Steel Panters World War 2 JAPANESE HQ
SPWW2は基本的にはフリーのダウンロードソフトですが、 制作元のSharpnelでは、有料版も販売しています。
以前は有料バージョンには、 「Windows Safe Box」と「Windows Download」の2種類がありましたが、現在は「Download」バージョンのみとなっています。
お値段は時々セールをするときもありますが、だいたいいつも「39.95ドル」(約4400円)ですが、セールのときは「34.95ドル」(約3900円)になります。
では無料版と有料版の違いは何かということになりますが・・・
有料版でも無料版でも基本的には同じです。
なので有料版ユーザーと無料版ユーザーとの対戦も何の問題もなくできます。
有料版には特別な追加シナリオがあるとか、有料版のみの追加キャンペーンがあるということもありません。
それなら有料版を買う必要などないじゃない?
ということになりますが、有料版には拡張用の様々な追加機能がついていて、この機能は毎年のバージョンアップの際に、必ず追加機能が増えています。
1 「ゲーム画面」の設定が追加
1024x768
1152x864
1280x1024
1600x1280
ゲームを起動すると、一番初めの出てくるオプション画面の中の「Screen/WindowSize」で無料版は640x480 か 800x600 しか設定できませんが、有料板では上のさらに4つが追加されています。
2 PBEM トーナメントが可能
海外ではこの機能を使ってトーナメント式対戦が活発に行われています。
(トーナメント用セーブ画面が登場する)
3 PBEM用セーブスロットが増加
無料版ではPBEM用セーブスロットはたったの「5つ」しかありませんが、CDバージョンでは使いきれない(999)ほどスロットがあります。
これは対戦をやる人にはうれしい機能です。
4 マップエディターの使用が可能に
無料版でもマップは作成することができますが、CDバージョンはこのエディター機能でさらに複雑な地形を作ることができます。
これだけのためにも有料版は買ってもいいかも。
5 「エンサイクロペディア」のソートが可能に
SPWW2のエンサイクロペディアはものすごい量があり、ドイツ軍などはページ数も相当なものです。 有料版では、このエンサイクロペディアを自分の好きな「Unit class」や「Unit type」の順に並べ替えることが可能です。
また自分の希望する年代などにも並べ替えが可能です。
はっきり言ってこの機能はほしい!!
6 シナリオハック
7 キャンペーンハック
これは既存のシナリオやキャンペーンに手を加え細かい修正ができる機能です。
無料版は修正はできますがセーブができません。
これも欲しい機能の一つですよね。
8 臨機射撃フィルタリング(OP-FIRE FILTERING)
無料版では、 ユニットが臨機射撃をする場合、射程距離で調節するか、 いっそのこと武器をオフにして全く臨機射撃はしないかのどちらかしかできませんでした。
ですが、このフィルターを使うと、臨機射撃の際に相手ユニットの種類によって射撃するしないを調節できます。
例えば、AFV(装甲車)だけを攻撃するとか、歩兵だけを攻撃攻撃するというようなことができますし、 装甲車ならばその装甲が何ミリ以上ならば攻撃するという細かい設定まで可能です。
これは対戦車砲で待ち伏せするときに、 対戦車砲がむやみに敵歩兵に発砲してしまい位置がばれてしまうというようなことがありますが、 そういうことを防止できます。
これも素晴らしい機能です。
9 PBEMキャンペーン
文字通りPBEMで行うキャンペーンです。
10 部隊のID番号が表示される
無料版ではマップ上のユニットには小隊や分隊の番号は無表示ですが、有料版では画像のように、 B1やC2などの部隊の番号が表示されます。
これ、めちゃいいです!
数年前までは有料版の必要性はほとんど感じませんでしたが、最近はアップグレードでの有料版の強化が著しく、この他にも様々な便利な機能が毎年加わっています。
$34.95 (3600円)が高いか安いかと言えば、高くもないし安くもないというまたこれが中途半端な値段なんですよね。
海外ユーザーは購入している方が多いですね。
買う買わないはしばらくプレイしてみてからでいいと思いますので、気に入ったら購入してみてください。