Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
| 月日:1943 年8月11日 場所:ハリコフ近郊 バトルタイプ:ドイツ (Advance) vs ソ連(Delay) 登場部隊: ドイツ軍 第3SS装甲擲弾兵師団「トーテンコープフ」の第3工兵大隊 ソ連軍 第5親衛軍と第5親衛戦車軍の一部 |
第3SS 装甲師団「トーテンコープフ」の活躍を描いたシナリオです。
(トーテンコープフは1943年10月に装甲師団となる)
ですが珍しくこのシナリオはある主人公が中心です。
その主人公というのが、タイトルにも書いてありますが、「Max Seela大尉」です。
(トーテンコープフには「マックス・ジモン中将(Max Simon)」という有名な将軍がいますが、その人ではありません)
このマックス・シーラ大尉、 日本での知名度が低いせいか、日本語のウィキぺディアもなく検索にも出てきません。日本では戦車長以外の兵士はあまり人気がないんですよ。一応、英語のウィキペディアはこちら
ですがこの方、あの「騎士鉄十字章」の受章者です!スゴイ!
(ちなみに「一級鉄十字章」の受章者は約30万人いるのに対し、 この「騎士鉄十字章」の受章者は7313名しかおらず、受章者は英雄視された)
騎士鉄十字章なんつうのは、もう孤軍奮闘か、敵の大群をやっつけたぐらいのものすごーい戦果をあげなくてはもらえない(認められない)ものです。
でもこの章をもらったから英雄になったという以前に、 戦場での兵士からは英雄的な存在であったんでしょう。
さて、 このシナリオの背景となる戦闘に関してです。
1943年8月というのは、7月にドイツ軍がクルスクでの戦闘で敗北することで、 ソ連軍が攻勢をかけてきます。
それがルミヤンツェフ作戦(Rumyantsev)で、ベルゴロド・ハリコフを解放するというのが目標でした。
(この作戦も日本では知られていない。というか日本でロシア側のことはほとんど検索にひっかからないので、英語のサイトを引用してます)
で、 トーテンコープフはというと、この師団はヒトラーから信頼が厚かったといいますが、、不運にもいつも激戦地に転々としています。この1943年8月にも、 ミウス川橋頭堡を巡る攻防で大損失を出しながらも活躍をしたにもかかわらず、今度はハリコフ近郊へと移動させられます。
(トーテンコープフの戦史を追っていくと、ホント同情したくなります)
このときにハリコフ近郊でダスライヒと共にソ連軍と戦っていますが、 まあここでものすごい消耗戦を繰り広げています。
今回のシナリオの日付である8月11日の戦闘というものをできうる限りの日本語での資料本を探してみましたが、 細かい戦闘経過は見当たりませんでした。
こうなったら、このシナリオの作者であるCB Blackard氏がシナリオ作成に参考にした「Decision in the Ukraine Summer 1943」という著書を取り寄せようかと思いましたが、踏みとどまりました。
では戦力を見ていきましょう。
実に簡単です。
ドイツ軍は7個の工兵分隊と、その分隊を乗せた8台のハーフトラックだけです。
ハーフトラックは7台 がSdKfz 251/1で武器はMG34一丁。
そして1台だけSdkfz251/16があり、これは火炎放射器を搭載していますので、兵員は搭乗できません。
ええ?なんで乗れないのか納得いかないって?
実はこのSdkfz 251/16は2台の火炎放射器が左右の架台に取り付けてあり、当然車内には燃料タンクがあるわけですから、輸送用ではないのです。
乗りたければどうぞ、爆破炎上しても責任もてませんが。
またA0司令部はちょっと変わっていて、 Sdkfz251/1車輌自体が司令部ユニットとなっています。これは優秀な指揮官の場合にはよくあることです。
工兵隊について説明しておきます。
工兵というのはアメリカ、イギリス、ソ連などでは「Engineer」ですが、 ドイツでは「Pioneer」です。
「Pioneer」の意味は英語で習ったとおり、「先駆者」ですが、 ドイツでは文字通り戦場で一番先に障害物を取り除くという意味でつけられました。
一般的に工兵には、建設工兵と戦闘工兵があり、 建設工兵は陣地の構築や橋の架設をするのですが、ゲーム内の戦場においては、戦闘工兵だけが部隊として登場します。
SPWW2 での戦闘工兵隊が持つ特性は
| �� 地雷の除去 �� 鉄条網の除去 �� 対戦車障害(Dragon Teeth)の除去 �� 爆薬の使用 �� 火炎放射器の使用 |
|---|
�� の地雷に関してですが、SPWAWではプレイ中に工兵により地雷を埋設できましたが、SPWW2ではゲーム中に地雷を埋設することは不可能です。
これは工兵隊の本来の任務には地雷の埋設はないものと考えるものだろうと思います。
(SPWW2での地雷埋設は購入し配置画面で行う)
�´↓� に関しては工兵のみなら ず一般歩兵でも除去は可能です。
しかし工兵の除去能力は一般歩兵の3倍もありますので、一気に除去ができます。
(ただし経験値・士気・抑圧状態により、除去能力は左右される)
障害物を除去する場合に注意することは、 障害物のあるへクスに入れば問題ありませんが、障害物に隣接するへクスにいる場合は、ユニットの向きを障害物のへクスに向けておくことです。
全ての地雷が除去さ れれば、
「XXX CLEARS A PATH THROUGH THE MINES」
という表示がでます。(これは地雷の例ですが、他の障害物ならば「MINES」のところが変更)
�きイ倭�備している工兵隊が使用することができます。
�い稜�薬はドイツ軍では「Sprengladung」と呼ばれ、他国では「Satchel Charge」です。これは携帯爆薬です。
Sachel Chargeを使用することで、橋・建物などを破壊することができます。
もし爆薬だけを使用したいときは、 他の火器をオフにして使用します。
�イ鮖箸Δ海箸撚从劼魑�こすことができます。 火災の起こっているへクスにいる部隊は抑圧が自然にあがります。
敵が潜んでいそうなへクスに、Zキーで火炎放射器を使い攻撃することもオツです。
こうなると単なる放火魔になってしまいますが。
また戦車に対して「ASSAULT」攻撃を行う場合は、 �い筬イ鯀�備している部隊は成功する確率が非常に高くなります。
(「ASSAULT」攻撃とは「近接強襲」で、 戦車に対して抑圧の低いユニットが一か八か突撃攻撃を行うもので、失敗すると抑圧だけがあがる)
(v4.0 にて新たに加わった「Booby Traps」「Demolition Chrages」「Fougasse」という爆薬ユニットがあります。これについては「購入ガイド」で)
<シナリオの特徴>このシナリオの一番の特徴はなんと言っても夜間攻撃だということでしょう。
夜間攻撃とは言い換えれば奇襲ということになるでしょう。
似た言葉ですが夜這いではありません。
なので視界が非常に悪く、 200m(5へクス)しか視界がありません。
SPWW2では夜間という設定でも昼間と視界が悪くなるというだけで、 後はなんら変化がありませんから、夜間とか悪天候という条件の場合は脳内で補わなければいけません。
まずは最初の村を占領しましょう。
ですが、 ここでの戦闘は被害を必要最低限に抑えなければ勝機はありません。
このシナリオでDV(決定的勝利)を獲るには、 最初の村での戦闘でいかにして奇襲を成功させるかにかかってくると思います。
というのも、もしこの村の占領が遅れると、ソ連軍は北に配備 されているT34が援軍として向かってくるのと、支援砲撃を要請してきます。
もしこの支援砲撃が村一帯に敵味方関係なく注がれると、ドイツ軍の勝利は難しくなってくるでしょう。
ドイツ軍としては、工兵隊がいかに活躍するかというシナリオですから、工兵隊が持ち前の高い能力を発揮して、わずかな兵力で敵を壊滅しなければなりません。
どうやって?!・・・
工兵隊の高い能力とは、工兵隊は一般歩兵よりも基本的経験値が高いのですが、 ここで登場する全ての工兵隊はSS工兵隊なので、さらに上乗せして経験値も士気も申し分ないほど高い連中ばかりです。
そのため序盤で死傷者が出ても抑圧はすぐに回復し、反撃することは可能です。
なので反撃を恐れずに果敢に前進し攻撃し敵を撃破していくことを心がけましょう。
言い忘れましたが、工兵隊の装備は爆薬も火炎放射器も射程が1ですので、敵戦車を攻撃するときは、 隣接しなければいけません。
移動するときは1へクスずつ注意しながら移動するように心がけましょう。
敵戦車さえ撃破できれば後は簡単だと思います。
さあこれで最初の村は無事占領できるでしょう。
ですが、 問題は残りターンと、その後の戦術です。
(当然全てのVHを占領しなければいけませんよ)
どうやってマップ北のVHを奪うのか・・・
僕はこのシナリオでDVを取りましたが、騎士鉄十字章の英雄マックス・シーラ大尉でこそ成せた戦術だと思いました。
さあ、今度はあなたがマックス・シーラ大尉に代わり指揮官となり、 DVへと導いてください。
このシナリオでDVが取れるようになったら、次のシナリオでお待ちしております。