Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
ソ連には「Lisnov」ともう一機「Tupolev」が輸送機として登場します。
このツポレフという機体は、 当たり前ですがツポレフという航空機設計者により作られました。
この人、ソ連では「航空機の父」とも呼ばれていた人。
特に大型爆撃機を設計しました。
この「Tupolev G-2」という輸送機は、元々は「Tupolev TB-3」という大型爆撃機でした。
この機体はなんと言って も馬鹿でかい！
翼面積は230�屬發△蠅泙后�
写真を見ても分かるように、 翼の上から降下してますw
ちなみにアメリカのC-47は92�屬任垢�ら、巨大ですよね。
それでもって、エンジンが4基も搭載されています。
下のアイコンでも分かりますよね。
ただし機体自体は古く、1937年に生産が終了しており、大戦中は「TB-3」爆撃機から「G-2」輸送機へと替わりました。
なお、ゲームには爆撃機としての「Tupolev TB-3」も登場します。
818機が生産されました。
爆撃機としての「TB-3」はまた後ほど紹介します。
「Lift Capacity」は[28]
ソ連では1938年１月〜1944年12月まで
チェコでは1944年2月〜1946年12月ですが、 空挺部隊との購入のみ
こちらもソ連軍の輸送機。
だがソ連軍では購入不可能。
ゲームに登場する名前では分かりづらいが、通称「シチェルバコフ Shchc-2 軽輸送機」といい、「TC-1」とも呼ばれます。
もちろんシチェルバコフさんにより設計された機体であることは言うまでもなかろう。
1943年から約550機が生産されたが、軽爆撃から輸送まで多様な任務をこなした。
ゲームではLWPでのみ購入が可能。
[Lift Capacity]は[12]と少なめ。
1944年8月〜1945年12月まで
「Junkers 52」は戦前、旅客機として使われていました。
その後、ドイツ空軍が軍用にしたのが、「Ju 52/3mge」です。
「Ju 52/3mg」は、その後「Ju 52/3mg14」まで、改良が重ねられましたが、ゲームで登場する「Ju 52」は、「Junkers 52/3mge」です。
この機体は、ドイツ空軍の主力輸送機と爆撃機に使用されました。
ゲームでもドイツでは「Ju 52/3m」が爆撃機として登場します。
ただし性能は決していいとは言える機体ではありませんでした。
エンジンの性能上、速度が遅く、多くの機体が撃墜されました。
それでも5000機が生産されています。
[Lift Capacity]は[20]
ゲームでは枢軸国に登場しています。
ドイツでは1933年9月〜1946年12月
ハンガリーでは1942年1月〜1946年12月
ブルガリアでは1940年10月〜1946年12月
ルーマニアでは1941年6月〜1945年2月
スペインでは1936年のスペイン内戦でドイツの国防軍、通称「コンドル軍団」をスペインへまで輸送しました。
スペインでは1936年8月〜1939年8月
購入画面にある「Tante Ju」というのは、ドイツ空軍から呼ばれた「ユーおばさん」という愛称のことです。
またノルウェーでは 「Junkers Hauken」という名前で登場します。
1945年1月〜1946年12月まで
この 「CASA C-352T」はスペインで作られた「Junkers 52」
スペインのCASA社でも、ユンカースは170機が 生産されました。
なのでスペインには、「Ju 52」と「CASA C-352T」の二つのユンカース52が登場することになります。
これは全く同じ機体です。
ただし、購入年月が重なることはありません。
こちらは1939年9月〜1946年12月まで
* このユニットを調べているうちに、重大なミスに気が付きました。
スペインに登場する輸送機は3つあります。
「Ju52 Tante Ju」
「CASA C-352T」
「Caproni Ca.133」
この３つのユ ニットは全て輸送機ですが、なんとスピードが100となっています！
ちなみにスペイン以外の「Ju 52」はスピードは4。
また攻撃機でも数値は普通10を超えません。
ものは試しですので、使ってみました。
すると・・・
音速を超えますw
一応、空挺部隊は落下しますが、あんな速さで落下したらやば いですw
もちろんあっという 間にマップ上を横切りますので、対空射撃も撃ってきませんw
これは検証報告で検証したいと思います。
スペイン内戦で1939年に消滅する スペイン共和国（スペイン第二共和政）に登場するのが、アメリカの「Douglas DC-2」
前出の 「Douglas DC-3」（C-47）の一つ前のもの。
それまでの木製の機体から全金属性構造になり、民間の旅客機として活躍した。
1934年から1939年までに156機が生産され、軍事用輸送機としても使用されまし た。
スペイン共和国では、「LAPE」航空会社が5機のDC-2を持っていましたが、内戦が勃発してからは機体を 軍に提供し輸送機として使われたそうです。
1936年9月〜1939年4月まで
[Lift Capacity]は[18]
↑このアイコンはいい加減すぎて笑ったw
次はイタリアの輸送機を見ていこう。
まずこの「カプローニ Ca133」
カプローニといえば、ジブリ映画とは切っても切り離せません。
映画「風立ちぬ」の中で、主人公堀越二郎が夢の中で出会い、二郎を激励 したのが飛行機製作者「ジャンニ・カプローニ」（1886-1957）
映画の中ででてきた9枚の翼を持つ「Ca.60」 もカプローニの作った飛行機でした。
他にも「紅の豚」にもカプローニの飛行 機はたくさん出てきます。
カプローニのカプローニ社は第二次大戦までに様々な輸送機、爆撃機、旅客機を作りまし た。
（会社は1950年に消滅）
さて、この「Ca.133」は1935年に作られ、当初は民間の旅客機でしたが、 軍に納入されてから輸送機となりました。（このパターンが多い）
「Ca.133T」は輸送専用機。
ゲームには「Ca.133」が爆撃機として登場します。
[Lift Capacity]は[20]
イタリアでは1935年1月〜1946年12月まで
スペインでは1936年8月〜1939年5月まで
ただし、スペインでは「CASA C-352T」のところで書いたが、この機体もスピードが「100」になっているので注意。
こちらもイタリアの輸送機
通称「サヴォイア・マルケッティ SM.75 マルスピアーレ」
もちろん、マルケッティさんが設計した。
この機体も旅客機として作られたものを軍用の輸送専用機にした。
1942年に戦火のソ連領を横断し、 ローマから東京までを飛行していることで知られている。
1937年から95機が生産されました。
[Lift Capacity]は[20]
イタリアでは1937年6月〜1946年8月まで
イタリア降伏後は、イタリア社会共和国[RSI]で、1943年10月〜1946年12月まで
また、 この機体はハンガリー空軍に5機が輸出されました。
ハンガリーでは1940年7月〜1944年12月まで
イタリアの輸送機 第3弾。
こちらの機体は完全に軍用として作られました。
通称 「サヴォイア・マルケッティ SM.82 カングール」
この機体、カンガルーの名前のように、 L3豆戦車を積めるように設計されたので大きい。
後に、改良が重ねられ、ドイツ軍向けにも輸出されている。
また、長距離飛行記録用にも改良型が作られ、1939年8月に世界記録を樹立した。
(イタリアは本当に飛行機好きな国）
1939年から作られ、720機が生産されました。
この「SM.82」は爆撃機としても登場するが、こちらは1000kg爆弾を4発も積載することができる。
[Lift Capacity]は[140]
すなわち、兵40名と軽砲１門
イタリアで は1939年3月〜1943年8月まで
イタリア社会共和国（RSI）では、 1943年10月〜1946年12月まで
お次はフランスの輸送機です。
フ ランスでは航空機会社「ポテ」で、爆撃機や偵察機が作られました。
この「Potez 65」は、大型旅客機「Potez 62」を元にして作られた軍用輸送機です。
また「Potez 650」は「Potez 65」の量産型です。
しかしフランスでは大戦中、空挺作戦が行われなかったため、ほとん ど活躍はしていません。
1937年から生産が始まり、全部で15機が作られたのみです。
ルーマニアではエンジンを改良した「Potez 651」を6機購入しました。
（ゲームではPotez 65Tとして登場）
ルーマニアでは1944年7月、ブカレスト近郊のポペスティ-レオルデニ空港での空挺作戦に参 加しました。
[Lift Capacity]は[20]
フランスでは 1937年1月〜1940年7月まで
ルーマニアでは1941年6月〜1944年9月まで
輸送機の最後は日本から。
えー最後はびしっと締めたいところなんですが・・・・
実はこの機体に関しては不明な点があります。
航空機に詳しい方なら、すぐにお気づきだと思いますが、「Kawasaki Ki.57」という機体は存在しませんw
川崎には「一式貨物輸送機」（Kawasaki Ki.56）という輸送機があります。
また「Ki.57」で探すと、「Mitsubishi Ki.57」という輸送機があります。
通称「一〇〇式輸送機」というやつです。
確実に言えることは、まず「Kawasaki Ki.57」という機体はないということ。
そしてそれに見合う機体 は、
「Kawasaki Ki.56」（一式貨物輸送機）
「Mitstubishi Ki.57」（一〇〇式輸送機）
この二つのうちのどちらかだということは推測できます。
「56 と57を誤ったか」それとも「川崎と三菱を誤ったか」
一式貨物輸送機も一〇〇式輸送機も、空挺作戦には使用されま した。
ゲームでの「Lift Capacity」は12、一式は14、一〇〇式は11〜19です。
ゲー ムで使われている写真では判断できません。
ゲームでの購入年月が1940年1月からになっていますが、一式も一〇 〇式も初飛行が1940年です。
じゃあどっちなんだよ！
個 人的には「Mitsubishi Ki.57」だと思います。
という根拠は、まず生産数、一式が121機に対し、一〇〇式は507機。
これは一〇〇式が日本軍の主力輸送機だったというです。
そして決定的なのは、一〇〇式は中国でも戦後〜1952年まで使用されたということです。
（ゲームでは中国では 1946年1月から購入可能になっています）
一応、これは検証報告で検証していきます。
日本では1940年1月〜1946年12月まで
中国共産党では1946年1月〜1946年12月まで
「ファルマン F60 ゴリアート」はフランスの飛行機です。
第1次大戦の末期に爆撃機として設計が進められたが終戦により、旅客機として誕生しました。
1920年代はフランスの一般的な旅客機でしたが、その反面、再び爆撃機として活用しようとファルマン社に依頼をしたのが日本陸軍です。
日本陸軍は1921〜1925年に16機を購入し、「T式二型爆撃機」と しました。
この「ファルマン ゴリアート」はF60からF68BN4まで改良型があり、約360機が生産されまし た。
その中でも「F68BN4」は、ポーランド空軍のために製造された機体で、約32機をポーランド空軍は購入し ています。
ゲームでは爆撃機としても登場します。
輸送機としては旅客機と同じぐらいの収容人数で10名で す。
1930年1月〜1936年12月
フォッカー社は元はドイツにあり、第1次大戦でレッドバロンの乗機である「フォッカー Dr.1」を製造したことで有名な会社。
し かしフォッカー氏がオランダ人だったこともあり、ドイツ敗戦後はオランダに移りました。
この「フォッカー F.VII」という機体はオランダで製造されたものです。
当時は旅客機でしたが、エンジンを2基から3基にした 「フォッカー F.VIIb/3M」では輸送機としても利用されました。
ポーランド空軍はこの「F.VIIb / 3M」を1929〜1939年に21機購入しました。
「Lift Capacity」は「110」
爆撃機としても購入可能
1935年１月〜1939年9月まで
アメリカのカーチ ス・ライト社が製造した輸送機「カーチス C-46 コマンドー」
DC-3（C-47）に対抗するために作った機体であるため性能は素晴らしい。
戦後も多くの国で輸送機として活躍、日本でも航空自衛隊で1978年まで運用され ました。
3181機生産
「Lift Capacity」はなんかの間違いのような「54」
1945年3月〜1946年12月
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