Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
> ユニットガイド
PzKw Panther F (ドイツ)
PzKw Panther II (ドイツ)
Maus (ドイツ)
Maus V2 (ドイツ)
M22 Locust (アメリカ)
Lt Tank Mk.VII
Bishop (イギリス)(カナダ)(ポーランド)
Challenger (イギリス)
Comet (イギリス)
Centurion Mk.1 / Mk.2 (イギリス)
PzKw II Luchs / Luchs B (ドイツ)
Char B1 bis (フランス)
PzKw B-2 740(f) (ドイツ)
Flammwgn B-2(f) (ドイツ)
Geschutzwgn B2 (ドイツ)
FCM-36 (フランス)
7.5cm PAK FCM (ドイツ)
Geschutzwgn FCM (ドイツ)
夏と言えば打ち上げ花火です。ユニットガイドで取り上げるネタも地味続きだったので、 ここらで花火のようにドンドンと派手なのを取り上げてみますか!
題して「購入したくても購入できない」 シリーズです・・・
(購入できないというのは、終戦を迎えているという意味です)
第1弾はパンターF型。
G型の車体の上に小型の砲塔を搭載したもので砲塔の装甲が厚くなっている。
実際には試作機としてわずか1台が作られただけだが写真も残っており、 見るとこれがなかなかイケてて、パンター好きにはたまらない。
その他G型との違いは、スピードが17から18、FireControlが4から5と微妙だが改良されており、 そしてVision値が16になっていて、赤外線暗視装置が装備されている。
だが何故、G型の次がF型なのだろう・・そもそもパンター戦車はD型の次がA型とか、よくわからん。
値段は1輌148(ちなみにティーゲル1が140)
1945年6月(惜しい!)〜1946年12月
購入不可能
「購入したくても購入できない」シリーズ第2弾はパンター2です。
(どうやらゲーム内のパンターIIの画像が違うようなので差し替えました)
パンターD型がクルスク戦のデビューの際に故障が続出しどうにもならんということから、 パンターIIが計画されたらしい。
となると、パンターIIが生産され実戦に 投入されてもいいはずなのだが、どうやらパンターG型の量産でそれもなくなってしまったという。
1943年に試作機が1輌完成しているだけ。
この戦車、ティーガーIIと同じ88mm砲Kwk43L71を装備してますが、 APCR弾「Pzgr40」を積載しています。
装甲もパンターFより厚く、赤外線暗視装置のVision値が20となっている。
なぜ生産しなかったんでしょうかねえ。
値段が195、ティーガーIIは193。
1946年1月〜1946年12月
購入不可能
「購入したくても購入できない」シリーズ第3、4弾はマウス戦車です。
重さが188トン、ティーゲル1の約3倍もある超重戦車マウス。
この戦車が実戦に投入されたかどうかは定かではないよう(噂はある)ですが、 驚くのは1942年3月にヒトラーの命令により開発が進められたということです。
ほとんどの秘密兵器は戦況が悪化する1943年以前に開発が始まっているんですね。
さてこのマウス。
ご存知の通り1943年に開発が中止になりましたが、試作機が2輌作られました。
できてるんですね。 (しかもちゃんと動いた)
ゲームで使えば、128mm主砲と75ミリ砲(しかも弾薬が200発積載)はほんと無敵です。 128mm砲は命中率もよく、当たれば撃破、当たれば撃破とプレーヤーの気持ちをよくさせてくれますが、それも時間の問題です。
なんせ移動力が6しかないので、道路以外は2、3へクスほどしか移動できません。
なので、始めは調子がいいのですが、敵に接近されるとぼこ殴りにされますぜ。
装甲が厚いので、中の人たちも始めは笑いを浮かべているでしょうが、 歩兵の近接強襲を受けたり、戦車の砲弾を喰らっていると、抑圧があがってしまい、 すぐに攻撃も移動もできない行動不能になっちまいます。
そのときになって中の人も自分たちが敵に取り囲まれていることに気づくでしょう。
で、まずキャタピラをやられて動けなくなり、中の人は脱出をするも取り囲まれているため銃撃され死亡―
それがオチです・・
ゲームに登場するマウスは、試作機として作られた1号機(V1 ゲームではV1表記はなし)と2号機(V2)があります。
1号機の方はデータ通りで問題はないのですが、2号機(V2)の主砲が150ミリ砲となっています。
資料にはそのような2号機及びマウスは存在せず、これはどういう意味なのかと検討中です。
これに関してはまた検証していきたいと思います。
ご存知の方ご一報を
1945年6月〜1946年12月まで購入可能
お値段はマウスV1が384、V2が414となっております。
いかがでしょうか、奥さん。
購入不可能
M22ローカストは空挺用戦車です。
画像のようにグライダーで輸送されます。
M22はアメリカで開発されましたが、アメリカにはこの戦車を積載できる大型のグライダーがありませんでした。
そのためイギリスに送られ、イギリスの大型グライダー「Hamilcar」で空挺作戦へと投入されました。(画像の輸送機がハミルカー)
イギリスに送られたM22は「Locust」(いなご)と呼ばれ、 1945年3月のライン河渡河作戦「ヴァーシティー作戦」で英第6空挺師団と共に12輌が参加しました。
第6空挺師団は中級第4弾で取り上げた「コンゴ作戦」にでてきます。
イギリスでは1944年12月〜1946年12月まで購入可能(戦車だけでも可)
アメリカでは実戦に投入されることはありませんでしたが、一応、1943年5月〜1946年12月まで購入可能。
購入は[Infatry]の[Gldr Tank]でしか購入できず、 しかもグライダー付きでしか購入できない。
空挺戦車をもう一つ紹介しておきます。
イギリスのテトラーク軽戦車です。
ヴィッカーズ社がMk.VI軽戦車の後継車として開発したのが、この 「Mk.VII テトラーク軽戦車」です。
わずか177輌が生産されたのみで、1940年に部隊に配備されました が、評価も悪く一線から退きました。
しかし 実戦では役に立たないとされたこの戦車を空挺部隊が目をつけ、空挺戦車として活用されるようになりました。
ノルマンディー上陸作戦で、やはり大型グライダー「ハミルカー」に載せられ、 6輌が実戦に投入されたそうです。
SPWW2では3インチ榴弾砲を搭載した「Tetrarch ICS」や「Tetrarch (LJ)」という2パウンド砲の先にリトルジョン・アダプターという口径縮小機を取り付け火力アップした車輌が登場します。
空挺戦車としての購入は1944年4月〜1946年12月まで
またそれ以外の購入は、1940年11月〜1946年 12月まで
イギリスで開発されたビショップ自走砲は バレンタイン歩兵戦車の車体になんとQF 25ポンド砲を搭載しています。
QF 25ポンド砲は口径で表すと、87.6mmと、ドイツの88mm砲に匹敵する大きさですが、イギリス軍はこの砲を対戦車用としてではなく 野砲として歩兵支援として用いました。
(対戦車用には6ポンド砲や17ポンド砲でAPDS弾を使用すれば強力な砲となりました)
生産は100輌と少なく、1942年のエルアラメインの戦場に初めて登場しましたが、 バレンタイン戦車の車体に25ポンド砲を載せたため、悪いとこだけが組み合わさった戦車になってしまい、 それはもう乗員からも搭乗を避けられたという可哀想な戦車です。
その後、アメリカのM7プリースト自走砲やセクストンに追いやられ、 一線を退きました。
イギリス、カナダでは1942年1月〜1943年1月まで購入可能
ポーラ ンドでは1942年6月〜1943年6月まで購入可能
イギリス、カナダのものは、HE弾のみ使用可能だが、ポーランドのはSABOT弾も4発だけ可能。
なんだか不恰好戦車の特集になってきました。
なんでこんな格好悪い戦車を作るのかと言うと、 ドイツ軍の装甲の厚い戦車に対抗するために開発された17ポンド砲(77ミリ砲)を搭載するための戦車であったためです。
センスがあるのかないのか、よくわからないのがイギリスです!
このチャレンジャーは巡航戦車といいますが、 これはイギリスだけの呼び方です。
そもそもイギリスは戦車の役割を巡航戦車と歩兵戦車の二つに分けて考えており、 歩兵戦車は歩兵に随伴し戦線を突破する歩兵支援用の戦車であるのに対し、
巡航戦車は速さ、機動力を生かして敵戦線を突破するという役割がありました。
なので速度が速い代わりに、装甲が薄い作りになっています。
このチャレンジャー巡航戦車は移動力が18もあります。
ノルマンディー上陸に向けて1944年から生産され、 不恰好なわりには乗員には好評であったらしいのですが、同時期にシャーマンフライが生産され、 そちらに目が向けられるようになり、 生産はわずか200輌にとどまりました。
1944年6月〜1946年12月まで購入可能。
もう一つイギリスの巡航戦車を紹介しておきます。
コメット巡航戦車は、17ポンド砲を開発したヴィッカー社で作られました。
チャレンジャー巡航戦車のように17ポンド砲を搭載するとどうしても車高が高くなってしまうため、17ポンド砲を改造し砲弾を短くし76.2ミリ砲にした そうです。
(表記は77mmにしたそうです)
そうすることで本来の17ポンド砲よりも若干貫通能 力が落ちましたが、特殊な弾薬であるAPCBC弾やAPDS弾 (SABOT弾)を使用することで、ドイツ軍の75ミリ砲とほぼ同等な性能を持つことができました。
1944年の 秋から実戦配備される予定でしたが、実際に配備され実戦投入されたのは、1945年の3月であり、ほとんど対戦車戦はありませんでした。
ですが、大戦後の1960年代までイギリス軍で活躍し、1186輌が生産されました。
1945年1月〜1946年 12月まで購入可能
ドイツ軍のティーガー戦車と互角に戦うこことが可能な17ポンド砲。
この17ポンド砲を搭載した巡航戦車としてチャレンジャーやコメットが開発されました。
チャレンジャーは装甲面、コメットは短砲身の17ポンド砲であったため、その完成形がセンチュリオン戦車です。
そしてこのセンチュリオンの完成により、それまであった歩兵戦車・巡航戦車がなくなり、 その両方を兼ね備えた戦車がセンチュリオン汎用戦車です。
大戦後期、1945年に最初の6輌が完成しましたが、 実戦配備までされたところでドイツ軍が降伏してしまい大戦中は実戦に投入されませんでした。
(イギリスはこのパターンが多すぎます・・)
しかしセンチュリオンは戦後、 朝鮮戦争では大変活躍を見せ、 その後も末長〜く1988年まで現役で使われました。
センチュリオンは、4000輌が生産され、Mk.1〜Mk.13までございます。
SPWW2では、 Mk.1とMk.2のみが登場します。
(SPMBTでは全て登場します)
初期型のMk.1には副装備として20mmポールステン機関砲が砲塔に装備されています。
Mk.1は、1945年4月〜1946年12月
Mk.2は、1946年1月〜1946年12月
ドイツの2号戦車は様々なバリエーションがあります。
型だけでもA〜M型まであり(試作機を含む)、その他にも名前が変わった派生型があります。
今回はL型を紹介しましょう。
L型とそれまでのものとの決定的な違いはエンジンです。
装甲は薄くなりましたが、より早く走ることができ、ゲームでも移動力が14から18に向上しています。
L型に限らず、 2号戦車の武器や装甲を見ただけで、対戦初期のポーランド戦では通用するものの、3号戦車でも厳しい対ソ連戦では、 まず購入を控える方が多いのではないでしょうか。
実際、僕も購入したという記憶がありませんでしたが、今回のシナリオ攻略で登場したので、久々に目をつけてみました。
この2号戦車、プラモデルで作ってみると、本当に小さいことが実感できます。
(豆タンクという戦車がありますが、そんな感じ)
こんな戦車に乗らなければならない戦車兵も可哀想と言えば可哀想ですが、 L型Luchs(ルクス、ルックス)は山猫という名前の如く、偵察用として1943年9月から100輌が限定生産されました。
主砲の2cm砲は変わりませんが、積載弾薬の数が大幅にアップされています。
1943年10月〜1946年12月まで購入可能。
またもう一つ、L型 Luchs Bという戦車が登場してきます。
主砲が5cm砲にパワーアップされており、2号戦車の最終形態として、レオパルト VK1602という名前がついています。
ですがこちらは、計画だけに終わっており、生産はされませんでした。
(SPWW2はプロトタイプ、試作機のみという戦車も数多く含まれています)
1944年7月〜1946年12月まで購入可能となっています。
フランスからの初選出です。
このシャール(チャーというギタリストではない)戦車は、フランスのルノー社で開発されました。
砲塔に47mm砲を搭載し、車体前面には75mm砲、そして砲塔と車体に機銃が1丁づつという武器が搭載されています。
そして装甲は60mm(装甲値9)で、ドイツ軍の37mm砲では撃ちぬけないほどの堅さでした。
ドイツのフランス 侵攻で、この戦車が戦場に姿を現すとドイツ軍を震え上がったと言われます。
ゲームでもドイツ軍はこの戦車が出てくると、苦戦を強いられます。(武器が多いのでまとめて攻撃される)
なお、Char B1 bisは、Char B1の改良型で、武器・装甲共に改良され、主力生産されました。
「Char B1bis」戦車は、この他にも「Char B1」「Char B1ter」があり、それらもゲームに登場します。紹介はこちら
1937年7月〜1940年6月まで購入可能
ドイツ軍はフランス占領後、この戦車を鹵獲し、PzKw B-2 740(f)という名付けました。 画像も見ても分かるとおり、全く同じです。
ほとんどの車輌はフランス駐留部隊に 配備されましたが、東部戦線にも配備されたそうです。
武装・装甲は全く変わりません。
1941年1月〜1944年12月まで購入可能
下に続きます↓
ドイツ軍に鹵獲されたChar B1 bisは、PzKw B-2 740として使われましたが、車体にある75mm砲を火炎放射器にして改造されたのが、上の画像の Flammwgn B-2(f)です。
砲塔にある47mm砲や機銃はそのままで、火炎放射器が第4火器になります。
こちらの火炎放射器戦車は、 1941年11月〜1944年7月まで購入可能。
購入は戦車の「Flammpanzer」の中にあります。
最後の「Geschutzwgn B-2」は砲塔を取り外し、その代わりに105mm榴弾砲(leFH16)を搭載した自走砲戦車です。(HE弾のみ積載)
車体についていた75mm砲も機銃もついていません。
こちらはごくごく少数しか生産されておらず、詳細も不明ですが、何故か大戦終盤まで購入できます。
1942年1月〜1945年4月まで購入可能。
購入は「ARTILLERY」の「PzArt」の中にあります。
もちろん砲撃要請が可能な砲です。
フランス鹵獲戦車第2弾!
「FCM 36」はフランスのFCM社により、1936年に採用され生産された歩兵支援用軽戦車です。
FCM社というのは造 船会社でしたが、重戦車「Char 2C」を作ったことで 有名な会社です。
車輌は小型ではありましたが、ピラミッドのような砲塔を持ち、ディーゼルエンジンを搭載し、 そして傾斜した装甲を備えた車輌でしたが、あまりにも1台のコストが高すぎました。
そのため生産は約100輌しかされませんでした。
主砲 の37mm は威力不足のSA18です。
ドイツ軍戦車とは激しい戦闘を繰り広げ、装甲では優位でしたが火力に劣るFCM36は次第に撃破されていきました。
フランスでの購入は1936年1月〜1940年6月まで
ドイツ軍は鹵獲した 「FCM36」に7.5cmPAK を搭載しました。
これは「7.5cm PAK FCM」とも言われますが、「Marder I」です。
(マルダー1はいろんな車輌を使っています)
この車輌のマルダー1は10輌が改装されました。
購入は「7.5cm PAK FCM」は、1942年9月〜1944年7月まで。
「Marder 1 37H」や「39H」は、「Jagdpanther」 の中で購入できますが、この車輌は「OrPo Panzer Group」の中でしか購入できません。
「OrPo」 は歩兵部隊のところで紹介しましたが、治安警察部隊です。
これはフランス駐留部隊と考えていいでしょう。
(この部隊は経験値が-5となる)
ノルマンディーでは連合軍と戦いました。
もう一つは10.5cm榴弾砲(leFH16)を搭載した「Geschutzwgn FCM」です。
この車輌は12輌が改装されました。
1942年1月〜1944年12月まで購入可能。
こちらは「ARTILLERY」の「PzArt」の中にあります。
> 戦車3