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航空機  4

偵察機

偵察機の特集です。

偵察機は全ての国で購入できます。

基本的には1930 年代は複葉機での偵察機、1940年代になると単葉のプロペラ機になります。

偵察機の任務は策敵ということなんですが、空からの策敵 というのは、いまだにピンときません。

ボードゲームでもSPWAWにもなかったからでしょうか。

(そもそも空中偵察を取り入れるということがこのゲームに必要なのかという気もするんですが・・)

実際にはどれくらいの戦力規模ならば偵察機の要請が可能だったのでしょう。

中隊〜1個大隊規模ではわざわざ偵察機が呼べるとは 思えませんし、偵察機を要請するくらいなら、爆撃機を要請したくなるのではないでしょうか。

また、空からの策敵では戦車などの大きい物体が見えるのは当然ですが、 歩兵などは見えたのでしょうか。

こういうところをゲームでどう消化していくかは、 プレーヤーの選択になってくるでしょう。


Auster Mk IV
(イギリス・フランス・カナダ・ANZAC・ベルギー)
Auster (ノルウェー)

Auster Mk4

「ブリティッシュ・ティラークラフト・オースター」は、 元はアメリカの民間機であった機体をイギリス空軍が採用し、ライセンス生産されました。

イギリスでは当初、AOP (Air Observation Post)(空中監視所)として、砲兵観測の役割を担いました。

他にも 空中偵察や写真偵察も行いました。

生産は全てのタイプを合わせて1630機

ゲームに登場する 「Auster Mk IV」は、255機が生産されています。

イギリス以外でも様々な国で使用され ました。

1960年代にヘリコプターが配備されるまで活躍しました。

(SPMBT でも1959年までイギリス軍の偵察機です)

イギリス、フランス、ANZACでは1943年1月〜1946年12 月

カナダでは1942年12月〜1946年12月まで

ベルギーでは 1940年7月〜1946年12月

ノルウェーでは1943年1月〜1945年12月

Auster Mk IV


Lysander
(イギリス・カナダ・ANZAC・ギリシャ)

Lysander

「ウエストランド ライサンダー」はイギリスで作られた機体で、イギリス陸軍の地上での作戦を支援する偵察任務や着弾観測をするために作られました。

1938年から実戦でも使用され、大戦が始まると軽爆撃機としても用いられましたが、あまりにも低速なためにドイツ軍機に狙われ、被害が続出しました。

その後は特殊任務(スパイ潜入)や前線からの兵士救出などで活躍をしました。

1786機が生産されました。

イギリスでは1938年3月〜1943年12月まで

カナダでは1940年1月〜1946年12月

ANZACでは1939年1月〜1946年12月

ギリシャでは1942年2月〜1941年5月までがイギリス空軍の機体 「BR Lysander AOP」

1941年6月〜1946年12月がギリシャ空軍の機体です

またギリシャでは爆撃機としても登場します

Lysander


Hawker Hart (イギリス・ANZAC)

Hawker Hart

イ ギリスのホーカーハートは1930年代に活躍した機体です。

第1次大戦から第2次大戦の間にイギリスで採用されま した。

エンジンにロールスロイス ケストレルを装備したため、約300Kkm/hのスピードが出ました。

ゲームでのスピードは3です。

「Demon」 「Osprey」「Audax」「Hartbees」「Hardy」「Hind」「Hector」

などの派生型も 多く作られました。

生産は1930機

個人的には「ホーカーハート」とか 「ライサンダー」というネーミングがかっこいい!

イギリスでは1930年1月〜1938年2月

ANZAC では1930年1月〜1938年12月

Hawker Hart

L3 Grasshopper (アメリカ・フランス)

L3 Grasshopper

アメリカのエアロンカ社が製造した「L3 グラスホッパー」

この機体はアメリカ陸軍航空隊により初めての発注となりました。

着弾観測、前線偵察、負傷兵の護送、輸送機としても活躍しました。

生産は1500機

L3 Grasshopper

特徴は「Lift Capacity」が「3」であるということ

だが偵察機には輸送機のように兵員を搭乗させることは不可能

1941年1月〜1946年12月


Boring P-26 (アメリカ・海兵隊)

Boring P-26

アメリカ ボーイング社が開発した「ボーイング P-26 ピーシューター」戦闘機。

戦闘機とは思えないほどのド派手な塗装がアメリカって感じ。

全金属製、低翼単葉、開放座席、張線、固定脚と魅力満載な機体。

1932年に初飛行し、 1934年から運用が始まる。

中国が11機を購入し、日中戦争では日本海軍の九六式陸上攻撃機を6機撃墜している。

162機が生産

アメリカでは偵察機と戦闘機として登場する。

Boring P-26

アメリカでは1938年1月〜1941年12月

海兵隊では1934年1月〜1940年7月


Curtiss A-12 (アメリカ)

Curtiss A-12

「カーチス A-12 Shrike」 攻撃爆撃機はアメリカのカーチス 社で作られました。

アメリカ陸軍初の全金属低翼単葉軍用機です。

1933年に生産が始まり、わずか46機が作られました。

1941年の日本軍の真珠湾攻撃のときに、ハワイに現役の9機がありましたが、戦闘には参加していません。

また1936年に中国が輸出用の機体20機を購入し、1937年に日本軍の九四式艦上爆撃機を4機撃墜する戦果を挙げました。

アメリカで は1935年1月〜1937年12月

また攻撃爆撃機としても登場する

Curtiss A-12


Curtiss P-6 (アメリカ・海兵隊)

Curtiss P-6

「Curtiss P-6 HAWK」は、アメリカで1927年に作られました戦闘機。

アメリカ陸軍航空隊用に量産された最後の複葉 戦闘機でもあります。

様々なタイプがありますがその中の「P-6S」は日本が1機購入している。

70 機が生産されました。

アメリカでは1930年1月〜1934年12月

海兵隊では1930年1月〜1933年12月

Curtiss P-6


F3F-2 Littlecat (海兵隊)

F3F-2 Littlecat

こちらはアメリ カ海軍が最初に採用した複葉戦闘機。

1935年にグラマン社によって開発されました。

後のF4F ワイルドキャットは有名だが、こちらはリトルキャットと言われるのが面白い。

胴体が太く短いので、 愛称は「空飛ぶ樽」(笑)

海軍と海兵隊により使用されました。

F3F-2 は、 F3Fのエンジン改良型です。

生産は1936年から1939年の間に147機が作られました。

海兵隊で1937年1月〜1941年12月まで

F3F-2 Littlecat


Vought OS2U (海兵隊)
Kingfisher (オランダ)

Vought OS2U

アメリカのヴォート社が開発した観測機。

複葉観測機O3Uの後継機として作られ、水上機型としても生産されました。

アメリカ海軍の艦載機として偵察任務を行いましたが、対潜哨戒任務や海上救難活動でも活躍しました。

愛称は 「キング フィッシャー」(かわせみ)

生産は1519機

海兵隊で1940年8月 〜1946年12月

オランダでは1944年8月〜1946年12月

Vought OS2U


Piper NE-1 (海兵隊)

Piper NE-1

その中で 「J-3」は最も有名になった機体で、1947年までに民間機を含めて20000機が生産されました。

軍用機とし ては、アメリカ陸軍が「J-3」を、アメリカ海軍が「NE」を使用しました。

海軍仕様の「パイパー NE-1」は230機が生産されました。

1942年1月〜1946年12月

Piper NE-1


Potez 63.11 (フランス)
P.63-11 (ルーマニア)

Potez63.11

「ポテ 63.11」 はフランスのポテで開発された双発の偵察機。

1938年に初飛行し、1939年から配備されました。

700 機が生産されたが、 速度が遅くドイツ軍機により200機が撃墜されています。

ヴィシー政権下でも偵察任務に使用されました。

また他国にも多く輸出されています。

ゲームではルーマニアでも購入可能です。

フランスでは1938年1月〜1943年4月

ルーマニアでは1941年1月〜1944年12月

Potez 63.11


Potez 25 (フランス・ギリシャ・ルーマニア)
Potez 25A.2 (スペイン)
Potez XXV A2 (ポーランド)

Potez 25

この 「ポテ(ポテーズ)25」は、1920年代に作られたフランスの複葉機。

1920年代なのでかなり古いが、爆撃機 から偵察機、戦闘機まであらゆる用途で使用され、また多くの国でも使用された機体です。

初飛行は1924年、約4000機が生産されました。

「Potez 25 A2」は偵察機として、「Potez 25 B2」は爆撃機となっています。

ポーランドではこの機体を16機購入しライセンス生産しました。

そしてポーランド国内で約300機を生産しました。

「Potez XXV A2」の「XXV」は「25」のことですw

ポーランドで登場する「Potez XXV A2」は名前も性能も同じですが、若干、機体のエンジン部分の形が異なる機体が登場します。

これはポーランドで国 内生産された機体で、この機体はエンジンがポーランド製のエンジンに換装されているためです。

フランスでは 1930年1月〜1937年12月

ギリシャでは1933年1月〜1941年1月

ルーマニアでは1930年1月〜1938年12月

スペインでは1936年7月〜1939年4月

ポーランドでは1930年1月〜1933年3月、もう一つの機体は1933年4月〜1939年9月

Potez 25


Polikavpov U-2 (ソ連・中国・ユーゴスラビア)

Polikavpov U-2

「ポリカルポフ U-2」(Po-2)は、1920年代にソ連で開発された複葉機。

当初は練習機として設計されたが、1928年から量産化され、20世紀前半までは世界最高となる40000機が生産されました。

機体は複葉機でしたが独ソ戦で は、その利便性で偵察任務だけでなく、ゲリラ活動、夜間爆撃機にまで利用されました。

映画にもなった「ナイト ウィッチ」とい うソ連の女性パイロットによる夜間爆撃隊もこの機体を使用しました。

ソ連では1930年1月〜1946年12月

中国では1937年8月〜1946年12月

ユーゴスラビアでは1945年1月〜1946年12月

Polikavpov U-2

航空5