Steel Panthers World War 2   JAPANESE  HQ

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Q & A  [3]

* 購入画面にある 「Allies」ボタンは何ですか?
* 砲名の横 についている「*」はどんな意味ですか?
* 「SET CAPTURED」ボタンは何ですか?
* ロングキャンペーンでA0 ユニットの変更について
* 天候や夜間の設定について
* ハルダウンについて
* 塹壕について    
* 「Dug in」状態について   
* 砲・車輌の放棄について   
* 放棄された砲・車輌の破壊   
* 0ターン砲撃について    
* HMGによる装甲車輌への ダメージについて  

Q25
購入画面にある「Allies」というボタンがあります が、これはどういう意味なのですか?

A25
バトルモードやPBEM、あるいはキャンペーン(サポート部隊の購入のみ)での購入画面で、

Allies

ここに「ALLIES」というボタンがあります。

これは「同盟国」という意味で、このボタンを押して国を選択すると、
その国が自軍と同盟国になるという ことです。

例えば、自軍がドイツ軍で、「ALLIES」で日本を同盟国にするとします。
そして九七式中戦車改を購入します。

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こういうことです。

なお、同盟国は史実通りの枢軸国とか連合国といったものではありません。

どの国でも選択可能です。


Q26
砲名の横にある「*」マークはどんな意味なんですか?

A26
エンサイクロペディアで見るときはついていませんが、 購入画面の「ARTILLERY」で砲を見ると、例えば、

182

このように、最後に「*」印がついている ものがあります。

よく見ると、ほとんどの砲についていることがわかりますが、これは盤内砲の意味です。

盤内砲とはマップ上に配置する砲のことです。

一方、「*」マークのない砲、例えば、

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このような砲は盤外砲です。

盤外砲とは射程がなが〜いため、戦線のずっとずっと後方の砲兵陣地から砲撃をしますので、マップ上に配置できない砲のことです。

このマークに気づかなくても区別できる方法はあります。

盤外砲は砲兵中隊「Battery(Bty)」か砲兵大隊(Abt)で編成されていますが、これらの部隊は砲のみで他にライフルとか手榴弾を持っていません。

(そりゃ敵に攻められることはありませんから)


どれが盤内砲か盤外砲かは口径や砲の種類ではないので、見分けにくいのですが、 購入時に一目で見分けられるのは非常に便利ですよね。


Q27
「SET CAPTURED」ボタンは何のボタンですか?

Q27
Q25 と重複してしまいますが、もう一度説明しておきます。

Q25では「ALLIES」ボタンを押すと、同盟国にした い国を選択でき、ここで同盟になった国の兵器を購入できるようになると説明しました。

その同盟国を選択する画面 の左下にある「SET CAPTURED」ボタンについてですが、

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このボタンは、「鹵獲した兵器・戦力」と いうことです。

このボタンを押してから、国を選択し兵器・戦力を購入すると、この兵器には自軍の国旗がつきます。

実際やってみましょう。

Q25と同じようにドイツ軍で、「SET CAPTURED」を押し、日本軍を選択し九七式中戦車改購入します。

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こうなりやす。

九七式中戦車がドイツ軍のものとなりました。

なお、この「SET CAPTURED」ボタンは、「SET ALLIES」に切り替わります。

値段は「SET CAPTURED」で購入しても、「SET ALLIES」で購入しても同じです。


Q28
ロングキャンペーンのプレイで、A0司令部ユ ニットを変更することはできますか?

A28
A0ユニットの変更はロングキャンペーンのみ可能です。

ただ最初の購入画面では変更できません。

変更できるのは、戦闘後の「Fix」(部隊の修理・補充)画面でなければいけません。

ここで、「Change」を押して、 A0を押すと、変更可能なユニットがでてきます。

基本的にA0ユニットはどのユニットでも変更ができます。

例えば、戦車ユニットに変更してみましょう!
なんか「黒騎士中隊」のようです。

他にも想像力で面白い戦いができると思います。

ただし、 戦車ユニットが司令部だと、当然、自らも敵と交戦するわけですから、 間違っても殺られないようにしまいといけませんぜ!

万が一、 撃破され乗員脱出できずなんていったら、キャンペーンは即終了です。南無


Q29
天候(晴れ・曇り・雨)や夜間などの設定はできるんですか?

Q29
SPWW2では天候の設定も夜間の設定も全てVisibility(視界)での設定となります。

この Visibility設定は「PREFERENCES」にはありません。

バトル(対人戦も)での最初の国を選択する画面か、部隊購入途中のマップジェネレーター画面でのみ設定できます。


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(なお、バトル最初の画面では視界は99まで入力できますが、マップジェネレーターでは90までしか入力できません)

Visibility の数値はへクスなので、10で500m、20で1000mとなります。

マニュアルでは「40」で良好視界として います。(2000m)
これを基本にして考えてみるといいかと思います。

バトル画面に入ると、上の画像のように、その時点でランダムに数値が設定されるようになっていて、このとき設定される数値は、35〜65ぐらいの間がほとんどです。

なので極端に見えにくい視界に設定されることはありませんので、プレーヤーが天候や夜間にこだわって設定する以外は、良好な視界での戦闘となります。

夜間に関しては、数値の「20」が「満月の夜」、俗に言う「Bomber's moon」となるそうで、有名な映画の題名でもありますが、満月の夜は標的がよく見えます。

なので夜間は 20が最大の明るさとなり、その他の夜は20以下ということになりますよね。

ちなみに航空機購入値を「***」 (ランダム)に設定して、上の画面でVisibilitu値を10以下に設定すると、 航空機はほぼ購入できなくなります。

(万が一、購入できたとしても低視界での航空機は味方を誤爆する確率が高いので辞めたほうが賢明かと思いますが)

じゃあ、その他の夜はどれくらいに設定すればいいの!と思う方は一度外に出てみてください。

そして街頭のない道を歩きながら、どれくらいの距離で人を識別できるか試してみるといいでしょう。


また、昼間の曇りは25〜35、昼間の雨天は15〜25というふうに考えることができます。

じゃあ吹雪の場合は!とか言い出す人もいるかと思いますが、視界が0〜5になると思われますが、そんなときは多分戦闘はしないでしょう。

→追記
中級第10弾に紹介したシナリオが「視界3」に設定されています。
これは濃霧をシュミレートしたものだそうです。


Q30
ハルダウンについて教えてください。

A30
SPWW2でも車輌がハルダウン(Hull Down)を獲得することが可能です。

ハルダウンを獲得するというのは、どういう意味かと言うと、砲塔を持つ車輌がある条件を満たすと、その車輌は敵に見つかりにくくなるということです。

その条件とは難しいものではありません。

まず、砲塔を持つ車輌が、

1 敵よりも高い地形にいる
2 塹壕化されている

この2つのどちらかを満たしていると、敵に見つかって砲撃されても命中率は格段に小さくなります。


通常は敵に見つかれば、車輌は車体と砲塔も全てを敵にさらけ出すことになりますが、 ハルダウンを獲っている車輌は、車体をうまく隠し砲塔だけを敵に見せる形になるわけです。


なので敵に見つかり攻 撃されても 砲塔は目標物として小さいので、命中する確率が低くなるというわけです。

じゃあ、砲塔に命中したら一撃でやられちゃうじゃん!と初心者の方は思うかもしれませんが、 逆に高地からの攻撃では低地にいる戦車の装甲の薄い部分である装甲上部を狙うことが可能になります。


説明としては簡単なんですが、ハルダウンを獲得しているというメッセージは出ませんし、ユニットに特別な表示もありません。

ましてプレーヤーは上から戦場(マップ)を見ているため、 実際にハルダウンしているかどうかをイメージしたり、見分けるのが難しいかと思います。

ベテランプレーヤーとの対戦で痛い思いしたアタシが言うのもなんですが、高地を確保するということはホントに重要です。

Q31
塹壕(Trench)について詳しく教えてください。

A31
塹壕は、「Defend:Assault」戦での「Defend」側 でのみ作ることができます。

「Delay」戦では塹壕は作れません。

塹壕はゲームでは、 無料で作れる「無料塹壕」と有料の「有料塹壕」があります。

まずは無料塹壕。

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このボタンで作る塹壕は歩兵が自らの身を守るために掘るもので、どこの国の兵士もスコップを持っているのは、これを掘るためです。

日本語では「タコツボ」と言われるものです。

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このボタンは全てのユニットを塹壕化するもので、歩兵ユニット以外でも塹壕化できます。

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砲兵や戦車の場合、 塹壕というより砲兵陣地か、戦車はハルダウンし砲塔だけを出した状態の戦車壕になります。

この塹壕は一度出る (移動する)と、 「Dug in」状態ではなくなります。

押すたびに塹壕の形状が変ったりします。

このボタ ンは全てのユニットの配置が終わったあと、最後に押すといいでしょう。


もう一つのは有料塹壕、

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このボタンは、地雷・ドラゴンティーズ・ 塹壕・鉄条網(BW)を設置するボタンです。

塹壕を作るには、まず購入画面で購入しておかなければいけません。

塹壕以外の<地雷・ドラゴンティーズ・鉄条網>は、設置したい場所をクリックし、そして「+」のボタンを押せば設置できますが、塹壕は「+」ボ タンを押して、「Select start & end point」と出たら塹壕の始まるへクスと終わるへクスをクリックしてやります。

そうすると塹壕ができます。

この塹壕は1へクス だけでは作れません
(その場合は上のタコツボをご利用ください)

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こちらの方が戦争映画でよく見る塹壕で す。

この塹壕は、いろいろな形に作ることができます。
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楽しくなりそうですw

塹壕が作れない地形もあると思います(未確認)

建物にも塹壕は作れます。

また線路や道路にも作れますが、その場合線路・道路はなくなります。森などに作った場合も、森がなくなります。

この塹壕の特徴は、塹壕内であれば移動 して も「Dug in」状態が継続されることです。

防御力に関しては、詳しくは分かりませんが、上のタコツボ塹壕よりも、こちらの塹壕の方があるような気がします。

Q32
「Dug in」状態について教えてください。

A32
「Dug in」即ち、「立て篭もっている」という感じの意味ですw

SPWW2では、ユニットが塹壕化されている場合に、このように出ます。

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この「Dug in」状態は、ほとんど敵の攻撃は命中しませんし、砲撃からも身を守れます
(ただし抑圧はあがる)

注意することは、塹壕の中でじっとしていれば問題はありませんが、戦局はそうはさせません。

やむを得ず移動をしなければならないときがあります。
その場合、せっかく の「Dug in」状態が失われることがあります。

では移動したときは「Dug in」状態がどうなるか、見てみましょう。


1.
タコツボの中にいて「Dug in」状態を獲っていたユニットが、タコツボの外に移動した場合、「Dug in」状態はなくなります。

2.
タコツボ「Dug in」状態で、そのタコツボに隣接したへクスに塹壕がありそこへ移動した場合は継続して「Dug in」状態を得ることができます。

3.
タコツボからタコツボへの移動は、「Dug in」状態を失います。

4.
塹壕にいて「Dug in」状態のユニットが、タコツボに移動した場合、「Dug in」状態を失います。

5.
「Dug in」状態ではないユニットがタコツボや塹壕のへクスで移動を終えた場合、通常は1ターン後に 「Dug in」状態を得ることができます。
(ただし、ユニットの経験値や抑圧状態にもよる)


これらの例は、 普通に考えれば理解できることです。

塹壕内を移動するには問題ありませんが、狭いタコツボに新たに入るとなると態勢を整えたりして多少の時間がかかるためです。

たとえ、タコツボや塹壕内にユニットがいても、「Dug in」状態でなければ塹壕による防御力を得ることはできまません。


塹壕は 「Defend」戦だけに限られますが、この「Dug in」をうまく活用することで、損害をかなり抑えることができます。

戦車でも120mm以上の口径で砲撃を受けるとダメージを受ける可能性は高いのですが、戦車壕の中で「Dug in」状態を獲っていれば、砲撃の直撃弾による損害はほとんどありません。

また「Dug in」状態のスナイパーは、本当に厄介極まりない存在となることだけは、覚えておいてください。


Q33
砲・ 車輌の放棄(Abandoned)について

A33
戦車やトラックなどの車輌及び砲兵部隊などは、クルーと呼ばれる隊員によって運用されます。

普段は車輌・砲のアイコンになっているので見えませんが、 砲が攻撃を受けたり、戦車や車輌が極度の攻撃にさらされると、辛抱たまらなくなり、砲・車輌などの兵器を放棄してしまうことがしばしばあります。


CREW

戦車には装甲があるので簡単には放棄しませんが、迫撃砲や対戦車砲は、敵の砲撃を2、3度受けるだけでも放棄してしまうことがあります。

何の映画か忘れましたが、最前線で敵の攻撃を受け、「対戦車砲は?」という訊いたら、「真っ先に放棄した」という会話のシーンがありましたが、砲は見つかってしまえば、 後は集中攻撃にさらされますから、命がほしければ逃げるんですね。


ですが、砲・車輌を放棄 したクルーは、 抑圧が下がれば再び戻ってきます。

その場合、後方に退却してしまっていたら、また放棄した兵器のところまで移動させましょう。
(ただし自分が放棄した兵器にしか再搭乗できません)

じゃあ、クルーが1名になった場合はどうなるんでしょう?

戦車では、5名のクルーのうち、4名が死傷し、1名になることはたまに見ることがあります。

実際の戦場で、砲・戦車のクルーが1名になり放棄した場合、そのクルーがまた自分の武器に舞い戻ってくることは考えられないですが、ゲームでは戻ってきます!

この点はSPWW2のスタッフもこれはゲームであり、 そこまでシュミレートしてはいないと言っています。
(ただし、一人になると抑圧が下がらない場合が多いですが)

クルーの再搭乗は、自動で行われます。

そしてクルーが一人になってしまった砲や戦車は、当然ペナルティがあり、 射撃回数が1とかになり、抑圧がちょっとあがるだけでも行動不能になってしまいます。

(一人で全部やるわけですから)

逆にクルーを意図的に脱出させることもできます。
その場合は、「@」ボタンを押します。

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すると、このように「bail out」(脱出)させるか?と訊かれるので、「Y」を押せば、乗員は脱出します。

これは、足回りをやられ移動不能になった戦車のクルーを脱出させるときに使用できます。

昔、対戦でわざとクルーを脱出させ周辺の偵察に使用するという画期的なことをやっ ていた指揮官がいたことを思い出します。
(オットーカリウスみたいだ)


脱出させるときに注意する ことは、車外に脱出したら、即移動することです。そうしなければ、 次のターンまでに再び車内に勝手に搭乗していることでしょう。

(そりゃそうだ、脱出させたんだから)

Q34
敵が放棄した車輌や砲は、どうしたら破壊できるのでしょうか?

A34
放棄した車輌・砲の破壊についてですが、味方のものはできませんが、 敵が放棄した車輌・砲に関しては、破壊が可能です。

しかもその方法も簡単で、放棄されている車輌・砲のへクス内に浸入すればいいだけです。

正確には「占領」すればいいので、浸入でもいいし通過でもいいんですが、そうすれば 自動的にその車輌・砲は次の敵ターンには破壊されています。

無理に放棄した車輌や砲を破壊しなければいけないこ とはありません。

ですが、終了後のスコアに影響してきます。

放棄 (Abandoned)のままだと獲得スコアが1なので、対人戦では破壊することが有効な手段となるでしょう。

ただし事前に放棄されている場合は、何故か見つけることができず、知らずにへクスに浸入し、後から破壊されていたということに気づくことが多いです。


Q35  
0ターン砲撃ってできなくなったんですか?

A35 
0ターン砲撃は、自軍の部隊を初期配置するときに砲撃要請をし、 ゲームが始まっていきな り砲撃をするというものです。

この0ターン砲撃に関しては、2013年のv6.0のアップグレードにより、修正 され た部分の一つです。

いままでは、プレーヤー間で、事前にするかしないかを決めていましたが、今回のバージョン アップからは、それをする必要がなくなりました。

もう少し詳しく説明すると、

「Advance vs Delay」「Assault vs  Dedend」戦での、「Advance」側と「Assault」側のみ、すなわち、攻め込む側のみが、0ターン砲撃を以前と同じように実施できます。

当然といえば、当然ですよね。

敵陣地に攻め込むのに、事前に砲撃で叩くのが鉄則ですから。

し かし、これ以外の場合、つまり、遭遇戦の両プレーヤーや、「Delay」側、「Defend」側のプレーヤーは、0ターン砲撃と1ターン目の砲撃が不可能となりました。

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このような表示がされます。

0ターン砲撃だけでなく、1ターン目も砲撃ができなくなったので注意してください。

また、同時に爆撃機・攻撃機の 要請、空挺部隊の降下もできません。

なお、シナリオの場合、可能なケースもあります。

Q36  
機関銃をぶっ放したところ、戦車にダメージを与えました。これは偶然ですか?

A36  
いえいえ、偶然ではありません。
v6.0の アップグレードで修正された部分の一つです。

元々、機関銃のHE弾は装甲のある車輌に対しては、攻撃力(貫通 力)がありませんでした。

経験上、装甲値が2〜3の車輌への攻撃は、運がよくてダメージを与える程度の威力しかありませんでした。

しかし今回の修正で、

HMG(50cal 以上)が300m以内(6へクス)で敵装甲車輌を攻撃する場合、HE弾で与えるダメージが強化されました。

これ、かなりヤバイですw

新しいバージョンをプレイしていますが、この機銃による戦車のダメージが目立ちます。

もちろん撃破されるまでには至らないですが、かなりの確率で弱い部分がやられます。

具体的には主砲がやられたり、 その他の機銃、もしくは移動不能となることがあります。

今まで全然神経を使わなかった分、機銃が怖い存在となり ました。

そしてこれは攻撃機の機銃も該当し、むしろこの攻撃で戦車の上部を狙われると、相当やばいです。

ただ、50cal(12.7mm)以上の口径なので、ドイツ軍のMG34、MG42、米軍の30calは7.62mmのため効果はありません(涙)

要するに米軍やソ連軍のHMGにとっては、ありがたい修正となりました。