですが、実際はポンポン砲と呼ばれた40mm砲（2ポンド砲）が搭載されていました。
上記のVA LT Tank AAで紹介した40mm砲です。
この40mm砲が本来はこっちになっていればよかったのですが。
ヴィッカーズ6トン戦車に20mm対空砲の2連装を搭載させた車輌はありません。
これらの画像は全てバンコクでのタイ軍の写真です。
40mmポンポン砲ばかりですね。
上記で紹介した「VA LT Tank AA」と、この「Vickers 6B AA」とがおかしなことになっていますので、いつの日か修正される日が来ることを待ちましょう。
（早い話、この2つのユニットが一つになればいいんですが）
イギリスのヴィッカーズ水陸両用戦車
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タイは1934年に2輌を購入しました。
タイのバンコクには多くの川が流れており、地形上、水陸両用戦車を購入したのかもしれません。
タイにおける詳しいことは分かりません。
タイの車輌は水中移動速度が２になっています。
日本の九四式軽装甲車
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タイには早期型と改良型の2種類が登場しますが実際にあったのかどうかは不明です。
乗員3名、車体機銃がついていますが、これは間違いだと思います。
ホ号というのは九四式軽装甲車の別称です。
タイに関しては情報がほぼありません。
日本の九七式軽装甲車
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九七式軽装甲車がタイに輸入された記録はありませんが、可能性は十分にあります。
1941年12月のマレー作戦で日本軍はタイ領のパタニ、シンゴラから上陸をしました。
このマレー作戦では多くの九七式軽装甲車が使用されています。
そのためマレー半島を占領した後もタイに車輌があったとも考えられます。
少し強引かもしれません
こちらのサイトを見ると、現在ミャンマーに野外展示（野ざらし）されている九七式軽装甲車の残骸があります。
もしかすると大戦中はタイにあったものかもしれません。
日本の九五式軽戦車
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タイはおよそ50輌の九五式軽戦車を購入したと言われます。
1941年2月25日、初めてタイに到着しました。
これは1940年から始まったタイ・フランス領インドシナ紛争の最中でした。
タイでは仏教暦あり、それにちなんで1940年は2483年にあたり、Type 83（八三式)と名付けられました。
日本軍と同じ性能ですが、九八式37mm砲はAPCR(SABOT)弾を積載していません。
戦後も数輌は生き残っており、現在タイでは7輌が保存展示されています。
簡単にタイという国のWW1からの歴史を見ていきましょう。
あまり知られていませんが、タイは第一次大戦で実は連合国として参戦しています。
1914年の戦争が始る前は中立の立場でしたが、タイという国はそれまでドイツの企業が根付いていたり、イギリスやフランス、ロシアとの関係も良好でした。
しかし国内での様々な動き（これはいろんな陰謀があります）が次第に反ドイツに傾き、タイは1917年7月ドイツ帝国とハンガリー＝オーストリア帝国に宣戦布告をしました。
そして国旗を改めました。
この国旗は現在も使われていますが、イギリス、フランス、アメリカ、ロシアの色を意図的に使用しました。
タイから派遣された1200名の部隊は1918年8月に到着、第二次マルヌ会戦に参加しています。
また1918年9月のムーズ・アルゴンヌ攻勢にも参加しました。
この戦争でタイは戦勝国と認定され、国際連盟にも参加しました。
しかし1930年代に襲った世界恐慌で、タイの財政は悪化、1932年に秘密結成された人民党が6月、立憲革命というクーデターを行いました。
それまで絶対君主制でしたが、このクーデターにより立憲君主制になります。
ちなみにタイはそれまで「シャム」（Siam）という国名でしたが、1939年に「タイ」へと代わりました。
このクーデターの中心人物だったプレーク・ピブーンソンクラーム首相は、タイにイギリスとアメリカの圧力が高まりつつあったため、西側の権力とのバランスを取るために日本というアジアの大国と手を結ぼうとします。
タイは1930年代、日本から多くの武器や戦車を購入したと言われています。
それは日本との軍事関係を友好にすることと、西側諸国で兵器を購入すると到着までに約半年もかかるという不便さがありました。
1939年の第二次大戦が勃発したとき、タイはまたもや中立宣言をだしました。
しかし1940年9月、日本軍がフランス領インドシナに進駐すると、タイはフランスとの開戦をします。
これがタイ・フランス領インドシナ紛争です。
この戦いでタイは勝利、1907年に奪われた領土を獲り返しました。
そして1941年12月8日、日本軍のマレー作戦が開始、このとき日本軍はタイ領へ上陸しました。
タイはプラチュアップキリカーンの戦いで日本軍と戦闘を交えました。
この戦いはすぐに停戦となり、日本軍を通過させます。
12月21日、日泰攻守同盟条約を結び、正式に同盟国となりました。
タイはマレー作戦で日本軍と共同で戦っています。
クロコール作戦、1942年の雲南ビルマ道路の戦いではイギリス・インド軍と戦い、1943年10月からのビルマ北部と雲南省西部の戦いなどでは中国軍と戦いました。
1945年の日本の降伏で、タイは宣戦布告は無効であるという宣言を出しました。
イギリス、フランスは渋りましたが、アメリカは利害関係がなかったことから、タイの宣言を受け入れ、これが認められ、事実上平和条約が結ばれました。
以上、やさしくないタイの歴史の授業でしたwww
ここで言いたかったこと
タイは資料にない武器や兵器を購入しているということですww
前に八九式中戦車のところで、タイは日本の八九式中戦車を購入した記録はないと書き、九四式軽装甲車も購入した記録（資料）がないと書きやした。
しかしどう考えても、1930年代に日本との関係の中で武器・兵器を購入していますね。
これは公式という形ではないので、資料には載っていませんが、タイは日本から武器の供給をしていたと思います。
イギリスのブレンキャリア、またはユニバーサルキャリア
詳細はこちら
タイは1944年にイギリスから118輌を購入しました。
これは秘密裏に購入したと言われており、詳しいことは分かりません。
日本の九七式中戦車チハ
詳細はこちら
タイが九七式中戦車チハを購入したという記録はありません。
またタイにある博物館には日本軍の様々な兵器、武器が展示されていますが、そこには九七式中戦車チハは1輌もありません。
これに関してはビルマ侵攻での戦いで使用した日本軍のものかもしれません。
1942年からのビルマキャンペーン
日本の九七式地雷除去戦車チユ
詳細はこちら
この車輌がタイにあったという記録は不明です。
