Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
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T-35 M1935 / T-35 M1938
SMK
KV-1 M1939 (P) / KV-1 M1939
KV-1 M1940
KV-1E （フィンランド)(ドイツ)
KV-1 M1941
KV-1c M1942 （フィンランド)(ドイツ)
KV-1S
KV-85
KV-2 M1940 / M1941 (ドイツ)
KV-8 / KV-8S
KV-T
KV-1 57(P) / KV-57(P)
IS-85 / IS-1 (LWP）
IS-122 / IS-2 / IS-2 1944（LWP）
IS-2 Mineclear Tank
IS-3
ソ連のT-35重戦車、5つの砲塔の多砲塔戦車
大きいだけでなく、1930年代のソ連の戦車の中では最強でした。
ソ連で初めての重戦車です。
1930年にドイツのエドワルド・グローテという戦車技師を招いて、重戦車の開発が行われました。
このグローテはTG戦車という戦車をソ連で開発しました。
ソ連はこの戦車をウクライナのハリコフ工場で生産することにしましたが、1輌生産するのにBT-2戦車が25輌も作れるほど高価だったことから、結局この計画は中止になりました。
T-35はTG戦車を開発したチームにより開発され、1932年に試作車輌が完成しました。
（Wikiやその他のサイトには、イギリスのインディペンデント重戦車の影響を受けたとありますが、近年そうではなかったとされています）
1934年から生産が行われ1939年まで59輌が作られました。
（試作車輌が2輌あります）
とにかく巨大であるため軍事パレードには引っ張りだこでした。
独ソ戦時でも旧式になっていましたが、第34戦車師団には48輌が配備されていました。
第34戦車師団の48輌は独ソ戦開始時、ウクライナのラヴァ＝ルーシカにいましたが、そこから約500kmの距離を行軍中、次々に機械故障により脱落、また川に2輌が転落、沼に2輌がはまり脱出不能、ようやくたどり着いた6輌はブロディの戦いで全て撃破されました。
この巨大戦車を撃破したドイツ軍には人気があったのか撃破された写真が多く残っています。
1935年型（前期型）と1938年型（後期型）が登場します。
主砲は76mm KT-28砲
これはT-28のと同じです
副砲は45mm obr.32/38砲が2門
これは45mm対戦車砲M1932の戦車砲です。
スピード10（29km/h）
最大装甲30mm
砲塔の形状が円錐型になり、装甲が厚くなりました。
わすか10輌のみが作られました。
こちらは同じ車輌ですが、ゲームでは4つの火器しか使えないため、あえて機銃が多めのタイプです。
ドイツ軍では鹵獲した車輌を輸送することができなかったため使用されませんでした。
ソ連のSMK多砲塔重戦車
T-35の後継車輌として開発されました。
2つの砲塔を持ち、76.2mm砲と45mm砲を備えていました。
1939年に1輌のみが作られ、すぐにフィンランドとの冬戦争に実験をかねて投入されました。
フィンランド軍はその巨大さに驚きましたが、行動が制限される積雪の中で、フィンランド兵に手榴弾（地雷）による攻撃で、移動不能となり、乗員は車輌を放棄してしまいました。
放棄された車輌は、フィンランド軍もソ連軍も回収できず、1940年になって、ソ連軍がT-28を6輌でようやく牽引、回収しましたが、そのまま廃棄処分されました。
主砲は76.2mm L-11砲
（後のT-34に搭載された砲）
45mm砲と機銃2挺（実際は3挺）
スピード12（35km/h)
最大装甲60mm
ソ連のKV-1 M1939重戦車
T-35重戦車の後継車輌として開発が進められていたのが、SMK重戦車とT-100重戦車でした。
（T-100はゲームには登場しません）
1937年、SMK重戦車はキーロフスキー工場で、T-100重戦車はボリシェビーク工場で開発が行われました。
SMKは試作車輌の1輌のみ、T-100は試作車輌の2輌が完成し、その後、SMKの姉妹型としてKV重戦車が作られました。
KV戦車は、当初、計画されていたものではなく、SMK戦車を小型化し、単一砲塔にするための代替案として開発されました。
そしてSMK、T-100、KVの比較試験の最中、フィンランドの冬戦争が勃発したため、実戦投入をして見極めることとなりました。
第20戦車旅団に配備され、1939年12月19日、フィンランド軍と戦闘を行いましたが、SMKは攻撃を受け擱座、T-100は砲弾を浴びながらも、並走しSMKの乗員を乗車させ、戦場を後にしました。
T-100は、冬戦争を生き延びましたが、その後は工場で修理・保管され、その後は行方不明となっています。
実戦投入の結果、単一砲塔のKV戦車が優れていることが分かり、KV-1戦車の生産が始まりました。
KV戦車は年代により、型が変わります。
KV-1としては、1939年から1942年にかけて、3165輌が作られました。
KV-1 M1939は、1939年12月から生産が始まり、141輌が作られました。
KV-1 M1939の初期型の105輌は車体機銃がついていませんでしたが、1940年11月からDT機銃が3挺取り付けられるように改良されました。
主砲の76.2mm L-11戦車砲は、初期のT-34/76に450門、KV-1に144門、SMK、T-100にのみ搭載されました。
ゲームではKV-1 M1939のプロトタイプと、通常型が登場しますが、これらには性能の差がなく、登場年代が異なるのみです。
これは冬戦争は実験的な使用であったことから、プロトタイプとして登場させたのではないかと思われます。
主砲は76.2mm L-11砲
副武装は機銃2挺
これは実際は3挺ですが、砲塔後部に1挺ついているため2挺となっています。
スピード10（35km/h）
最大装甲75mm
ソ連のKV-1 M1940重戦車
1940型は主砲に76.2mm F-32戦車砲が搭載され、新型防盾を搭載しました。
M1940型は、1940年から1941年まで生産されましたが、KV-1Eという車輌も作られました。
KV-1EのEは、Ekranami（追加装甲）という意味で、砲塔や車体に35mm装甲板を追加したもので、大きなボルトが特徴です。
最大装甲105mm
主砲が76.2mm F-32から、76.2mm ZiS-5に換装され、強力になりました。
76.2mm ZiS-5戦車砲は、T34/76に使用された、76.2mm F-34戦車砲を、KV戦車用に改造したものです。
F-32砲よりも、砲身が長いです。
レニングラードが包囲される危機に陥ったため、それまで生産していたレニングラードのキーロフスキー工場を疎開させ、チェリャビンスクで作られました。
生産は1941年7月から始まり、1120輌が作られました。
主砲は76.2mm F-34になっていますが、これはZiS-5のことです。
車体前面、側面、砲塔前面の装甲が25〜35mm増加しました。
独ソ戦が始まった1941年6月の時点では、ソ連軍の運用する戦車2万2000輌のうち、KV-1はわずか500輌でした。
しかしKV-1は当時のドイツ軍の主力であった5cmPaK38対戦車砲は、好条件下でも500m未満でしか貫通できませんでした。
至近距離以外では貫通しない装甲、強力な火力がありましたが、反面、欠点も多く、トランスミッションの問題と操舵性が悪いため、乗員からは評判はよくありませんでした。
KV-1c M1942は、装甲強化型です。
KV-1Cとも言われます。
ドイツ軍の7.5cm PaK40への対応として、装甲を強化することになりました。
主砲は1941型と同じ76.2mm ZiS-5砲ですが、装甲が最大で130mmとなりました。
重量が重くなりすぎたにもかかわらず、従来のエンジンを使用したため、極端に機動性がさらに悪くなりました。
1941と1942の見た目はほぼ同じなので、なかなか見分けがつきません。
砲塔も従来の溶接型と新しい鋳造型の2種類があり、KV-1の型を識別するのは困難です。
（海外では鋳造型からを1942年型としていたりします）
生産は1942年にKV-1では最大の1700輌が作られました。
最大装甲120mm
ドイツ軍は多くのKV-1を鹵獲し、Pz. Kpfw.KW-1 753(r)として使用しました。
その中で、KV-1Cの砲塔に4号戦車G型の75mm砲を換装し、キューポラを取り付けた改造車輌がたった一枚の写真により確認されています。
車体はKV-1Cの鋳造型砲塔の後期型で、この車輌は1943年にドイツ第22装甲師団の第204装甲連隊で使用されたそうです。
装甲を厚くしたKV-1 M1942型が重すぎて速度が出せず、機動性が悪く、批評が相次いだことから、軽量化したKV-1Sが作られました。
砲塔が新しく作られ、T34/85のような形状になり、装甲も130mmから82mmにし、操舵性を改良し、最大43km/hが出せるようになりました。
1942年8月から1943年4月までに、1370輌が生産されました。
KV-1Sは評判はよかったのですが、装甲が薄くなったために、重戦車ではなく、中戦車となり、しかもあらゆる面でT34よりも性能は劣っていることから、1943年半ば以降の生産は中止となりました。
この後、主砲の76.2mm砲を85mm砲に換装したKV-85が作られました。
またKV-1Sの車体を利用し、1943年にSU-152が作られました。
ソ連のKV-85重戦車
ドイツ軍のティーゲルやパンテルに対抗するために開発された85mm D-5T砲を搭載した車輌。
KV-1Sを利用し作られました。
KV-1Sの砲塔に85mm砲が搭載できるかどうかという問題がありましたが、乗員を一人削り、完成しました。
改善の余地はありましたが、IS-1が生産されるまでのつなぎとして生産されました。
1943年9月に生産が始まり、11月までのわずか2ヶ月間だけで、130輌のみが作られ、後継車輌のIS-1が開発されていきました。
主砲は85mmD-5T砲
これはSU-85、T34/85、 IS-1と同じ砲です。
副武装は機銃2挺
スピード12（35km/h）
最大装甲100mm
ソ連のKV-1重戦車
1939年のフィンランドとの冬戦争でフィンランドの防衛陣地であるマンネルハイム線の攻撃用として急きょ、作られました。
強力な152mmM-10榴弾砲を搭載させる車輌として、KV-1の車体を利用し、ばかでかい砲塔に152mm砲を搭載させました。
突貫作業で2輌が作られ、すぐに戦場に送られましたが、フィンランド軍の37mm砲を48発も浴びてもビクともせず、152mm砲は陣地の破壊に絶大な効果を発揮しました。
この結果、1940年から1941年にかけて、204輌が生産されました。
1940年型と1941年型があり、1940年型は砲塔が7面体で、1941年型は6面体で、砲塔後部に機銃がつきました。
しかし重量過多により速度も出ず、12tの砲塔を手動で旋回させなければならず、少しでも車体が傾くと、砲塔のターレットリングは回らなくなるという欠点がありました。
ドイツ軍は鹵獲してPz KW�� 754（r）として使用しましたが、そのおかげで多くの写真が残っています。
ドイツ兵からはギガント（巨人）と呼ばれました。
主砲は152mm M-10T榴弾砲
副武装は1940型が機銃1挺、1941型が機銃2挺
スピード9
最大装甲110mm
KV-1及びKV-2の戦闘で有名な戦記を紹介しておきます。
小林源文氏の漫画「街道上の怪物」でも描かれているもの。
1941年6月23日〜27日の独ソ戦の初期に行われた大規模戦車です。
この戦いは、「ラセイニアイの戦い」と呼ばれ、現在のリトアニアでの戦闘です。
この戦いはドイツ軍245輌の戦車とソ連軍749輌の戦車による戦車戦でしたが、ソ連軍は実に704輌の戦車を失い、ドイツ軍が勝利しました。
しかし6月23日、ドイツ軍は初めてKV戦車と遭遇、このKV戦車に対して、ドイツ軍の戦車、対戦車火器は全く効果がありませんでした。
このときわずか1輌のみのKV-1（KV-2）が、ドイツ軍の戦線を突破し、ドイツ軍の後方まで前進してきました。
焦ったドイツ軍は50mm対戦車砲で攻撃しましたが、全てやられ、88mm高射砲を準備しようとしましたが、これもやられます。
最終的に歩兵がハッチを開けて、手榴弾を投げ込んでやっとのこと仕留めました。
この辺の描写は「街道上の怪物」に詳しく描かれています。
1965年に、乗務員の遺骨が掘り起こされ、ソ連軍の共同墓地に埋葬されたそうです。
「街道上の怪物」ではKV-1になっていますが、先生が描かれたときの資料にはKV-1となっていたそうですが、後にKV-2だと源文先生は語っておられます。
↓が街道上の怪物の実際の写真です。
ソ連のKV-8、KV-8S火炎放射戦車
KV-1の1941年型、1942年型をベースに砲塔に火炎放射器を取り付けました。
主砲の横にあるのが、ATO-41火炎放射器です。
ただし主砲の76.2mm砲は、45mm砲に換装されていますが、写真を見ると分かるように、76.2mm砲に見えるように偽装してあります。
KV-8Sは、KV-1Sをベースにして作られた火炎放射戦車。
こちらは、ATO-42火炎放射器が取り付けられました。
KV-8、KV-8S合わせて102輌が作られました。
またKV-8Sの改良型で、火炎放射器を2基搭載したKV-8Mが作られましたが、試作車輌のみで終わっています。
ゲームでは火炎放射器はATO-41です。
ソ連のKV-T牽引用車輌
KV-1、KV-1Sの砲塔を取り外し、牽引車輌にした車輌。
ゲームでは砲牽引用車輌として登場します。
ソ連の57mm砲を搭載したKV戦車（試作車輌）
KV戦車の開発は、KV-2で終わりませんでした。
KV-3、KV-4、KV-5など他にも多くありました。
1941年3月、ソ連情報部はドイツが新型重戦車の生産を行っているという報告を受け、KV-1の改良型であるKV-3の開発を進めました。
ドイツの新型重戦車に対抗するには、76.2mm砲よりも強力な100mm以上の主砲が不可欠であることから、107mm ZiS-6砲が開発されました。
KV-2の車体に107mm砲を搭載した車輌が1輌完成し、試験には合格しました。
しかし独ソ戦の影響により、計画は中止、完成していたKV-3の1輌は、1941年12月、前線に送られましたが、ウスチ＝トスノ鉄橋付近で破壊されたと言われています。
他にもKV-4、KV-5なども計画されましたが、これらも独ソ戦の開始により、中止となりました。
ゲームに登場する57mm砲を搭載したKV-1も、計画はされましたが、中止となった車輌です。
KVシリーズの一覧はこちら
そしてKV-13の開発が、1941年から1942年にかけて行われ、試作車輌が3輌作られ、この発展型がIS-1となりました。
57mm砲は、57mm ZiS-2対戦車砲を戦車砲に改良した57mm ZiS-4戦車砲と呼ばれるもので、T34/76の76mm砲よりも威力があったことから、一部がT34にも搭載され、T34駆逐戦車と呼ばれました。
しかし57mm ZiS-4砲の生産が1941年に間に合わず、KV-1にも搭載させる計画は中止となりました。
写真の説明には57mm ZiS-4砲とありますが、76.2mmだという人もいて、よく分かりません。
KV-1 M1940型に57mm ZiS-4砲を搭載された車輌
こちらはKV-85に、57mm ZiS-4砲を搭載させた車輌
ソ連のIS-1(IS-85）重戦車
1942年、KV-1の後継車輌として、KV-13が開発されました。
KV-13は、転輪が5つになり、車体も縮小され、全体的に流線形の外観となりました。
主砲は76.2mm ZiS-5砲、装甲も120mmと厚くなり、KV-1を上回りました。
1942年9月に試作車輌が3輌完成しましたが、その後の試験に不合格となり、生産は行われませんでした。
1943年、ソ連はティーガー戦車を鹵獲、そしてドイツの重戦車に対抗できる新型重戦車の開発を急ぎました。
その結果、KV-13の車体をベースにした新たな戦車の開発が行われ、IS-85が完成しました。
IS-85は、主砲に85mm52-K高射砲を戦車砲に改造した85mmD-5T砲を搭載、さらに砲塔もトランスミッションも改良したため、すぐには生産ができず、その間のつなぎで、KV-85が生産されました。
IS-85は、その後、IS-1と改名され、1943年10月から生産が始まり、1944年1月までに107輌が作られました。
IS-1が短命だったのは、同時期に85mm砲のT34/85が完成したことや、主砲はの85mm砲ではティーガーの射程外からは装甲を貫通できないということから、 1944年に生産は中止、IS-2へと代わりました。
1944年2月19日、IS-1は初めての戦闘に参加、配備されていた10輌のうち5輌がドイツ戦車と交戦しました。
ティーガーの88mm砲、88mm高射砲により、5輌は全て被弾し失われました。
その後、1944年9月のドゥクラ峠の戦いに大量に投入されました。
1950年11月の時点で、53輌が残っていたとされています。
主砲は85mm D-5T砲
ゲームでは、85mm D-5T砲は全て85mm ZiSという表記になってます。
（T34/85も同じ砲）
スピード12（37km/h）
最大装甲110mm
ソ連のIS-2 （IS-122）重戦車
85mm砲を搭載したIS-1は生産が始まり、わずか15日で見切りがつけられました。
これは85mmD-5T砲では、ティーガーやパンテルに対し、1000m以上では前面装甲を貫通できないこと、中戦車T34/85にも搭載されたことで、重戦車としては火力不足であるといくことでした。
そこで122mmカノン砲を改造した122mmD-25T砲が開発されたことで、新型戦車IS-122の開発が進められました。
IS-122は開発中の名称で、後にIS-2となります。
1943年12月から生産が始まり、1945年6月までに、3395輌が作られました。
強力な122mm砲により、ティーガーやパンテルと互角に戦うことができ、しかも榴弾は陣地に対しても威力を発揮しました。
しかしその反面、122mm砲弾は大型で、弾頭だけでも25kgもあり、装填には時間がかかり、しかも車内に積載できる砲弾は28発と少なかったが欠点でした。
ドイツ軍の熟練した砲手は、IS-2の砲塔防盾の下部を狙い撃ちし、跳弾により撃破したと言われます。
前期型をIS-2、後期型をIS-2 1944 (IS-2m）、そして1957年に改修された近代改修型をIS-2Mの3種類があります。
前期型と後期型の見極めは、車体前面の装甲の形状が異なることで判別できます。
IS-122は後にIS-2に名称が変わりましたが、ゲームでは122mm砲が、122mm A-19S砲になっています。
これはISU-122と同じ砲で、122mm A-19カノン砲を戦車砲に改造したもの。
IS-2の122mm D-25T砲は、マズルブレーキをつけた改良型です。
こちらは後期型と呼ばれるIS-2 1944
主砲は122mm D-25S砲
砲弾はAP弾積載車輌と、SABOT弾積載車輌があります。
また副武装に、12.7mmDShk対空機銃を装備した車輌があります。
スピード12（37km/h）
最大装甲120mm
122m D-25T砲は、ティーゲルの88mm KwK36砲よりも、AP弾の威力は高いです。
（88mm KwK36は16）
122mm D-25TとA-19Sの威力は同じです。
ソ連のIS-2地雷除去戦車
写真はこの1枚しかなく、詳細も全く分かりませんが、IS-2の車体前面に地雷除去装置を取り付けた車輌です。
工兵部隊により運用されました。
ソ連のIS-3重戦車
IS-2の後継車輌として開発されました。
主砲はIS-2と同じ122mm D-25S砲ですが、形状はまるで別の戦車となりました。
特にドイツ軍の成形炸薬弾対策として、車体側面、後面にも傾斜角をつけており、車高が低い重戦車となりました。
1945年4月から生産が始まり、1946年7月までに、2305輌（2315輌）が作られましたが、WW2での実戦投入には間に合いませんでした。
（終戦後の満州での日本との戦いでは、試験を兼ねて実戦に参加したと言われています）
1956年のハンガリー動乱では、鎮圧のために投入されましたが、ソ連ではこれが唯一の戦闘事例でした。
主砲は122mm D-25S砲
スピード12（40km/h）
最大装甲220mm