Steel Panthers World War 2 JAPANESE HQ
2014 年1月31日更新
この質問、日本のみならず海外でもよ〜く見かけます。
どれだけきちんと答えても、またしばらくすると誰かが同じ質問をするんですね。
この質問をする人に限っては、 SPWAWユーザーがする傾向があるんじゃないかなと思ったりしますけど、 どうなんでしょう。
で、
そういう一々答えるのも面倒なのでってことで、 あのSPWW2の「MOD作者」であるCross氏がこの違いについてまとめていますので、それを紹介します。
(カッコの中は僕の所感です)
Windows との相性
SPWAW :非対応(あまりよくない)
SPWW2 :ウインドウズにフル対応
(XP までは問題ない。それ以降だとできないことはないがストレスがたまる)
スクリーンサイズ
SPWAW :800x600
SPWW2 :1600x1200 or 1920x1080 (有料版のみ)
(無料版だと800x600が最高っす)
最大マップサイズ
SPWAW :240x100 hexes
SPWW2 :200x160 hexes
(縦が大きいか、横が大きいかの違いだけど、そもそもそんなに大きいマップなんて使わないし)
地形のHill (丘)の高さレベル
SPWAW :レベル3(height30)
SPWW2 :レベル15(height60)
(SPWAWは3段階だが、SPWW2は6段階で設定可能。これはSPWW2に 軍配)
ズームレベル (マップ拡大)
SPWAW :5
SPWW2 :6
(+ ボタンで拡大できるけど、そんなに大きくして見る必要もないというかぼやける)
ユニットの最大配置数(バトル時)
SPWAW :400ユニット
SPWW2 :500ユニット
(SPWAW は400オーバーして、よくゲームが落ちた。で、そのときのモチベーションの下がり具合は半端なかった)
部隊編成の最大数(バトル時)
SPWAW :100フォーメーション
SPWW2 :200フォーメーション
ゲーム最長ターン数
SPWAW :60ターン
SPWW2 :90ターン
(SPWW2 は60ターンを超える巨大シナリオはざらにあるよね)
歩兵ユニットの彩色数
SPWAW :4色
SPWW2 :5色(冬季modsを入れれば6)
登場国
SPWAW :27
SPWW2 :36
(これはSPWW2に軍配。ただしフィリピンが欲しいときがある)
OOB ユニットの多さ
SPWAW :ドイツOOBで260ユニット
SPWW2 :ドイツOOBで980ユニット
(これは驚異的な数のSPWW2が圧勝)
ユニットの分類
SPWAW :113
SPWW2 :255
(これもSPWW2はすごい)
SEサウンド
SPWAW :600
SPWW2 :150
(これはSPWAWの圧勝。 SPWAWのサウンドはリアルで素晴らしい。逆に SPWW2のサウンドのへぼさは理解不能。そのために domosoundmodsがある!)
Artillery (間接射撃での着弾)
SPWAW :自軍ターンの終わり
SPWW2 :相手が移動を終えた後
(SPWAWだと高速移動中の敵に砲撃を命中させられるので非現実的らしいが、そんなこと今まで一度も思いつかなかった)
(これに関しては引き分けということで)
装甲値表示
SPWAW :mm
SPWW2 :装甲値と傾斜角から算出した数値
(SPWaWは傾斜角が入っておらず、装甲値のみ)
臨機射撃に関して
SPWAW :プレーヤーが臨機射撃を操作できる
SPWW2: AI任せ
(SPWAWではわざと不必要な車輌を使い、「臨機を吸い出す」 ことで敵を見つけるという禁じ手ができてしまうことが欠点)
その他のごちゃごちゃしたところ
SPWW2 :PBEM対戦にてキャンペーンが可能(有料版のみ)
SPWW2 :銃弾が煙幕を貫通する
(これはSPWW2に軍配)
SPWW2 :パラシュート部隊が降下中に攻撃される
SPWW2 :戦車をバック操作できる
SPWW2 :歩兵は移動後に隠蔽しようとする(take cover)
(もっときちんと隠れなさいと言いたい)
SPWW2 :回復場所・後退場所を設定できる
(めんどくさくて設定してないや)
SPWW2 :部隊のIDを表示させることが可能(有料版のみ)
SPWW2 :車輌の冬季迷彩がある
(SPWAW H2Hもあった・・)
SPWW2 :偵察機ユニットがある
SPWAW :ユニットに「希少性」(Rarity)があり、必ず購入できるとは限らない
(これはあった方が面白いです。 生産数3輌の車輌が必ず購入できるのはどうかと)
SPWAW :コマンド&コントロール
(めんどくさいがこれはこれで素晴らしい)
SPWAW :サスペンションへのダメージ
(SPWW2 の「Weak point」とは少し違う)
SPWAW :天候設定と昼夜の設定が可能(視界と移動に影響)
(これはSPWAWに軍配。夜戦で虫の鳴き声を聴くと緊張感が出る!)
SPWAW :部隊が敵に見つかると「*」マークが表示される(Enhancedで修正)
(これは対戦では非表示にできました)
SPWAW :増援部隊を設定できる
(SPWAW に軍配。対戦では増援部隊があった方が絶対面白いから)
SPWAW :武器や砲がよく故障する
(SPWW2では全く見かけなくなった砲や機銃の故障ですが、 あった方がリアル感があります)
SPWAW :移動不能(Immobilized)になった車輌の修理ができる
(これもSPWW2にはありませんが、昔、対戦で修理で直ったときの喜びは今でも忘れない)
SPWW2 :AIの賢さ
(これはSPWW2の圧勝です)
SPWW2 :マップジェネレーターの便利さ
(SPWW2 の自動マップ生成機能は素晴らしい)
SPWW2 :PBEMでのセキュリティー
(これは比べる必要がないほどSPWW2)
SPWW2:移動後の射撃命中率がSPWAWに比べるとかなり低い
(これは僕の意見ですが、SPWAWとSPWW2の大きな違いの1つが、ユニットの移動後射撃だと思います。SPWAWはSPWW2よりもかなり命中します。 したがって爽快さと緊張感があります。それに比べ、SPWW2はほんと当たらないのでゲームとしての緊張感はSPWAW。この心理がゲーマーに与える影響 は大きいと思います)
Cross氏はどちらかというと、SPWW2の立場から見ているような感じがしますが、 僕はどっちがいいどっちが劣るというのは人それぞれかなって気がします。
だってゲームなんだから
無理に好きになる必要もないじゃないですか。
楽しめればそれでいいだけのこと
ってことで、久しぶりにSPWAWについて語りましたが、やっぱり懐かしいですねー
イントロのあのBGM聴くと ぞくぞくしちゃいます。
よく徹夜して朝を迎えたなー(涙)
そういえば、domo戦記の頃からお付き合いしてくださっている方々もいらっしゃるかと思われます。
皆様、 今後もよろしくお願いします!!