1994年4月某日。オデッサ市街地の戦い。(独軍・西側vsソ連軍・東側)
地形は完全な市街地。1級道路が縦横無数に通っており、その道路の周りに家々が並ぶ。大半が平地だが、道路の所々に起伏が見られ、さらに家だらけなので、視界を読むのが辛そうだ。
ほとんどの道路は一直線に走っていて、戦車歩兵共に縦横無尽に走ることができるので、常に周囲の状況に気を配らないと包囲殲滅されるかもしれない。なので、側面警戒、後方浸透を防ぐ予備部隊を充実させることにする。
VHは四方に散らばっているが、大半がMAP中央に固まっているため、ここが激戦区となるだろう。

部隊の規模は、

司令部
ライフル1個中隊                   
SMG1 個中隊                         
工 兵1個小隊                        
狙撃手1名 
偵 察1個班                          
前進観測兵
120mm重迫撃砲2門
IS-II 1両
T-34/85 1個小隊
戦車跨乗兵1個小隊                  
親衛隊1個小隊

歩兵はおおよそ3個中隊規模になりました。これだけいれば大丈夫でしょう。
市街戦を意識してSMG,工兵を揃えました。偵察兵は、これだけ接近戦になれば嫌でも見えるだろうと思い少なくしました。
しかし今思えば、FOいるくせに、市街地なのに、砲兵がすくない。まあ砲兵制限が120ptzだからしかたがないってのもあるけども、これは苦戦しそうです。


作戦は、部隊をおおまかに分けて、それぞれ違う任務を与えることにしました。
・援護部隊(T-34、タンクデサント小隊)
・主力部隊(IS-II、偵察班、ライフル中隊、工兵小隊)
・予備部隊(SMG中隊、ヴァシリ・ザイツェフ)
・司令部部隊(司令部、FO、親衛隊、120mm重迫)


●作戦

まず援護部隊は、部隊の先陣を切る。敵部隊の侵攻を遅らせ、主力部隊がより敵陣側に寄れるようにするための部隊だ。支援として、事前に重迫による煙幕を展開する。
開始後はすばやく前進し、接触後は臨時の防衛線を張り、敵部隊の侵攻を遅らせる。ただし損害は最小限に抑え、危なくなれば退却する。あくまで主力がより進めるようにするための足がかりでしかないからだ。
主力部隊が到着したら、援護部隊は予備部隊、あるいは主力部隊に編入する。

主力部隊は横に長く展開して、ひたすら敵陣に向けて前進し、敵部隊を正面に拘束する。横に広がるのは、ものすごい数が正面から押し寄せていると思わせるため。
だが苦戦した場合は、縦に深く、防衛線を張るかもしれない。

予備部隊は、基本的には側面警戒と穴埋め役を。余裕があれば、T-34、デサント、SMG中隊の一部で側面迂回をする。

司令部部隊は基本的に主力の後ろでおとなしくしてもらう。親衛隊は司令部護衛と、穴埋めの最終手段。

っとまあ、こんなものです。まだ経験が浅いので、うわべだけで考えた作戦ですが、はたして成功するのだろうか・・・?


■第1ターン

ターン開始と同時に砲撃音、味方の煙幕弾かと思ったが・・・・。これは・・・!(遭遇戦は事前砲撃無しにしとくべきだったorz)
敵迫撃砲による砲弾が雨あられと降ってくる。しかも、驚くほど正確に。どうやら、配置ラインを割り出して砲撃しているようが。う〜んけしからん。
しかも、ただ抑圧が上がるだけなら侵攻の遅れが出るだけだが、予想以上の損害が出てしまった。特に、戦車に搭乗していたタンクデサントが、砲弾の破片をもろにうけたからだろうか、大損害を受けてしまった。チクショ!
被害は、予備部隊のSMG歩兵が数名、タンクデサントが15名弱。これにより援護部隊の歩兵の半数が吹き飛んでしまったことになる。

ドイツ軍の砲撃の後、ようやく味方の煙幕が展開された。いよいよ前進だ。

【状況】 
援護部隊・・・砲撃でぼろぼろにされた援護部隊だが、元気にMAP中央辺りまで一気に詰め寄る。射線は煙幕で遮っているため、安心して前進できる。そこでタンクデサントを降ろし、次のターンで敵を迎え撃つ準備をする。
       歩兵が少なくなってしまったのが心配だ。最悪IS-IIを支援に回すかもしれない。

主力部隊・・・全速力で建物を突き抜け、中央の若干VPが固まっている地点を目指す。援護部隊が持ちこたえている間に中央を完全に確保したいところ。

予備部隊・・・大半が北側から側面迂回するために前進開始。

司令部隊・・・特になし。


■第2ターン

敵側の動きは特になかった。迂回部隊からも敵発見の報告は届いていない。煙幕が功を奏したのだろう。
だが、先ほど迫撃砲の攻撃を受けたSMG部隊の1個分隊と、生き残ったタンクデサント1個分隊が、びびって動けない。
タンクテサントは運良く完全に回復し、移動が可能になったので、全速力で前線に移動させることが出来た。
だが、SMG分隊はなんとか12ぐらいまで回復したものの、移動は出来なかった。

予想では、そろそろ敵の前衛部隊と我が軍の援護部隊が戦闘を開始すると思われる。

【状況】
援護部隊・・・敵部隊との接触はなし。だがそろそろ・・・。タンクデサントが戦車の周囲に展開して、接近強襲を防ぐ。これでしばらく持つだろう。

主力部隊・・・前ターンと同じく全速前進。そろそろ中央のVH郡に到着する。IS-IIは道路の出っ張りに陣取り、敵戦車を迎え撃つ。と、思ったが、迫撃砲が怖いので、次ターンまた撤収させようと思う^^;

予備部隊・・・迂回部隊に一部遅れがあるものの、順調。こちらもそろそろ交戦が予想される。

司令部隊・・・FOが砲撃要請。場所は、援護部隊が展開している場所から1HEX前後しか離れていない所。目的は、援護部隊の退却支援延。ただし滞時間が2.4もかかるので、もし交戦が無ければ取り消せば、問題はない。


■第3ターン

北部を迂回中だったSMG2個小隊が道路上で敵部隊を発見。パンター1両と、歩兵分隊だ。まだ規模の詳細は不明だが、大規模だった場合、IS-IIと予備部隊を全て投入するかもしれない。

最北端でパンターと接触した小隊(A小隊とする)は、まだ発見されていなかったので、身を隠そうと近くの建物に入り込んだが、その際に見つかってしまった。2分隊が攻撃を受けたが幸い死傷者は出なかった。
そこよりかは少し南の大通りで、歩兵分隊を発見した小隊(B小隊とする)も、同じくすばやく身を隠した。こちらは攻撃を受けずに済んだので、おそらく発見されてはいないだろう。

A小隊が隠れるのを失敗したことで、おそらくパンターを援護するための部隊が送られるだろう。予想では、歩兵分隊がA部隊の排除にくるだろう。そうなると、A小隊は最悪包囲される可能性がある。
だが、A小隊は少し下がってあえて包囲されてもらう。すばやくA小隊を包囲するためには、B小隊の目の前の道路を横切らなければならないので、横切ってきた所を、逆にB小隊が一気に叩く。
それが撃退できれば、パンターを逆に包囲できるチャンスが生まれる。

ただし、もし敵部隊が多すぎて、B小隊が逆包囲に失敗すると、A小隊が完全に包囲されてしまうことになるのが問題だ。うーん難しい。これは次のターンで判断することにしよう。

それから、それ以外の部隊からの報告は、現時点でははいっていない。

【状況】
援護部隊・・・待ち伏せのための再配置が終了した。

主力部隊・・・中央のVH郡を占領中。その後は、もう少し前に進んだ所で防御体制に入る予定だ。

予備部隊・・・迂回部隊が敵部隊と接触。敵の規模は不明。場合によっては増援を派遣する。

司令部隊・・・特になし。


■第4ターン

進撃が完全に停止した。敵の攻撃が激しくなりつつある。北部のパンターは、一通り援護射撃を行った後、歩兵が進出してくるという展開となり、A小隊は後退する所か完全に蹂躙される結果となった。
B小隊も後方何にが潜んでいるかがはっきりしないため、A部隊の救出は、増援として派遣するIS-IIとSMG1個小隊の到着を待ってからにすることになった。

さらに、南部でも敵との接触があり、援護部隊のT-34が、逃げるタイミングを逃して無謀な射撃を行ったために、1両が大破してしまった。SDを展開していれば・・・!
デサントは、見えないスナイパーから幾度とない狙撃を受けて身動きもとれず、ほぼ完全に無力化されてしまった。援護部隊は引き時か・・・次のターンで戦車を主力部隊のところまで後退させることにする。
さらに悪いことに、敵歩兵は悪名名高い、ワッフェンSSということが判明した。これはまずい。

だが、敵が姿を現したおかげで、おおまかな規模の予想がついた。北側はパンターが1、2両に、SSが最低2個小隊はいる。南、中央は、SSが1個中隊前後、スナイパー、パンター1、2両だ。歩兵は2個中隊を購入したのか・・・?

ターン終了後に迫撃砲による一斉砲撃があったものの、照準が定まっておらず、直撃弾はかろうじてなかった。

これだけ見るとかなり押されているようだが、あくまで前衛が崩壊寸前なだけで、VHの過半数以上は自軍が占領しており、これから主力部隊が防御に入るので、戦いはこれからだ。
だが、この調子でやるとまずいので、ちょっと真剣に考えるようにする。

【状況】
援護部隊・・・戦車1両が大破炎上。デサントはスナイパーによる攻撃を受け、複数名がやられた。援護部隊はは直ちに後退して、主力部隊に編入する。

主力部隊・・・今のところ、被害は無し。だがワッフェンSSを相手にするため、1v多数の状況を作り出せるように努力しなければ、確実に押されるだろう。

予備部隊・・・側面迂回作戦は失敗。A小隊は完全に釘付けにされてしまった。これからIS-IIと協力し、2個SMG中隊をA小隊の救出に向かわせる。

司令部隊・・・砲撃の修正を行い、南に出現したパンターの真上に設定。延滞1.4。恐らく後続の歩兵を直撃するはずだ。だがFOの視界は完全に通っていないため、着弾地点は確実にずれてしまうだろう。


■第5ターン

なんとか敵を食い止めている。北で交戦中の部隊は、敵の一部を後退させることに成功し、スナイパーを排除した。だが、大通りからA小隊の援護に駆けつけたIS-IIが、潜んでいたパンター戦車にやられてしまった。
パンターは、IS-IIを破壊して勢いづいたのか、B小隊が待ち受ける地点の手前まで高速前進してきてくれた。おそらく次のターンには破壊できるだろう。

中央では、2両のT-34が、敵パンター1両を仕留めるという快挙を成し遂げたが、1両のT-34が、付近に潜んでいた歩兵から、接近強襲を受けた。
なんとか1発も被弾せずにすんだが、抑圧が上がっていて後退することはできなかった。恐らく次のターンには・・・

このままでは戦車戦力が壊滅してしまう。次のターン、もしもT-34が生き残っていれば、全力で救出に当たることにする。

【状況】
主力部隊・・・ようやく激戦地帯に入った。次のターンから、VHの確保、守備に当たる。

予備部隊・・・なんとか敵を食い止めている。援護に来たIS-IIがやられたが、敵パンターが目の前にやってきてくれた。次のターンで一気に攻撃をしかける。

司令部隊・・・KIA司令官が直々に戦線に赴くようだ。護衛の親衛隊も到着するが、どうなるのだろうか。砲撃は次の敵ターン終了後、敵部隊に降り注ぐだろう。


■第6ターン

A小隊の退却が決定、やはりSSと張り合うのはつらい。だが追っ手が執拗に追いかけてくるため、最悪全滅の可能性がある。・・・しかたがあるまい。出来れば生き残ってほしいものだが。
B小隊による救出作戦は中止し、側面から浸透してくる敵歩兵を排除するために、建物の入り組んでいる箇所で防衛作戦に当たることとする。

中央では、T-34が接近強襲を受け破壊されたものの、歩兵部隊が必死の抵抗を続けている。一部の部隊は、SS2個分隊を壊走状態まで追い込み、戦線の拡大に成功した。
パンターがちょくちょく現れるのが厄介なのだが、我々を深追いすることはできまい。接近強襲が怖いからだ。

2つほどVHを失いそうだが、主力部隊の被害はさほど大きくない。なんとかその2つを確保したいところだ。

【状況】
主力部隊・・・パンターと、SS歩兵1個小隊前後と戦闘中。パンターは何としてでも排除したい。

予備部隊・・・迂回部隊はA小隊が半数がびびって動けず、中隊長も横から出てきた敵に撃たれて身動きが取れない。B小隊は間違えて道路に出た歩兵が射撃を受け1名死傷。

司令部隊・・・KIA司令官が全力で前線を目指す。迫撃砲の砲撃はおそらくかなりの打撃を与えたはずだ。次の砲撃は北のA小隊の撤退支援の為に、A小隊の真上に設定した。


■第7ターン

中央は、KIA司令官の命令による無謀な突撃と、パンターの一撃離脱戦法により完全に蹂躙されている。さらに最後のT-34も破壊されてしまった。プロパガンダ作戦により、敵は後方に強大な戦力がいると思っているようだが・・・
実際のところ、敗北寸前の状況だ。・・・引き時だろうか。でも、VHが5つほど固まっている地点を死守しなければ勝ち目は無い・・・しかし、死守しきれるだろうか。
おそらく、突撃前には大量の迫撃砲が降り注ぐだろう。となると、歩兵の大半は身動きもとれず、反撃も出来ずに殲滅される恐れがある・・・

まさかここまでぼろぼろにやられるとは思っても見なかった。序盤の迫撃砲が痛かったのもあるが・・・。苦々しい初陣となってしまった。

ここでの選択肢は三つ。
一つは、最後のVH郡を全戦力を以って死守する。KIA司令官含めて、だ。
もう一つは、全軍で撤退する。これがもし実戦なら、間違いなくこちらをとる。
もう一つは全軍突撃。自殺行為もいいところだ。

ゲームらしく戦うか、リアルに戦うか・・・

7ターン


【状況】
主力部隊・・・パンターを排除するどころか、敵歩兵の排除すらままならない状況。一応、中央ではパンター2両の周囲から歩兵を追っ払い、包囲しつつあるが、もしこれ以上敵歩兵が増えれば確実に圧倒されてしまう。
       撤退か、死守か、突撃か。どれを取るべきだろうか。

援護部隊・・・側面迂回の阻止という任務は果たしているものの、もう限界だ。A小隊は、全員が壊走か撤退状態になっていて、もう使い物にならない。全員がケツを向けて逃げつつある。
       唯一動ける歩兵は、偵察班と狙撃兵のみだ。

司令部隊・・・砲撃要請は常に行っているが、やはり2門では全然数が足らない。KIA司令官と親衛小隊がそろそろ前線に到着する、これで士気が少しは上がるだろう。


■第8ターン

奇跡が起きた。KIA司令官が喝を入れたことで、歩兵部隊が態勢を立て直してSSを押している!

道路ではパンターが脅威となっているが、建物の入り組んでいるところまでは支援できない。親衛隊という心強い味方も得て、北戦線を除く全ての戦線で一気に攻勢を開始した。

だが、北に関しては完全に崩壊し、歩兵部隊は100ptzもあるVHまで退却してしまった。ここで15ターンまで死守してもらうしかないか・・・。
支援を送るにも正面で手一杯でどうしようもない。やはり戦車を温存しておくべきだった・・・!
北に残っている兵士は、ぼろぼろのSMG2個分隊とSMG中隊司令部、びびりまくりの偵察班、元気なスナイパーのみになった。

もう一つ、砲撃陣地が敵の砲撃を受け、重迫のクルーが2名死傷した。このターンに北に砲撃できるはずだったが、出来なくなってしまった。まずい、砲兵支援が出来なくなる・・・

【状況】
主力部隊・・・KIA司令官の脅しで、全部隊が前進を開始。敵はお高いSSを買っていたので、数が全然足りないようだ。このまま一気に押し込めれば勝機がある!

予備部隊・・・側面部隊は絶望的で、敵に突破されつつある。このまま突っ切られると、奥の高ポイントVHや、砲兵陣地がやられてしまう。敵の規模はSS歩兵2個小隊とパンター戦車が2両。
       こちらの突破が先か、敵の突破が先か・・・

司令部隊・・・KIA司令官が喝を入れたので、歩兵は皆、死に物狂いで戦うようになった。親衛歩兵1個小隊も到着し、すこし余裕ができた。


■第9ターン

やはり道路上は危険だ。パンターによって、援護に来た親衛隊が数名やられてしまった。歩兵部隊もパンターに蹂躙されて身動きが取れない・・・
だが、赤軍魂を見せ、奮闘した数個分隊がまたも敵部隊を壊滅させることに成功した。敵は徐々に弱体化しつつある。

中央はそこそこいい方向に向かいつつあるが、北側はそうではない。ついにA小隊が壊滅したのだ。生き残りは全員戦闘区域から逃げ出してしまったが、奴らは後で銃殺刑にされるだろう。
側面を突破されたことにより、敵はそのまま西へ進み、後方にある迫撃砲陣地を襲いにくるだろう。なので、予備部隊の生き残りを全速力で後退させて、迫撃砲の護衛に当たることにする。

しかしここで朗報。進軍を続けていた工兵部隊が、南側の道路を進んでいたときに思わぬ発見をした。前線からそう離れていないところに、自走迫撃砲を発見したのだ!
だが、工兵でこの迫撃砲部隊を叩くのはやめておくことにする。ここで寄り道してしまうと、後方のVHに手が届かない可能性があるからだ。

消耗が激しく、きっつきつになってしまったが、もう少しだ。あと6ターン耐え抜けば勝機が見えてくる!

【状況】
主力部隊・・・パンターに幾度とない攻撃を受けたが、死傷者はさほど出ていない。このまま押し切りたいところだ。今まで活躍していなかった工兵隊だが、敵主力をすり抜け、後方浸透することに成功した。
       あとは、分隊を単独行動させてVHを確保することにする。

予備部隊・・・SMG部隊を全部隊、後方に差し向けることにする。突破されてはたまらないからだ。正面が少し厳しくなるとおもうが、回りこれるよりはマシだ。

司令部隊・・・砲兵が復活したため、砲撃を再開する。大した被害もなくてよかった。













■第12ターン

雲行きが怪しくなってきた。パンターの猛攻を受け、道路に接している全部隊が身動きすら取れない状態になりつつある。

ようやく到着したHMGがパンターを引き付け、歩兵部隊が対戦車地雷を投げ込んだものの、失敗し、反撃を受け後退してしまった。

このままでは・・・・!

南では工兵部隊が敵後方を目指して全力で突っ走っている。だが、敵MTHTに発見されたようだ。

【状況】
主力部隊・・・進撃が停止した。むしろまた押されつつある。各小隊の半数が死傷し、統制がとれなくなりつつある。あと3ターンぐらいは・・・!

予備部隊・・・側面防衛の任務はなんとか果たせそうだ。側面に敵の姿は無く、全部隊が中央に集中しているようだ。

司令部隊・・・司令官が前線に立ち、抑圧除去を手伝っているが、全く追いつかない。こちらの回復より、敵の攻撃の方が激しいのでしかたがないが・・・


■第13ターン
中央のVH群を守る部隊は、統制もとれないぐらい、ぼろぼろになってしまった。KIA司令官自身(リアルで)も完全に抑圧を受けている。
動ける部隊はごくわずかで、工兵部隊1分隊が、最後の望みをかけて敵後方のVHに突撃している。頼みの綱の親衛隊も抑圧を受けて逃げ出している。

もう書くことも無い。ところどころでかろうじて戦意のある部隊がなんとか戦線を維持している状態で、私もいつ死ぬかわからない。
もはやこれまでか・・・

【状況】
全部隊・・・すべての部隊が麻痺し、身動きすら取れない状態だ。側面迂回はされていないようだが、それ以前に正面が突破されそうである。


■第14ターン
敵の攻撃を受け、私自信がいる司令部隊の数名がやられてしまった。
もはや私の制止など意味も無く、逃げる者を銃殺する余裕がない程の攻撃を受けている。もはやこれまでか・・・

かろうじて、工兵部隊が敵のFOを、側面を守っていたSMG中隊長が敵のATチームを撃破した。一部の歩兵がこんなにも頑張っているのだ。
私も命を張って中央VHを守り抜く所存だ。

あと5分、ここを押さえることが出来れば、敵を諦めさせることができる。あと5分だ・・・

【状況】
もはや書くことも無い。司令部から親衛隊からライフル兵から、皆逃げ出しつつある。中隊は小隊規模にまで減少し、もしここで敵の攻勢を受ければ、
簡単にやられてしまうだろう。


■第15ターン
とうとうKIA司令官からの連絡が途絶えた。ということは・・・

工兵も、やはり1個小隊で出来ることは知れていたようだ。結局VHを1個奪取したに過ぎなかった。

その後、パンターやMTHTが建物を踏み潰し、無理やりVHを取りにかかって来た。1両は移動不能になっていた。うーん信じられん。最後の最後でゲーム性MAXなことをやらかしてきた。これは絶対に禁止すべきだ。

結果はソ連軍の惨敗。DFぐらいはいってるのではないだろうか。まあでも、いろいろと学べたことも多いので、いい経験にはなったのではないだろうか。

最終




今回が初めてのPBEM戦でしたが、結果は良いとは決していえないものでしたが、面白かったです。本当にPBEM中心の生活になりそうでした笑

さて、何から話しましょうか・・・。

でもまず、おもしろかったです。相手がAIじゃないので、考え方が違います。戦車でヒットエンドランをしてきたり、撤退中の歩兵を執拗に追いかけてきたりと、AIではありえないことがいっぱい起こりました。
AIとやるよりは対人戦のがはるかにおもしろいです。

では、まず大まかな作戦と編成を。こうしたほうが後の反省を見やすくなると思うので。

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歩兵は1個大隊規模、戦車1個小隊、120mm重迫を2門という編成でした。市街戦なので、戦車は少なめです。

まず、部隊を、機動力のある戦車小隊とタンクデサントで構成した援護部隊、ライフル歩兵を中心に、市街戦向けに編成した主力部隊、主力の後ろで後半までぬくぬくしておくSMG歩兵で編成された予備部隊、
司令部やFOを配置した司令部隊という4つに分けました。

各部隊の役割は、

援護部隊は、主力に先立って前進し、主力が有利に戦えるように、敵部隊の足止めをする。
主力部隊は、横に広がって前進し、とんでもない数が来ていると誤解させる。
予備部隊は、側面警戒と、戦線の穴埋め、後半の反撃用戦力として温存しておく。
司令部対は、砲兵支援が主な任務。最悪、司令部の護衛だった親衛隊を出す。

しかし、

援護部隊は、砲撃によりデサントの半数が死亡。そのまま任務を強行したものの、中途半端すぎて戦車部隊が壊滅する羽目に。
主力部隊は、無理な突撃を繰り返したがために、みるみる歩兵が消えてしまい、最終的には1個小隊戦力しか残らないぐらい消耗しました。
予備部隊は、予備のくせにでしゃばったおかげで各個撃破され、後半にはほぼ全部隊が消散してしまう結果に。予備の意味なし。
司令部隊は、砲兵は対砲兵射撃で無力化され、後半押され気味だった同志に喝を入れるために、司令官直々戦線に向かったものの、大した成果もなく、消散してしまいました。

前半は、出だしから最悪の展開。しかしめげずにひたすら中央のVHを目指したおかげで、なんとか確保できました。
中盤は、迫撃砲が主力部隊の真上に降り注ぎ、かなりの死者を出した気がします。その効果が後半に響きました。
後半は、無理な最終突撃により余計な被害を出し、結果惨敗に。


まず、この戦いで、後半まで健全な部隊を残すことがどれだけ重要かわかりました。

後半になると、前線の部隊は磨耗し、砲撃を雨あられと受け、抑圧も上がっている部隊がほとんどなので、迂回なんて言ってる余裕はありません。しかし、予備部隊がいると、後半に元気な状態で参加できるため、
一気に戦線を押し上げたり、迂回して側面をいきなり突いたりするチャンスをもっているのです。(きっと)
しかし、後半から参加するのに、徒歩では遅すぎます。なので、予備部隊は極力、機械化、あるいは自動車化した方がいいでしょう。

次に、猛獣ハンター(ATチーム)を雇うのを忘れた。
ライフル歩兵はAT地雷を持っているのでいいか、と思っていましたが、2,3発当てても破壊できない。おかしい。AT地雷なのに。
やはり、対戦車はAT歩兵に任せるべきだったようです。火炎放射歩兵を買っておけば、いざとなったとき歩兵も焼き尽くせたでしょう。

あと、ユニットの扱いが荒い。荒すぎる。赤軍司令官顔負けの扱いっぷりだったと思います。

戦車は、まあ大丈夫かな?で前進した結果、歩兵にたこ殴りにされ、大破炎上。
無用心に道路で停止していると、見えないパンターに前面を貫かれ、大破炎上。

歩兵は、まあ大丈夫か、と4歩目で建物に侵入→敵に隣接してしまい、一気に3名が死傷、貴重な煙幕を撒いて後退。
劣勢にもかかわらず、司令部を動員しての総攻撃→総退却へ。

まあ、あせりすぎてました笑
次は、もうこれでもかというぐらい考えて、行動したいですね。もう軽率な行動はしないもん!

さて、こんなもんで終わりたいと思います。(書くべきことはDARに書いてると思います。2ターン抜けてるけど。)