Steel Panthers World War 2   JAPANESE  HQ

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Reising M50   (海兵隊)
M97 Shotgun (海兵隊)
PPSh-41  (ソ連)
MP717 (r)  (ドイツ)

PPS-42  (ソ連)
PPS-43  (ソ連)

M/34-40 DPP  (フィンランド)
Suomi M31 SMG (フィンランド)
Kpist m/44 (フィンランド)
Gustav m/45 SMG (スウェーデン)
Kpist m/39 SMG (スウェーデン)
Kp m/37-39 SMG  (スウェーデン)
Kpist m/40 SMG  (スウェーデン)


砲・武器・特殊兵器 13

Reising 45 SMG  (海兵隊)


これはアメリカのH&M Firearmsという銃を作っている会社で作られたもの。

1941年に警察用として開発されました。

太平洋戦線のようなジャングルでの戦いで短機関銃は威力を発揮しましたが、トンプソン短機関銃は不足しており海兵隊までは供給されませんでした。

そこでこの「レイジング M50」が採用されましたが、扱いにくく信頼性が低かったそうです。

約1万挺が生産され海兵隊によって使用されました。

ゲームでも海兵隊にのみ登場します。


M97 Shotgun  (海兵隊)

ついでにショットガンの紹介を一つだけしておきます。

M97 ショットガンは、「ウインチェスターM1897」とも言われます。

アメリカのショットガンの歴史は古く南北戦争でも使用されました。

第一次大戦では塹壕戦での威力がすさまじく、トレンチガン(塹壕ガン)とも言われ、ドイツからは戦争法に違反しているといちゃもんが付けられたほどです。

第二次大戦の欧州戦線ではほぼ使用されませんでしたが、太平洋戦線では優れた武器となり海兵隊に重宝されました。


ゲームでは海兵隊にのみ登場します。

余談ですがバイオハザードではハンターを倒すにはショットガンですよね。


PPSh-41  (ソ連)
MP 717 (r) (ドイツ)


ソ連の短機関銃「PPSh-41」

読み方は「ペーペーシャ 41」でいいのか(?)

ソ連の短機関銃の開発は、1934年に「PPD-34」、1938年に「PPD-38」が開発されていましたが、対フィンランド戦が始まるまではお蔵入りとなっていました。

しかし1939年のフィンランドとの戦いで、フィンランド軍の使用する「スオミ M31」短機関銃の有効性を知らされ、それまでお蔵入りしていた「PPD-34」「PPD-38」の生産を始めました。

その「PPD-38」の後継として1941年に「PPSh-41」が開発されました。

71発入りの独特なドラム型弾倉が特徴で600万挺が生産されました。

東部戦線ではドイツ軍も好んでこの短機関銃を使用しており、「MP717(r)」と呼ばれゲームでも登場します。

名作「戦争のはらわた」でもシュタイナーが使っていましたよね。



PPS-42  (ソ連)
PPS-43  (ソ連)


ソ連が開発した短機関銃。

PPSh-41の後継銃。

発射速度はPPSh-41と同じだが、精度はPPSh-41よりはるかに優れていました。

PPS-42はあのレニングラード包囲網の中、レニングラードの兵器工場で生産され、その後200万挺が生産されました。

PPS-43はPPS-42の改良型として作られ1943年に採用されていますが、形状はほぼ同じです。

ゲームには2種類が別々にSMG部隊に登場しますが性能に差はありません。

ゲームには登場しませんが、ドイツ軍はPPS-43を「MP719(r)」として使用しました。


M/34-40 DPP SMG (フィンランド)

フィンランド軍はソ連との戦争で、ソ連軍からPPD-34、PPD-38、PPD-40を鹵獲して使用しています。

(いずれもソ連軍には登場しません)

フィンランド軍では「M/34 PPD」「M/34-38 PPD」「M/40 PPD」となっています。

「M/34 PPD」と「M/34-38 PPD」は冬戦争で178挺、「M/40 PPD」は継続戦争で数百挺を鹵獲しましたが、次第に弾薬や交換パーツがなくなったため使用されなくなりました。

「PPD-40」は、ソ連国内で約8万6000挺が生産されましたが、あまりにも高価だったため生産は中止となり、PPSh-41に代わっていきました。

ゲームでは全て「M/34-40 DPP」としてフィンランド軍に登場します。


Suomi M31 SMG (フィンランド)

フィンランドの技術将校アイモ・ラハティが開発した短機関銃「スオミ KP/31」

フィンランドの短機関銃の開発は早く、1922年に試作型「M/22」ができ、1926年に「M/26」が100挺作られました。

「M/26」には欠点があったので、それを改良し作られたのが「M/31」です。

フィンランドの戦場は森林が多く、フィンランド軍にとって短機関銃は頼もしい武器になりました。

火力、精度、発射速度、信頼性など他の短機関銃より優れていたと言われています。

1953年までに約8万挺がフィンランドで生産されました。

またスウェーデンとスイスでライセンス生産が行われました。


Kpist m/44 SMG  (フィンランド)

フィンランド軍は1943年の夏にソ連軍の「PPS-42」を初めて鹵獲し、1944年の夏には「PPS-43」も大量に鹵獲しました。

ソ連製の弾薬(9mm)は数に限りがあるため、この銃のマガジンをフィンランド製の弾薬(7.62mm)が使えるように改造したのが「Kpist m/44」です。


Gustav m/45 SMG (スウェーデン)


スウェーデンの短機関銃を紹介します。

有名なカールグスタフで作られた「カールグスタフ m/45」です。

スウェーデンではドイツのMP40、フィンランドのスオミM/31、イギリスのステン、ソ連のPPSh-41、PPS-43、アメリカのトンプソンなど様々な国から短機関銃を輸入して使用していましたが交換パーツや銃弾の調達が難しくなったことから、1944年に国産化を目指し開発が始まりました。

1945年に採用され、その後2007年まで使用されました。


Kpist m/39 SMG
Kp m/37-39 SMG 
Kpist m/40 SMG
(スウェーデン)

ゲームに登場するその他のスウェーデンの短機関銃を一気に紹介しておきます。

Kpist m/39 はドイツ製の「MP35/1」で、1800挺を購入しました。

Kp m/37-39 はフィンランドのスオミM/31をスウェーデンでライセンス生産したものですが、若干改良しスウェーデン版としています。

Kpist m/40はアメリカのトンプソン短機関銃。


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