Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
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Type 92 Osaka
Vickers - Morris
日本の装甲車についてはいまだに分かっていないことが多く、はっきりとした正解がありません。
民間企業が国の産業保護により装甲車輌を作るようになったことで、コピー品がいくつか出回ったりもしています。
戦車と違って、トラックの車体に装甲板を被せるだけなので民間でも製造しやすかったのでしょう。
それと空襲により工場が消失してしまっているというのも大きな原因の一つです。
工場が消失してたことで日本では分からないのですが、戦時中に車輌が海外に送られていたために海外での写真が残っているのが、これ。
「M2592 大阪」装甲車とあります。
紀元2592というのは1932年のことです。
これが「Type 92 Osaka」なのかどうかですが、大阪には大阪砲兵工廠があり、ここでも装甲車が作られていたのでほぼ間違いないのですが、いかんせん日本側でこの確証を得ることができません。
(全て英文サイトのものです)
この車輌は上海で見つかっているということなので、大阪砲兵工廠で作られた車輌は上海に送られていたということになります。
なのでこの4輪車輌が「Type92 Osaka」ではないかと思いましたが、ゲームに登場する「Type 92 Osaka」は6輪仕様となっています。
調べていくと大阪砲兵工廠では4輪タイプと6輪タイプも作られたそうです。
4輪タイプは陸軍用で、6輪タイプは海軍用として作られており、中国・満州そしてマレー半島にも送られたとあり、ゲームでタイで登場する理由が分かりました。
どれくらいの数があったのかは全く分かりません。
もしかすると現地で生産していたのかもしれません。
日本軍の九三式装甲自動車と同じデータですが詳細は謎に包まれたままです。
マレー半島の戦いが終わった1942年3月から購入可能
イギリスのヴィッカーズ・モーリス装甲車
1930年初めにタイはイギリスのヴィカーズ社に新しい車輌の発注をしました。
ヴィッカーズ社にはヴィッカーズ・クロスレイ装甲車がありましたが、クロスレイの車体からモーリス社の車体に変更して作ったのがヴィッカーズ・モーリス装甲車です。
全体的に性能はクロスレイ車よりも劣ります。
1931年に6輌が作られ、タイに渡されました。
(上の写真の6輌です)
タイでは1943年ごろまで使用されました。
武装はヴィッカーズ機関銃1挺
スピード19(45km/h)
装甲値1