Steel Panthers World War 2   JAPANESE  HQ

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SMG  短機関銃 2

PPSh-41  (ソ連)
MP717 (r)  (ドイツ)

PPS-42  (ソ連)
PPS-43  (ソ連)

M/34-40 DPP  (フィンランド)
Suomi M31 SMG (フィンランド)
Kpist m/44 (フィンランド)
Gustav m/45 SMG (スウェーデン)
Kpist m/39 SMG (スウェーデン)
Kp m/37-39 SMG  (スウェーデン)
Kpist m/40 SMG  (スウェーデン)

Beretta M18 SMG  (イタリア)(RSI)
MA OVP SMG (イタリア)
Beretta M38 SMG  (イタリア)(RSI)
MP739(i)  (ドイツ)
MAB 38/42 SMG (イタリア)(RSI)

FNAB43 SMG  (イタリア)(RSI)
TZ 45 SMG      (RSI)
ERMA EMP SMG  (スペイン)(フランス)
MAS 38 SMG (フランス)
MP722(f)  (ドイツ)

STAR Si35  (スペイン)
MORS SMG  (ポーランド)
ZK 383 SMG  (チェコスロバキア)(ブルガリア)
Vz.9 SMG   (ドイツ)

PPSz-41  (LWP)
39M Kiraly SMG  (ハンガリー)
43M Kiraly SMG  (ハンガリー)

34M Steyr SMG (ハンガリー)
Orita M41 SMG  (ルーマニア)
MP41 SMG (ルーマニア)
Mauser M32 SMG  (ルーマニア)
8mm Nambu SMG (中国国民党・共産党)
Type100/40 SMG  (タイ)

PPSh-41  (ソ連)
MP 717 (r) (ドイツ)


ソ連の短機関銃「PPSh-41」

読み方は「ペーペーシャ 41」でいいのか(?)

ソ連の短機関銃の開発は、1934年に「PPD-34」、1938年に「PPD-38」が開発されていましたが、対フィンランド戦が始まるまではお蔵入りとなっていました。

しかし1939年のフィンランドとの戦いで、フィンランド軍の使用する「スオミ M31」短機関銃の有効性を知らされ、それまでお蔵入りしていた「PPD-34」「PPD-38」の生産を始めました。

その「PPD-38」の後継として1941年に「PPSh-41」が開発されました。

71発入りの独特なドラム型弾倉が特徴で600万挺が生産されました。

東部戦線ではドイツ軍も好んでこの短機関銃を使用しており、「MP717(r)」と呼ばれゲームでも登場します。

名作「戦争のはらわた」でもシュタイナーが使っていましたよね。



PPS-42  (ソ連)
PPS-43  (ソ連)


ソ連が開発した短機関銃。

PPSh-41の後継銃。

発射速度はPPSh-41と同じだが、精度はPPSh-41よりはるかに優れていました。

PPS-42はあのレニングラード包囲網の中、レニングラードの兵器工場で生産され、その後200万挺が生産されました。

PPS-43はPPS-42の改良型として作られ1943年に採用されていますが、形状はほぼ同じです。

ゲームには2種類が別々にSMG部隊に登場しますが性能に差はありません。

ゲームには登場しませんが、ドイツ軍はPPS-43を「MP719(r)」として使用しました。


M/34-40 DPP SMG (フィンランド)

フィンランド軍はソ連との戦争で、ソ連軍からPPD-34、PPD-38、PPD-40を鹵獲して使用しています。

(いずれもソ連軍には登場しません)

フィンランド軍では「M/34 PPD」「M/34-38 PPD」「M/40 PPD」となっています。

「M/34 PPD」と「M/34-38 PPD」は冬戦争で178挺、「M/40 PPD」は継続戦争で数百挺を鹵獲しましたが、次第に弾薬や交換パーツがなくなったため使用されなくなりました。

「PPD-40」は、ソ連国内で約8万6000挺が生産されましたが、あまりにも高価だったため生産は中止となり、PPSh-41に代わっていきました。

ゲームでは全て「M/34-40 DPP」としてフィンランド軍に登場します。


Suomi M31 SMG (フィンランド)

フィンランドの技術将校アイモ・ラハティが開発した短機関銃「スオミ KP/31」

フィンランドの短機関銃の開発は早く、1922年に試作型「M/22」ができ、1926年に「M/26」が100挺作られました。

「M/26」には欠点があったので、それを改良し作られたのが「M/31」です。

フィンランドの戦場は森林が多く、フィンランド軍にとって短機関銃は頼もしい武器になりました。

火力、精度、発射速度、信頼性など他の短機関銃より優れていたと言われています。

1953年までに約8万挺がフィンランドで生産されました。

またスウェーデンとスイスでライセンス生産が行われました。


Kpist m/44 SMG  (フィンランド)

フィンランド軍は1943年の夏にソ連軍の「PPS-42」を初めて鹵獲し、1944年の夏には「PPS-43」も大量に鹵獲しました。

ソ連製の弾薬(9mm)は数に限りがあるため、この銃のマガジンをフィンランド製の弾薬(7.62mm)が使えるように改造したのが「Kpist m/44」です。


Gustav m/45 SMG (スウェーデン)


スウェーデンの短機関銃を紹介します。

有名なカールグスタフで作られた「カールグスタフ m/45」です。

スウェーデンではドイツのMP40、フィンランドのスオミM/31、イギリスのステン、ソ連のPPSh-41、PPS-43、アメリカのトンプソンなど様々な国から短機関銃を輸入して使用していましたが交換パーツや銃弾の調達が難しくなったことから、1944年に国産化を目指し開発が始まりました。

1945年に採用され、その後2007年まで使用されました。


Kpist m/39 SMG
Kp m/37-39 SMG 
Kpist m/40 SMG
(スウェーデン)

ゲームに登場するその他のスウェーデンの短機関銃を一気に紹介しておきます。

Kpist m/39 はドイツ製の「MP35/1」で、1800挺を購入しました。

Kp m/37-39 はフィンランドのスオミM/31をスウェーデンでライセンス生産したものですが、若干改良しスウェーデン版としています。

Kpist m/40はアメリカのトンプソン短機関銃。


Beretta M18 SMG (イタリア)(RSI)

イタリアの短機関銃を紹介します。

短機関銃はドイツのMP18が世界で一番最初だと思っていましたが、イタリアも開発していました。

現在でも国際的銃器メーカーであるベレッタ社で作られたのが「ベレッタ M1918」です。

この短機関銃はM1915という航空機用の機関銃から作られました。

1914年に開発された航空機機関銃M1915機関銃は威力不足、射程不足、装弾数不足という大きな欠点があったため、ほとんど使用されませんでした。

そこで銃を解体して、木製銃床を取り付けて短機関銃が誕生しました。

当時は機関銃より軽いということで特に山岳猟兵からは好まれました。

約5000挺が生産され、1941年ごろまで使用されています。

イタリアとRSIに登場します。

またスペイン内戦でも使用されたため、ゲームでもスペインに登場します。


MA OVP SMG  (イタリア)


ベレッタM1918短機関銃と同じく、M1915機関銃から開発された短機関銃が、「MA OVP」短機関銃。

こちらはイタリアのOVP社(Officine Villar Perosa)で1918年に製造されました。

この2つの短機関銃はどちらもM1915機関銃を解体して作られていますが、どちらの方が早く作られたのかは分かりませんが、ドイツ軍のM18よりもわずかに早かったという話もあるくらいですから、この時期のイタリアの技術力は高かったのでしょう。

数百挺が生産されたそうです。

ゲームにはベルサリエーレの1つの部隊にのみ登場します。


Beretta M38 SMG (イタリア)(RSI)
MP 739(i)  (ドイツ)
MAB 38/42 SMG (イタリア)(RSI)

イタリアのベレッタ社で作られた「ベレッタ M1938」、または「MAB 38」短機関銃。

こうして見るとライフル銃とそう変わらない大きさ。

職人により作られたためコストも時間もかかり、大量生産はできなかったですが、その反面、品質は高く頑丈でした。

1938年から生産が始まり、1975年まで100万挺が作られました。

イタリアでは空挺部隊、エリート部隊、山岳部隊、海軍、警察などに配備されましたが兵士からは人気が高く、イタリア降伏後、RSIでは部隊に関係なく装備できました。

ドイツ軍でもこの銃の人気が高く、MP739(i)として採用され、降下猟兵や武装親衛隊に使用されました。

「MAB 38/42」は、M38の銃身を短くするなどの改良をしたものです。

ゲームに登場するドイツ軍のMP739(i)は、M38/42の改良型「M38/44」で、ドイツ軍はM38、及びM38/42をMP738(i)としていました。


FNAB43 SMG (イタリア)(RSI)

イタリアで開発されたFNAB-43短機関銃。

FNABは「Fabbrica Nazionale d'Armi di Brescia」という国営の工場の略です。

1942年に開発、1943年から約6000挺が生産されました。

イタリアの武器はいちいち精工に作られており、性能がよく高価なのが特徴ですが、この銃もその一つ。

イタリア降伏後のRSIで使用され、黒シャツ隊(CCNN)、海軍の特殊部隊「サンマルコ」などに配備されました。

イタリアでは北アフリカ戦線で使用されました。


TZ 45 SMG (RSI)

上記の「FANB43」とは別に開発された短機関銃。

1944年から1945年まで約6000挺が生産されました。

戦後もビルマで配備されたそうですが、不具合が多く評判は悪かったそうです。

RSIの対パルチザン部隊に配備されました。

ゲームではRSIにだけ登場します。


ERMA EMP SMG  (スペイン)(フランス)


MP38、MP40を開発したドイツのハインリッヒ・フォルマーによって作られた「ERMA EMP」または「ERMA 35」

(EMPというのは、Erma Maschinenpistoleのこと)

元となったのはMP18、MP28なので、形は似ています。

フォルマーが銃の権利をエルマ社に売却したためエルマ社で1931年から生産が始まり、1938年まで約10000挺が生産されましたがドイツではこの銃は成功しませんでした。

エルマ社はスペインとスイスにライセンスを譲渡しライセンス生産が行われました。

ドイツでは警察と親衛隊が一部を使用しただけですが、その多くはスペイン内戦でスペインの共和党、国民党により使用されています。

そしてスペイン内戦後、フランスは3200挺のERMA短機関銃を押収しました。

フランス軍に配備されフランス侵攻で使用されましたが、ドイツ軍に押収された後、ドイツ軍はMP740(f)として使用しています。

なおフランス国内で使用されたERMA短機関銃は、フランスで組織された「第33武装擲弾兵師団シャルルマーニュ」によって使われました。

ゲームではフランスとスペインに登場します。


MAS 38 SMG (フランス)
MP722(f)  (ドイツ)


フランスが開発した唯一の短機関銃。

フランスはそれまで短機関銃を必要としていませんでしたが、1938年に開発され、生産されましたが1940年のドイツ軍の侵攻までにわずか950挺ほどしか生産されませんでした。

その後、ドイツ軍に押収され、ドイツ占領下で20000~30000挺が生産され、ドイツ軍はMP722(f)として使用しています。

ゲームでもドイツ軍にMP722(f)として登場します。


STAR Si35  (スペイン)


スペインの短機関銃です。

1930年代、スペインの民間企業である武器製造会社「Star Bonifacio Echeverria」で1934年から1938年の間に3種類の短機関銃が生産されました。

これらは「Si35」「RY35」「TN35」と言われ、わずかな違いはありましたが性能はほぼ同じです。

スペイン内戦(1936-1939)で使用されました。

どれくらいの数があったかは分かりません。


MORS SMG  (ポーランド)


ポーランドが開発した「MORS wz.39」短機関銃。

一般的には「モース短機関銃」

1936年に設計が行われ、その後改良され1939年に生産に入りましたが、36挺のみが生産されただけでした。

ドイツに占領される前に工場は爆破され銃もどこかへドイツ軍の手に渡りませんでした。

残存している銃はコレクションとなってしまっており、ポーランドは銃を探していましたが1983年に初めて発見され、現在4挺がシリアルナンバーから確認されており、ポーランドやロシアの博物館に展示されています。

ポーランドのみに登場します。


ZK 383 SMG (チェコスロバキア)(ブルガリア)
Vz.9 SMG (ドイツ)


チェコスロバキアで作られた短機関銃「ZK-383」

1930年に開発が始まり1938年にブルーノ国営工場で生産が行われました。

銃身が取り外せたり、ライフル用のスコープが取り付けられたりできる特徴があり、しかも頑丈で重かったので軽機関銃のような銃でした。

ほとんどがドイツへの輸出用として作られましたが、ブルガリアにも供給されています。

生産はドイツ占領下でも行われ続け、1966年まで35000挺が作られました。

ゲームではチェコスロバキア、ブルガリアに登場し、ドイツ軍では「Vz.9」としてで武装親衛隊に配備されました。


PPSz-41  (LWP)

ポーランド人民軍(LWP)に登場する武器「PPSz-41」

これはソ連製の「PPSh-41」のことです。

PPSh-41は、ソ連のゲオルギー・シュパーギンによって作られました。


このゲオルギー・シュパーギン氏を英語で書くと、「Georgy Shpagin」のため、

「PPSh」は、「Pistolet Pulemyot Shpagina」の頭文字から来ています。

しかし!

ポーランド語にすると、「Pistolet Pulemyot Szpania」となるため、ポーランドでは「PPSz -41」と呼ばれました。

SPWW2に登場する兵器、マニアックすぎますw

ポーランド軍には登場せず、LWP(ポーランド人民軍)にのみこの名前で登場します。

画像もワルシャワ蜂起のときのものですが、ワルシャワ蜂起では多くのPPSz-41が使われており、画像も多く残っています。


39M Kiraly SMG  (ハンガリー)
43M Kiraly SMG  (ハンガリー)


ハンガリーで作られた短機関銃を二つ紹介します。

キラーイ・パール(Kiraly Pal)によって、1932年ごろから開発が始まり、1939年に最初の短機関銃「Danuvia 39M」(Kiraly 39M)が作られました。

「Danuvia」というのは、ハンガリーにある武器工場です。

1943年には改良型の「43M」が作られました。

画像は「43M」です。

この銃は氷点下の東部戦線でも問題なく機能したため、兵士からは好評だったそです。

そして短機関銃にしては銃身が長く、9.25mmモーゼル弾を使用したため、アサルトライフルに似た銃となっています。

そのため射程は通常のSMGの射程(3へクス)の倍の射程(6へクス)あります。

39Mは約5万挺、43Mは約8000挺が生産されました。


34M Steyr SMG (ハンガリー)


ハンガリー軍に登場するもう一つの短機関銃「34M Steyr 」短機関銃。

これは「Steyr - Solothurn S1-100」とも言います。

ここまで説明すればお分かりですよね。

この銃はオーストリアで作られ、ドイツ軍に使用された「MP34(ö)」です。

オーストリアは第一次大戦のときはオーストリア=ハンガリー帝国だったので、オーストリアの武器はハンガリーでも使用されました。

ハンガリーやオーストリアでは、オーストリアの武器工場「Steyr」(シュタイナー)にちなんで、「Steyr 34M」とも呼ばれます。

画像はハンガリー空挺部隊に使用されている「34M Steyr」


Orita M41 SMG  (ルーマニア)


ルーマニアに登場する短機関銃を紹介します。

「Orita M41」は1941年にルーマニアで開発されました。

開発者だったオリタ大尉にちなんで「Orita」と付けられています。

MP38を参考にして作られ製造コストは高価でしたが、銃としては評判はよかったようで、戦後1970年代まで使用されました。

1941年から1943年までの間に6000挺が生産されました。


MP41 SMG (ルーマニア)


これはドイツで作られた「MP41」短機関銃です。

ドイツ国内でも使用されましたが、この銃はほとんどがルーマニアにのみ輸出されたためにゲームではルーマニアに登場します。

(SPWW2のマニアックぶりはすごいw)

MP41は、以前も紹介しましたがあの短機関銃の父と呼ばれた「ヒューゴ・シュマイザー」です。

シュマイザーはMP28を作り一躍有名になりましたが、その後MP28はMP40へと代わっていきました。

シュマイザーはMP28の後継銃としてMP41を設計、ヘーネル社で生産されました。

MP40よりも優れていて、スオミM31やベレッタM1938と並び、第二次大戦の短機関銃の傑作と言われています。

どれくらいの数が生産されたか正確には不明ですが、約3万挺はあったとされています。


Mauser M32 SMG (ルーマニア)

ルーマニアに登場するこの短機関銃ですが、これはかなり判別に時間がかかりました。

一応、これじゃないかということで書いておきます。

そもそもモーゼル社はライフル銃や拳銃といった武器を主に製造した会社で短機関銃を作っていません。

そこでいろいろ調べた結果、「Mauser C96自動拳銃」のバリエーションの一つに「Mauser  Schnellfeuer」というものがあり、これではないかと今は思います。

日本語で言えば、「モーゼル速射銃」、「M712」あるいは「M1932」です。

短機関銃よりも携帯性に優れ、火力もあったため短機関銃の代用とされたとあります。

1932年から1936年まで生産され、98000挺が作られました。

この銃は海外に大量に輸出されましたが中国はこの銃を輸入し、そして違法でコピーし製造しました。

またスペインではアストラ社でこの銃をコピーした「アストラM900」を生産しました。

ここまで読むと、「Mauser M32」は「Mauser M1932」で間違いないように思いますが、この銃がルーマニアで使用されたという確認が取れていません。

(どこにも書かれていないです)

もしかしたらスペイン内戦にルーマニアは派兵していますので、そのときに押収したのかもしれません。

射程は200mあったというので、ゲームでも射程は3です。

ルーマニアの空挺部隊に登場します。



8mm Nambu SMG  (中国国民党・共産党)


これも難しかった(汗

8mm Nambu SMGって何だ?

日本には一〇〇式機関短銃しか短機関銃はありませんでした。

しかし中国では南部式のSMGが登場します。

あるとすれば、「試製二型機関短銃」しかありません。

この試製二型機関短銃は、8mm弾を使用しますので一致します。

しかしあくまでも試製です。

日本側の資料によれば、1935年に設計され数挺は作られたとありますが、正式採用にはならなかった。

しかし・・・

中国語のwikiを見ると、第二次上海事変のときに少量が生産されたとあります。

これはどういうことなのか・・

日本語のwikiにはこうあります。

朝鮮戦争のとき、アメリカ兵が鹵獲した兵器の中に「試製二型機関短銃」に酷似した銃があったそうで、これは?と思い調べたら、どうやら満州の奉天で造られている銃だと分かったそうです。

これは戦後、中国国内で造られたコピー品だったそうですが、あるにはあったということですね、本物が。

それも数も揃っていたそうです。

日本側の資料ではあくまでも試製となっていますが、外国の資料では生産されていたとある、こういうことは時々あります。

SPWW2のスタッフが日本の資料を見ているとは思いませんので、ここは「Type 2 SMG」としておきます。

画像はモデルガンです。


Type 100/40 SMG  (タイ)

短機関銃の特集も最後になりました。

最後はタイに登場する「Type 100/40 SMG」です。

これは一〇〇式機関短銃のことです。

一〇〇式機関短銃には前期型と後期型があり、前期型を「100/40」、後期型を「100/44」と海外では表記しています。

40というのは1940年を意味し、44と言うのは1944年を意味していて、前期型は小倉工場で生産され、後期型は名古屋工場で生産されました。

ただし生産数は海外サイトと日本のサイトでは大きな開きがあります。

日本語のwikiでは総生産数は1万挺ですが、海外のサイトでは2万5000挺になっていたりして私にはよく分かりません。

ただ前期型は少なかったのは確かです。

数は不明ですがタイでは前期型が使用されたそうです。


> 短機関銃 1