中級編

基本編では設定から操作までの基本をステップごとに説明しました。
皆さん、いかがでしたか。

基本編はこのサイトを立ち上げる前から企画していたものであり、基本編を読むことでSPWW2をプレイすることができ、またSPWW2を楽しむことができるようになると思い書きました。

そうしてサイトを開設して5ヶ月ほどが経ち、最近思うことは、なんだか基本編だけでは足りないんじゃないかということです。

軍隊で例えれば、徴兵されて（志願でもいいですが）、銃の撃ち方や戦闘の仕方などを教えられただけで、「ハイ、じゃあ君はこれから最前線ね、頑張って」と言われるようなものです。

そこでいいベテラン指揮官に出会えたり、自分なりにいろいろ学ぼうとする人は、生き残っていくんでしょうけど、大抵の新兵は脱落していくことでしょう。

なので基本編を学んだだけで、「はい、じゃあ後は楽 しんでください」と言うのは、少々酷なことではなかったかという反省をふまえ、この中級編を作ることにしました。

中級編というと漠然すぎるので目標を設けました。

それはただプレイすることではなく、皆さんが、分隊長あるいは小隊長、はたまた中隊長として優秀な指揮官となっていただくことです。

「そんなこと言っても俺は指揮官なんぞに興味はない」と仰せの方もおられるでしょう。

20世紀にボードゲームで「スコードリーダー」というのがありましたが、このゲームは日本語の題名が「小隊指揮官」でした。
プレーヤーが小隊指揮官となり、プレイするものでした。

このゲームでは優秀な指揮官が戦場でもたらす効果というものが如何に絶大であるかということを実感できる大変素晴らしいゲームでした。

SPWW2 はこのスコードリーダーほど細かいルールはないにしろ、ゲームとして扱うのは小隊（分隊）単位です。

そのためプレーヤーが、小隊長や中隊長としての指揮官としていかに戦うかが求められるゲームです。

（A0の司令部も指揮官だが、安全なところにいる指揮官は指揮官と呼ばせない）

なのであなたがゲームをする以上、指揮官という立場から離れることはできないのです。

ちょっと得意のお説教っぽくなっちまいましたが、要するにですね、

「きちんと戦う」

ということがこの中級編の最大のテーマです。

「はあ？」と思われる方もおられると思いますが、もっと言い換えれば「適当にやらない」というです。

「きちんと戦う＝適当にやらない」

どういう意味かというとですね、適当に動かしたり適当に戦闘してたりすると、大抵飽きてしまうんですよ。

中には適当にやっても面白いシナリオもあります。

また適当にやってもそれなりの面白さがあります。

ですが大方、兵器には関心があっても戦記はそんなに詳しくない人が、適当にやると余命3ヶ月くらいで飽きます。長くても6ヶ月くらいでしょう。

きちんと戦ってこそ、このゲームの面白さを分かっていただけるのではないかと考えておりま・・・あーもういいや。

とにかく中級編を始めていくことにしましょう。

まずご理解いただきたいのは、中級編は攻略ではないということです。

上でも書きましたが基本編だけでは、まだ説明しきれていないことがいくつか残っていますので、それらの補足説明をすること、そして各シナリオの背景と戦史などもふんだんに取り入れ、 そのシナリオの特徴やマップの見かた、また戦術なども見て生きたいと思います。

もちろん目標はあなたが優秀な指揮官になることですので、あなたが実際にプレイして上達していく他はどうしようもありませんが。