Steel Panthers World War 2   JAPANESE  HQ

PBEMのルールと過去の対戦AAR


PBEM 対戦 購入ルールと特別ルール

<購入ルール>

1 砲兵部隊の購入制限
2 口径制限
3 弾薬補給
4 航空機の購入
5 地雷・鉄条網・対戦車障害・塹壕陣地(Trench)の購入   

1 砲兵部隊の購入制限(2013/5/4修正)
ここで言う砲兵部隊とは、「砲撃要請ができる砲」のことを言います。
なのでAT(対戦車砲)、AAG(対空砲)はこれに含まれません。

《v6.0で新しく導入された砲兵部隊の購入システム》

これまで対戦で紛らわしかった砲兵の購入制限ですが、ついにv6.0で画期的な方法により簡略化されました。

購入画面の

砲兵

この部分に示される数値が購入した砲兵部隊の割合(%)です。

また、この割合は、購入した全ての部隊に対する砲兵部隊の割合です。

購入するときは、この数値を見ながら購入するといいでしょう。

そしてこの砲兵の購入が全ての部隊の割合を超えると、

砲兵

このように文字の色が、緑色から黄色に変わります。

遭遇戦では両者20%まで
Advance側は30%まで、Delay側は15%まで
Assault側は無制限、Defend側が15%まで

たとえ、この数値が黄色になっても購入は可能です。

ですがそうした場合、ペナルティとして最終スコアで相手に得点が加算されます。

そのペナルティ得点がどれだけになるかは、
画面中央にある[Arty Under-Command]ボタンの上にマウスを置くと

砲兵

画面上部の赤い部分にこのような表示がされます。
上の例で見ると、相手に12ポイントが加算されると表示されています。

なので、砲兵部隊の購入がペナルティを受けないように購入することをルールとしたらいいでしょう。

2 口径制限
購入できる砲の最大口径を制限します。

a 〜120mm以内
b 〜150mm以内
c 〜200mm以内
d 〜制限なし(ドイツは600mmカール臼砲が使える!)

→これは多くの対戦では120mm以内にするケースが多いです。
ただし、マップの大きさや部隊の多さなどを考慮した場合、制限なしでもいいかと思います。制限がないと、 ロケット砲やカチューシャなども使用できます。

3 弾薬補給
弾薬補給ユニット購入の可・不可
ターンの長さを考慮して対戦者間の話し合いで決めてください。

→不可にする必要もないので、可でいいと思います。

4 航空機の購入
爆撃機・攻撃機・偵察機の購入はプレーヤー同士で決めてください。
航空機は視界に関係なく購入できます。
ですが視界が悪いと航空機は敵を発見できません。
と同時に味方を敵を間違えて誤爆する場合もあります。
視界は「40」が良好とされているので、「20」以下の設定の場合は航空機は購入しない方が無難でしょう。

5 地雷・鉄条網・対戦車障害・塹壕陣地の購入
Assault vs Defend戦のDefend側のみ購入・設置が可能です。
購入画面で購入しなければ設置できません。

「Mines/DT/Trenches/BW  X5」ボタンを一度押すと、5個購入し、10ポイント加算されます。(注意:一度購入すると取り消しできません)


「購入 POINT」 

下の比率はSPWW2のデフォルトの比率です。

設定 比率
Meeting ENGAGEMENT 1 1
ADVANCES  vs  DELAY 2 1
ASSAULTS  vs   DEFEND 2.5 1

2010.7.22 追記:
「ADVANCE/ASSAULT」の比率は海外でも以前から議論されており、SPWW2スタッフのうちでも意見が分かれてたりします。
(「2.5」という数値は実際プレイしてみると、かなりの戦力の差があるため)

このデフォルトの数値は一般的戦術書で言われる「攻撃側は防御側の3倍の戦力が鉄則」というのが一つの根拠になっているようです。
ですが必ずしもこの比率で購入する必要はないとも言っています。

使用するマップのサイズ・守備側の地形・ターン数・プレーヤーのレベルなどを考慮して決めるのがいいとされていますが、 初心者同士では簡単にそんなことは決められませんよね。

ですので対戦する両者の実力が同じくらいでしたら、SPWW2のデフォルト比率の「2:1」「2.5:1」ではなく、 以下の比率で購入ポイントを参考にしてみてください。これは海外で散々議論された挙げ句、決まった数値です。

設定 比率
Meeting ENGAGEMENT 1 1
ADVANCES  vs  DELAY 1.35(1.4) 1
ASSAULTS  vs   DEFEND 1.75 1

ただどちらにしても「ADVANCE/ASSAULT」でやる場合は、ランダムで地図やVHを選ぶのではなく、プレーヤー間で最適な マップを用意し、ターン数、年代などを決め、できればテストプレイをやった後に対戦するのが望ましいと思います。


<特別ルール>

プレイを始める前に決めておくルールです。
あまり細かいことは言いたくありませんが、 いざこざの原因にもなりかねますので念のための確認をしておきましょう。

1 事前照準登録
2  0ターン砲撃
3 VH占領の条件
4 煙幕制限

1 事前照準登録
ユニット配置(DEPLOY)時に「B」ボタンを押すと、

事前登録

このようなボタンがあります。

これは事前に砲撃要請の場所を登録しておくもので、プレイ中にこの登録されたへクスに照準するときはいつでも遅延時間がかからずに砲撃要請できるものです。
括弧の中の数字は登録可能である数で、マップの大きさなどでこの数は変わってきます。

→ 通常、このルールは「可」とします。


2  0ターン砲撃
(2013/5/2 修正)
ゲームスタートと同時に敵に砲撃を浴びせることです。

これは「Advance」側プレーヤーと、「Assault」側プレーヤーのみが可能です。

0ターン砲撃を設定するには、初期配置画面で砲撃要請をしておきます。

もしあなたが砲撃指定(何ターンにどの砲撃をするかあらかじめ指定すること)をしたいという場合は、 「+」「-」ボタンでターンを調節し、 そのあと照準を設定します。

一つだけ注意が必要です。
このときに順番を間違え、照準を設定してから、 「+」「-」ボタンを押してはいけません。このターン設定は無効になったままなので、 0ターンに砲撃が始まってしまいます。くれぐれも注意してください。

→ v6.0で0ターン砲撃について変更がありました。
遭遇戦、 Defender、Delayerのプレーヤーは、0あるいは1ターンでの砲撃要請及び爆撃機・空挺部隊の要請が不可能となりました。


4 VH占領の条件
敢えて言うことでもないことですが、最後のターンにVHを確保するために建物に車両を突っ込ませるというような野蛮なことを禁止します。
(ゲームなのでやってもいいじゃんかと思っている方、友達を失くしますよ)

→ v6.0で建物にVHが配置される確率が修正され、かなり低くなりました。
なので、よっぽどの市街戦でなければ、VHに建物が配置されなくはなっています。

5 煙幕制限

〜煙幕に関して〜

SPWAWではしばしば煙幕に関して議論がされてきました。
ですがSPWW2の海外でのAARなどを見てみても煙幕に関する制限をしたという内容は見当たりません。 以前、制作者への質問に対戦相手が煙幕の壁を作ってどうにもならないというような質問が寄せられましたが、 それに対して制作者はZ射撃やMG射撃などをうまく使えというものでした。

これはSPWAWとSPWW2の違いからくるものです。
SPWAWでは煙幕を張るとその後方にいる部隊には煙幕の壁が装甲の役割ようになってしまい一切の攻撃を防いでくれます。
これでは議論が沸き起こるのは当たり前でしょう。

ですがSPWW2はそうではありません。
SPWW2の煙幕は貫通します。
ここがSPWW2とSPWAWとの違いです。

例えばMGで煙幕へのZ射撃をすれば、煙幕の後方にいる部隊や隣接する部隊にも損害を与えることができます。

そのため煙幕を張ってもそれが決して安全だとは言えません。
また、SPWW2の歩兵が張る煙幕は非常に薄いので、効果は自軍ターンぐらいしかありません。

また、煙幕を張るということは戦場において、ごく当たり前のことであるといえます。 歩兵が敵の火線から視界を切るには、常時、煙幕を使用しました。

なので個人的には、煙幕を使用する制限など必要ないと考えます。

以下にあげる3つのタイプの案をまとめてみました。

a. 煙幕は自由に使用する

→これが一般的だと思います。

b. 各ユニットは移動力を使い切った状態で煙幕を使用し敵の視界から逃げることをしてはいけない
(ただし移動中であれば煙幕の使用は可)

ちょっと理解しづらいですが、要するに自軍部隊が前進し終えたあと、終了ボタンを押す前に、 ポンポンと前方に煙幕を張ることです。こうすると次のターンを始める相手からは忍者のように姿をくらますことになります。

→以前、対戦でこの方法を使用したプレーヤーがいたことでこの問題に直面しました。 個人的にはそれでも問題ないと思います。歩兵や戦車が携帯する煙幕は数に限りがあるのでいつかなくなります。

c. 両者、1ターンに煙幕を使用する回数の制限を決めておく。 

あまりゲーム的になったり、現実的になるのもどうかという場合の最善策です。
というのもbのような規制をしてしまうと、逆にプレーヤーのプレイを縛ってしまうことになり、特に日本人の場合などは不正にならない かどうかが絶えず頭をよぎったりして、 ビクビクしながらのプレイになってしまうことでしょう。
(不正しても相手が気づくとは限らないので自責の念におびえる)

ならば煙幕の使用に関しては回数制限をしておき、その範囲内では自由に使えるようにしておこうというものです。 これなら正々堂々と煙幕を使えます。

→こんなことしながらプレイすること自体、ゲームに水を差します。
よって必要なし。

(煙幕に関する補足ルール)

d. 煙幕は工兵隊のみ使用可能
SLというボードゲームの工兵隊のみ使用可能というのを取り入れてみました。
PBEMではあまり工兵隊を購入する機会がありませんし、工兵隊の持つアビリティを発揮する機会もありません。
なので煙幕弾が撃てれば工兵隊の価値が一層高まります。
(工兵隊は地雷等除去のため煙幕を常用する)

e. 小隊長(中隊長)のみが使用可能
小隊の中では小隊長のみが使用でき、分隊長は使用することができないとするものです。これはかなりいいアイデアだと自分でも感心しています。

このdとeはターン内のいつでも使用可能とするものとします。

結論ですが、「煙幕制限」は現行のV6.0バージョンでは特に必要ないかと思います。自由にどんどん使ってください。
(というか、使うのが当たり前です)

また、今回の修正で消去しましたが、戦車のSD(スモークディスチャージャー)ですが、常時オンでプレイすることをお薦めします。

勝敗判定

PBEM対戦での勝敗判定は特別のスコアシートによってなされています。

これはゲーム終了時のスコアだけで判定するものではなく、VHの占有率とスコアの両方で判定するもので、SPWW2のスタッフにより独自に作成されたものです。

無料で配布しておりますので、ご希望の方は掲示板にてお知らせください。

過去のPBEM対戦



対戦者(国) 戦闘日時
マップ
購入P
ターン
対戦日時 DAR& AAR 勝者
NINO(German)  vs 
K.I.A(Soviet)
1944/04
 オデッサ  1200P
T15
2010/04
/09-12
AAR(K.I.A)
AAR(NINO)  
NINO
MV
K.I.A(British)
vs
NINO(Itaria)
1942/10
エル・アラメイン
3000P
T22
2010/04
/20-30
AAR(K.I.A)
AAR(NINO)
K.I.A
MV

このほか、「domo戦記」にもAARがあります。

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