Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
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Turret Bunker (フィンランド)
Buried BT-5 (ソ連)
Teraspesake 45 (フィンランド)
Pazerturm (f) (ドイツ)
1917年に生産が始まり4000輌が作られたフランスのFT-17戦車は、時代とともに旧式化していきました。
1930年代には訓練用として使用されるようになりましたが、WW2が始まる頃には兵器としては役に立たなくなっていました。
フィンランドでは1939年の冬戦争が始ったとき、ソ連軍と戦える戦車がFT-17しかなく最初は使用しましたがソ連戦車に全く歯が立たず、イギリスのヴィッカーズ戦車が到着してからは、戦車としてではなくブンカーとして使用されました。
上の写真はドイツ軍が鹵獲したFT-17のブンカーで、ドイツ軍もフランスに多くの砲塔ブンカーを作っています。
ゲームではドイツ軍には砲塔ブンカーはいろいろ登場しますがFT-17の砲塔ブンカーは登場しません。
FT-17砲塔ブンカーはフィンランドでのみ登場します。
ただしフィンランドではドイツのように、きれいにきちんとしたブンカーではなく、車体ごと塹壕化して砲塔だけを出すブンカーでした。
37mm砲ブンカーと機銃のブンカーの2種類があります。
1938年12月から1941年12月まで購入可能。
ソ連のBT-5快速戦車の砲塔ブンカー
Buried は「埋めた」という意味。
ソ連軍はフィンランドとの冬戦争で、大量のBT-2、BT-5、BT-7快速戦車を使用しました。
しかしフィンランドのモッティ戦術にかかり、ソ連軍は逆に包囲されてしまいます。
このような包囲下で燃料や修理パーツが尽きてしまったことから車輌を砲塔まで埋め即席のブンカーとしました。
主砲は45mm砲
BT-5の砲塔そのままです。
ソ連のBT戦車の砲塔を利用した砲塔ブンカー
フィンランドは鹵獲したBT-2、BT-5、BT-7戦車を解体することになったため、1944年に砲塔だけを取り外し、要塞用の砲としてソ連との国境に設置しました。
しかし実際に戦闘に使用されることはありませんでした。
↑の写真はフィンランドに今も残されている砲塔ブンカーの一つです。
フランスのソミュアS-35の砲塔ブンカー
パンツァータームとも言います。
ドイツ軍はフランスのソミュア S-35を297輌鹵獲しましたが、このうちの少数を大西洋の壁の要塞砲として使用しました。
写真のように海岸沿いにこのような砲がいくつも設置されていたと思われます。
主砲は4.7cm砲