Steel Panters World War 2 JAPANESE HQ
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Askari (イタリア:原住民兵)
Coloniole (イタリア:植民地兵)
Comicie Nere[CCNN] (イタリア/RSI :黒シャツ隊)
GNR (イタリア/RSI :国家警備軍)
Regulares Moros (スペイン:モロッコ兵)
Bicycle Squad (日本:銀輪部隊)
PLA (中国共産党:中国人民解放軍)
KMT (中国国民党:国民党軍)
WL (中国国民党:南京国民党軍)
Kavallerie (Cavalry) 騎兵 (共通)
Unberitten Kav (Dismounted Cavalry) 非騎兵 (共通)
FJg (ドイツ:降下猟兵)
GebirgsJager (ドイツ:山岳猟兵)
Islanders (ANZAC:先住民兵)
CMF (ANZAC:民兵)
Luftwaffe (ドイツ:空軍野戦師団)
第二次大戦当時、イタリアの植民地は「イタリア領東アフリカ」という東アフリカ帝国でした。
ここは現在はエチオピア、エリトリア、ソマリアの3国からなっており、 何かと恐ろしいイメージしか沸いてきませんが、アスカリ(アカスリではない!)は、イタリア領東アフリカの原住民の兵士のことです。
1940年、イタリア領東アフリカは周囲がイギリス領に接しているため、イタリア軍はイギリスと交戦を始めます。
このとき20万人の兵士が植民地から動員されたそうです。
1941年11月、エチオピアのイタリア軍は降伏。
その後はゲリラ活動をしていきますが、ほとんどのアスカリ兵士は脱走しました。
ドイツではドイツ軍についたソ連軍脱走兵や捕虜をアスカリと呼んだそうです。
アスカリの経験値はペナルティがないですが、 士気値が-13となっています。
植民地兵は経験値-3、士気値が-7とまだましです。
アスカリは1930年1月〜1942年12月まで購入可能
植民地兵は1930年1月〜1941年12月まで購入可能
CCNN (イタリア語:Comicie Nere 英語:BlackShirts)は日本語では「黒シャツ隊」
ナチスドイツの突撃隊の「褐色シャツ隊」は、この黒シャツ隊からとったとされています。
1920年代、ムッソリーニ(まだ宰相の頃)により結成され、初めは退役軍人などが中心の民間組織でしたが、 次第に拡大し数十万名の規模の軍隊になりました。
ドイツでは突撃隊は巨大化しすぎてヒトラーにより、幹部は粛清され(「長いナイフの夜」)その後は衰退していきましたが、 黒シャツ隊の方はムッソリーニにより正式な国家機関となっていきました。
1943年7月、相次ぐ戦局の悪化と連合軍のシチリア上陸でムッソリーニは失脚させられ、 ファシスト政権は終局を迎ます。
ムッソリーニは逮捕され幽閉されますが、 ドイツのオットー・スコルツェニー大佐による、かの「グラン・サッソ」襲撃で救出され、 北イタリアでドイツの傀儡政権「イタリア社会共和国」を立ち上げました。
ゲームではこの「イタリア社会共和国」を「RSI」(Repubblica Sociale Italiana)と呼んでいます。
イタリアはローマから北を「イタリア社会共和国」、ローマから南は「イタリア王国」(連合軍に降伏している)となり、 内戦状態になりました。
そして黒シャツ隊はRSIのムッソリーニにより、「GNR」(Guardia Nazionale Republicana)(国家警備軍)として再編され、 国内のパルチザンと戦っており、「黒い旅団」と呼ばれました。
CCNNの購入は、
イタリアでは、1930年〜1943年8月まで購入可能。
経験値-5、士気値+5
RSIでは、1943年10月〜1945年4月まで
ただし、購入は「Esploratori GNR」にあります。
こちらは経験値+5、士気値+7
GNRはRSIでのみ、43年10月〜45年4月まで購入可能。
GNRは経験値0、士気値+5
アフリカの西北に位置するモロッコは、 1956年に独立するまでフランスとスペインが支配していました。
(スペインは北モロッコを支配していたが、 現在でもスペインの影響はかなり残っている)
そのためフランス・スペインの西洋文化と東洋のイスラム教が国教となっているため、 西洋と東洋の交差点となっています。
前出の「Goumiers」はフランスのモロッコ派遣軍ですが、 今回の「RegularesMoros」はスペインのモロッコ正規軍。
とは言っても、 スペインは第二次世界大戦は中立的立場であったため、 1936年に起こった「スペイン内戦」が主な舞台となります。
スペイン内戦(1936年7月〜1939年4月)は、スペイン第二共和国政府に対する反乱軍のクーデターであり、 共和国側にはソ連が、反乱軍側にはドイツ・イタリアがついたため、 共産主義とファシストとの代理戦争とも見られた。
(結果は反乱軍の勝利)
反乱軍のフランコ将軍はモロッコで蜂起し兵を集め、 「Regulares Moros」はフランコ側につき、モロッコ軍はスペイン内乱に参戦しました。
1936年7月〜1946年12月まで購入可能
経験値+15
太平洋戦争の初期、 日本軍には自動車・戦車が不足していて歩兵は徒歩で歩いたが、東南アジアには日本から輸出していた自転車が多くあり、 軍はそれらを調達し歩兵の足としました。
その結果、日本版電撃戦(笑)とも言われる早さで、 マレーシア、インドネシア、フィリピン、ビルマなどを占領することができたとも言われ、その自転車に乗った部隊を銀輪部隊と名づけました。
銀輪部隊は、完全武装で一日平均30〜50キロも走り、 川などは自転車を担いで渡りました。
と、史実では大活躍した銀輪部隊ですが、ゲームでは使いづらいユニットです。
というのは自転車兵やオートバイ兵は、戦闘になると降車できないのが欠点で、これらのユニットはあまり交戦には向いていません。
まだオートバイ兵や騎兵は移動力があるのでそれを活かし本来の任務である偵察任務を任せられるが、 自転車部隊は移動力が9と、歩兵よりも多少マシという程度です。
1941年12月〜1942年12月までの1年間のみ購入可能
PLAは 「People's Liberation Army」の略で「中国人民解放軍」
もちろん[中国共産党] (Chinese Communists )でしか購入できません。
中国共産党の人民解放軍は、エリート部隊とか特殊部隊という意味での軍隊ではなく、 ノーマルな一般の歩兵のことです。
ユニットの中には「Peoples Militia」という部隊もありますが、こちらも「人民解放軍」のことで、こちらは重歩兵部隊扱いです。
日中戦争が起こる以前の1930年代、国内では蒋介石の国民党政府軍と毛沢東共産党の人民解放軍が対立しており、 国共内戦をしていました。
その後、日中戦争が勃発してからは、 両者は国共合作により、共産党軍は国民政府軍に編入されましたが、 それは形だけであって実際は、共産党軍と国民党との武力衝突は絶えませんでした。
中国人民解放軍は現在、中国の軍隊となっています。
1930年1月〜1946年12月、いつでも購入可能
経験値、士気値のペナルティはなし。
SPWW2に登場する中国について説明しておきます。
清国滅亡後の1912年、孫文が大統領となり中華民国が誕生しました。
その後、袁世凱が北京に政府を移し北京政府となり、自らが中華大国大大帝となりましたが、それもわずか半年だけでした。
(ちなみに袁世凱っつうのは、17男14女をもうけていて、僕と同じく絶倫だったそうです)
袁世凱の退位後(1916年)、北京政府を牛耳っていた北洋軍閥(地方軍閥)は、5つの分派が争いを始め、それが13年も続きました。(中国って広いんですよ)
1928年、欧米の協力を得た蒋介石が北京の張作霖を破り、ようやく蒋介石の国民党が中国唯一の政府となりました。(南京国民政府)
南京国民政府時代、ソビエトの協力で勢力を拡大した毛沢東の共産党を殲滅するために、蒋介石は5度にわたり国共内戦をしました。
1932年、 日本軍が満州を掌握し、満州国を建国。
1937年、日中戦争(支那事変)
1940年、日本軍の攻撃で重慶に撤退していた蒋介石の南京国民政府に代わり、反蒋介石である汪兆銘が南京に新政府を樹立した。 (南京国民政府1940-1945年)
この汪兆銘政権は日本軍の南京占領下における日本軍の傀儡政権です。
どちらも南京国民政府と言うのでややこしいですよね。
以上です。
KMTというのは、 蒋介石率いる「中国国民党」の正式な軍隊で、経験値+7です。
もう一つの「WL」というのは 「Waload」、即ち「一地方で権力を持った指揮官」という意味で、これは汪兆銘の南京国民政府軍を表します。
こちらは経験値+9、士気値-7であり、日本製の武器を装備しています。
KMTとMLは同じ国で購入できますが、 敵同士の関係でした。
騎兵を紹介しましょう。
騎兵には、 普通に騎乗している騎兵と、騎乗していない騎兵の2タイプがあります。
普通に騎乗している騎兵は Kavallerie(ドイツ語)、Cavalry(英語)で、画像を見て分かるように馬に乗っています。
この部隊の特色はやはり移動力が12というのと、水上移動(2)もできることです。
なので偵察任務を兼ねての後方かく乱などの奇襲が主任務となっててきます。
というのも、主武器はライフル程度の軽装なので、あまり戦闘には向いていないからです。
使ってみると分かりますが、サイズが2と大きいので、見つかりやすく被害もでやすく、無線機を保有していないので、部隊に被害がでると、 なかなか抑圧が下がりません。
なので、狭いマップでは購入することはないですが、だだ広いマップを使用するときなどは、大いなる活躍を期待しましょう。
ドイツ、日本、ソ連などはいつでも購入はできます。
米軍のCavalryについてですが、騎乗のCavalryは1942年12月までしか購入できません。 この他のCavalryとなっている部隊は「機甲部隊」としての意味のCavalryで、騎乗の部隊ではありません。
次に騎兵ですが騎乗していない部隊、 Unberitten Kav(ドイツ語)、Dismounted Cav(英語)です。
騎兵部隊ですが、 馬に乗っていない兵士のことです。
騎乗部隊の馬から降りた部隊だと考えればいいでしょう。
なので移動力、 攻撃力は普通の歩兵と変わりません。
ただし、騎兵部隊としての経験値・士気値は共に+5です。
購入するときに搬送用の馬と一緒に購入でき、この馬に搭乗させることができるので、一緒に購入するのがいかと思います。
どこでどうやって使ったらいいのか、悩んでから購入するか、購入してから悩むかはお好きに。
パラシュート部隊のことを、日本では空挺部隊、アメリカではエアボーンとか言うが、ドイツ軍はちがう。
降下猟兵!
なんか格好いい。
降下猟兵のことをドイツ語で「Fallschirmjager」といい、この略語が「FJg」
普通は空挺部隊は陸軍の所属になるのだが、ドイツ軍は空軍であった。
ベルギーのエバン・エマール要塞や、クレタ島、 モンテ・カッシーノの戦いなど有名どころの戦いに登場してくるのが「FJg」である。
で、この部隊の格好よさはそれだけではない。
画像を見ても分かるが、独特のヘルメット、それに携帯している武器、兵器がまた渋いのだ!
まず、「FG42」という自動小銃はこの部隊のために作られたもの。
そして無反動砲「7.5cm LG40」「10.5cm LG40」、またゲルリッヒ砲(前出)などがある。
だが大戦後期になると、ドイツ軍には戦術的に降下作戦の必要がなくなったため、名前こそ降下猟兵だが、戦闘団として常に厳しい戦場に駆り出された。
エリート部隊であったので、 経験値・士気値は+10
1938年1月〜1946年12月まで購入可能
山岳猟兵はドイツ・ オーストリアにおける戦闘を専門とした部隊です。
標高の高い山を登ったり、すごい傾斜面の雪山をスキーで滑り降りたりと、 危ないこと危ないこと。
山岳猟兵の行進曲まであるぐらいでとてもエリート部隊です。
有名な「エーデルワイス」が部隊章になっています。
山岳猟兵師団となり、ノルウェー、カフカス、クレタ島、 イタリア戦線などで活躍しました。
武装SSにも山岳師団はありますが、この部隊は国防の山岳猟兵です。
経験値・士気値ともに+8
1936年1月〜1946年12月まで購入可能
戦後、パプアはニューギニアと合併しパプアニューギニアとなったが、 大戦中はパプアはオーストラリアが統治してました。
日本軍は1942年の1月に珊瑚海海戦を皮切りに、 ラバウルなどのニューギニア諸島を攻略し、陸軍はポートモレスビーを目指し山を越え、 ANZAC軍と戦ったが、マラリアと飢えで兵士のほとんどが戻ることができませんでした。
オーストラリア軍はココダトレイル(ココダ道の戦い)では、深いジャングルの中を先住民なしには到底戦うことはできず、先住民「Islanders」はパプア歩兵大隊に所属させました。
先住民といっても少数ではなく、 いくつもの種族がいたらしいのですが、どれも同じに見えますw
漫画家水木しげる先生がニューギニア戦線から九死に一生を得て戻ってこられたのは有名な話だが、そこで見た世界は人食い種族やら・・中には日本軍に友好的な種族もいたそうです。
経験値は+10、士気は-10と極端すぎます。
1940年6月〜1946年12月まで購入可能
CMF (Citizen Military Force)
オーストラリアの民兵は歴史が古く、大部分が義勇兵からなっていました。
日本軍がニューギニアに進出するに伴い、彼らはオーストラリアの正規軍と共に日本軍と戦いました。
ココダトレイルでの奮戦、1942年8月のラビの戦いなどは、正規軍になくてはならない存在となりました。
その後、1943年から終戦まで続くブーゲンビル島の戦いでも、ジャングルという過酷な戦場で戦い抜き、北アフリカにも出兵しています。
1930年1月〜1946年12月まで購入可能。
経験値・士気値の修正はなし。
ルフトヴァッフェと言えば空軍だが、この部隊は空軍部隊ではなく、「空軍野戦師団」という空軍管轄の陸軍部隊である。
空軍管轄であるが、東部戦線で人員の大損失を補うために補強された兵士たちなので、一般兵士に比べれば、士気も低く錬度も低かった。
1943年11月以降、この部隊は全て陸軍に移管されることになったために購入も 1942年2月〜1943年10月まで可能となっている。
東部戦線はあの「ヴェリーキエ・ルーキの戦い」にもいた。
ヴェリーキエルーキの戦いはドイツ版スターリングラードと言われ、壮絶な戦闘の模様はパウルカレルの「焦土作戦」に詳しく書かれている。
経験値・士気値は共に-5
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