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航空機 5

Taylor O-57 (中国)

Taylor O-57

この機体は「Taylorcraft L-2」というアメリカの偵察機です。

通称「L-2 Grasshopper」です。

「グラスホッパー」と呼ばれる機体は、L-2、L-3、L-4とあります。

L- 2はティラークラフト社
L-3はエアロンカ社
L-4はパイパー社

この機体は当初、O-57と呼ばれていましたが、その後、L-2になりました。

また様々な改良型があります。

ゲームでは中国にだけ登場しますが、中国がどれだけ購入したのかは不明です。

この「Taylor O-57」あるいは「O-57A」は、356機が生産されました。

L-2としては、2000機以上が生産されまし た。

中国では、1942年1月〜1946年12月

Taylor O-57


Kwangsi 3 (中国)

Liuchow Kwangsi Type 3

「Liuchow Kwangsi Type 3」は中国で作られた複葉戦闘機です。

1937年7月に廣西飛行工場で試作機が完成し初飛行しましたが、その結果、生産化には至りませんでした。

1機のみ作られたとあります。

1930 年1月〜1937年7月

Kwangsi 3


Breguet XIX (ギリシャ・ユーゴ)
Breguet XIX B-2 (タイ)

Breguet 19

「ブレゲー19」はフランスのブレゲー社で作られた偵察機です。

初飛行は1922年ですが、 この機体は当時の長距離記録飛行で1925年に世界記録を樹立しました。

また世界一周飛行のときは、日本の立川飛行場にも立ち寄っています。

速度も戦闘機よりも速かったそうです。

1924年から生産が始まり、2700機が生産されました。

タイに登場する「Breguet XIX B-2」は、軽爆撃機として製造されたものです。

ギリシャでは30機のブレゲー19を購入しました。

ユーゴスラビアでは100機を購入しました。

タイでは詳細は不明です。

ギリシャでは1930年1月〜1932年12月

ユーゴスラビアでは1930年1月〜1941年4月

タ イでは1930年1月〜1946年12月

Breguet19


Koolhoven  (オランダ)

Koolhoven

この「コールホーフェン」という飛行機はオランダのコールホーフェン社で開発された複葉機です。(当たり前か)

初飛行は1935年、当初は練習機として設計されたのですがその後、オランダ空軍とオランダ海軍から発注を受けました。

生産数は142機

ゲームではオランダに「Koolhoven」という名称で登場しますが、 これは「Koolhoven FK51」だと思われます。

1939年9月〜1942年6月まで

Koolhoven


Koolhoven FK.52 (フィンランド)

Koolhoven FK52

こちらも「コールホーフェン」ですが、こちらは「コールホーフェン FK52」

この機体は1937年に初飛行、 1939年に生産が始まったが、わずか6機のみの終わっている。

フィンランドはスウェーデンが購入したこの機体を 譲り受け、フィンランド空軍で冬戦争から継続戦争まで活躍したが、1943年全機消失しました。

1940年1月 〜1943年12月

Koolhoven FK52


Fokker C.V (オランダ)
Fokker C.V.D (ハンガリー)
Fokker C.V.E (ノルウェー)

Fokker C.V

フォッ カーC.Vはオランダのフォッカー社で作られた複葉機です。

主に偵察機と軽爆撃機として使用されました。

「C.V」 は「C5」の意味です。

1920年代初めに作られ、生産は1924年から始まりました。

この機体は当時ベストセラーとなり、多くの国に輸出されま した。

特にフィンランドやスウェーデン、イタリア、ノルウェーなどで活躍しました。

ハ ンガリーに登場する「Fokker C.V.D」は、偵察機および戦闘機で、ハンガリーでは68機購入しました。

ノ ルウェーに登場する「Fokker C.V.E」は軽爆撃機で、ノルウェーは46機購入しました。

生産は全てのタ イプを合わせて955機です。

オランダでは1930年1月〜1939年8月

ハンガリーでは1936年1月〜1942年12月

ノルウェーでは1930年1月〜1940年6月

Fokker C.V


Romeo Ro.1 (イタリア)

Romeo Ro1

この 「Romeo Ro.1」は、上記の「Fokker C.V」をイタリアが購入しライセンス生産した機体です。

イタリアの「I.M.A.M」という会社は、1923年に航空機生産を始め、この「Fokker C.V」を手本に「Romeo Ro.1」を生産化しました。

この機体は1927年に「IMAM Ro.1」と名前が変更しましたが、今でも「Romeo Ro.1」と呼ばれています。

1930年1月〜1940 年12月

Romeo Ro.1


IMAM Ro.37 (イタリア)
Meridionali R37 (スペイン)

Ro37

「IMAM Ro.37」は上記の「Romeo Ro.1」の後継機となった偵察機です。

1933年に初飛行、当初はイタリアのロメオ社により設計された機体で、 「Ro.37」と呼ばれましたが、その後、IMAM 社との提携により「IMAM Ro.37」となりました。

この機体はエチオピア戦争とスペイン内乱で活躍しました。

スペインでは「Maridionali R37」と呼ばれ、約70機が購入されました。

生産は294機です。

イタ リアでは1935年1月〜1946年12月

スペインでは1936年7月〜1939年5月

IMAM Ro.37


 Fokker C.X (フィンランド)

Fokker CX

「フォッカー C10」は上記の「フォッカーC5」の後継機です。

1934年に初飛行、その後、生産に入ったが大した発注 もなく少数生産に終わりました。

オランダでは全く活躍することができませんでしたが、フィンランドでは冬戦争、継続戦争を通して活躍しました。

そしてフィンランドでは1936年に購入した4機を元にライセンス生産をしています。

生産数は全て合わせて68機

購入は1936年1月〜1946年12月

Fokker C.X


Hover MF-11 (ノルウェー)

Hover MF-11

正式名称は「Marinens Flyvebaatfabrikk M.F.11」、通称「Hover MF-11」

ノ ルウェーで作られた哨戒機です。

初飛行は1933年、29機が生産されました。

1940年のドイツ軍のノルウェー侵攻でドイツ軍に鹵獲され、一部はフィンランドに提供されました。

1930年1月 〜1940年6月

Hover MF-11


Fairchild PT-19 (ノルウェー)

Fairchild PT-19

アメリカのフェアチャイルド社が練習機用に開発した機体。

1939年に初飛行、その後、軍用機としてアメリカ陸軍に採用されたため大量生産となりました。

PT-19は、PT-23、PT-26と改良されながら、全て合わせて6397機が生産されました。

カナダや南米の国々にも輸出やレンドリースされました。

ノルウェーは1940年にドイツに敗北した後、ノルウェー空軍は英国に亡命しますが、その後、カナダで終戦までキャンプをしました。

その施設を「リトル・ノルウェー」と言います。

そこでこの機体は使用されました。

1940 年7月〜1942年12月

Fairchild PT-19


Renard R31 (ベルギー)

Renard R31

ベルギーのレナール社で作られた偵察機。

この「レナール R31」はベルギーの航空機としては唯一、大戦に参加した機体です。

1932年に初飛行、生産は34機

大戦が始まった頃は既に旧式化しており、1940年のドイツ軍の侵攻では、ほとんどが地上で破壊されてしまいました。

1935 年1月〜1940年6月

Renard R31

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